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《140》ライターが思う“うまくない文章”
こんにちは、田中梓です😃
ライティングの仕事をするうちに、友人からは「どうやったら文章がうまくなるの?」と聞かれることがあります。
結論から言うと、正直私も自分の文章がうまいとはあまり思っていません。
ブログや解説などの長文からXのような短文に至るまで、私より文章がうまい人は数え切れないほどいます。
多くの「いいね」や閲覧数が付いていて、こういう文章が”文才”というのだと思います。
ただ、文章を書き続ける生活をするうえで、”うまくない”と思われる文章には特徴があると感じました。
今回は、ライター目線での”うまくない文章”についてまとめていきます。
うまくないと思われる文章には●●が無い
今でこそ自分の文章を他人に見られることに抵抗が無くなりましたが、初期は恥ずかしさが勝っていました。
ポエムや作詞のようなクリエイティブな文章ではなく、ブログという日記すら誰の目にも触れさせたくありませんでした。
その理由は、「文章が下手なことがバレる」から。
自分のレベルの低さを隠すために、知っているワードをひたすらつらねて、“頭が良く見えるように”必死でした。
その結果できあがる文章は、小難しいワードが散りばめられた薄っぺらい論文もどきでした。
内容が薄いのはもちろん、結局何が言いたいのかまったくわかりません。
うまくない文章には、”自分”がありません。
ライターになる前の私は、うまい文章は語彙力が豊富・誤字脱字が無い・貴重な情報がまとまっているというような特徴があると思っていました。
もちろんこのような特徴もうまい文章に当てはまりますが、その人自身の想いが無ければ無機質で面白くないものになります。
私に文章力アップを相談しにくる友人には、「自分の想いや見解があるかどうか」を確認するようにしています。
たとえば、自分が読んだ本についてのブログを書く場合、ただの概要説明になっていないかを見ます。
本のタイトルやあらすじを書いて、「おすすめなのでぜひ読んでください」で終わってしまうと、その人が書く意味が薄まってしまいますよね。「販売サイトの商品情報でも見ればいいや」と。
なぜその本を読みたいと思ったのか?
その本を読んでどう思ったのか?
どんな人に勧めたいのか?
この3点が書いているだけでも、ちゃんと”自分”が存在する文章になるはずです。
本や映画などはネタバレに気を付けて書く必要はありますが、ただの概要説明と比べて断然魅力的な文章になるでしょう。
ブログのような自由な文章で自分を書けるようになると、プレスリリースや企業サイトのような公的文章にも”自分”を出していけます。
公式の場合の自分とは、個人ではなく企業に当てはまります。
もしも企業やサービス自身が話せるとしたら、こんな点をアピールしたいだろうなと考えるようになります。
いま文章力が無いと感じている人がいたら、一度”自分”を込めた文章を書いてみてください。
※もちろん、いくら感想といっても誹謗中傷はNGです。
私もまだまだ場数を踏んで、自分の文章を磨いていきます。
ここまで読んでいただきありがとうございました😃
今後ともよろしくお願いいたします✨