はじめまして
はじめまして
これがnoteにおける私の初投稿である。
嘘である。
私の初めては公開直後にブチ切れて書き殴ったシンエヴァへの罵詈雑言に奪われてしまった。(既に削除済み)
もう既に「人生の夏休み」たる大学生活が8月31日を迎えるまで秒読みとなってきた。
まあ私長野県民だから夏休みなんて8月半ばには終わってたし、大学入ってから10月初めまで夏休みだから8月31日に思い入れないけど、こういうのは雰囲気。
何はともあれ、あっという間の4年間であった。その4年間の終わりに際して、何かをしておきたい、せめて何か始めたいという焦燥に駆られ、流行りに乗じてnoteでも書くことにした。
もともと物を書くことが好きなので、今こうしてつらつらと考えながらスマホをフリックするのは楽しい。
ただ才能があるわけではなかった。一縷の望みにかけて、あらゆる方法を試しては自分に文才がないことを度々再確認した。
何か一つでいいから飛び抜けた才能が欲しかった。若くて才能のある人間が憎たらしくてしょうがない。天才ならば会社なんか来ないでそれをその方面で遺憾なく発揮してほしい。金切り声で叫びたいのはこっちなのだ。
「才能がなくても今ある物で努力する」なんてことはできなかった。努力できるっていうのも才能だとずっと思っているし、努力の才能がない私が努力するのはものすごくしんどいから。
よく「君は努力ができればもっとすごかったろう」と近しい人に言われた。
違うんだ。
1の才能に99の努力を積み重ねた人間を101の才能で叩き潰すような人間になりたかったんだ。人の話を好意的に受け取るならば私はある方面に50くらい才能があったかもしれない。ただ残念ながら1の努力も重ねられず、悲しいかなもうその才能の消費期限を切らしてしまった。
またゲームでもスポーツでも道を極めた人ほど優しいみたいな話も聞いた。その定説を覆してはちゃめちゃ強くてクソみたいな性格の人間になりたかった。カルト的な人気とかに憧れた。
何一つとして強くなれなかった私にはクソみたいな性格だけが残った。
クソみたいな性格だからあらゆる物が嫌いで羨ましくて腹立たしい。でも人に嫌われるのは寂しいから社会生活ではできるだけ閉まっておく。
どうでもいい人に嫌われてもノーダメージ、みたいなお強いメンタルは備わっていなかった。
嫌われないようにある日はとある人物の悪口に話を合わせ、次の日には別の人が話す悪口に話を合わせた。そのまた次の日はあの人とあの人が私の悪口で盛り上がってるかもしれない、そんなことを考えた。
努力が嫌いで、好き嫌いが激しくて、そのくせ承認欲求と自己顕示欲が強くて、上っ面だけ整えて、体が弱い。
こんな人間でも職にありつけたのだから採用システムには疑問が残る。
入社後の人事部の辣腕に期待だ。
もちろん路頭に迷うのは嫌だが、化けの皮が剥がれて正当な評価が下された場合、マジで自社に置いておきたくない人材間違いなしだから仕方ない。
そうなった場合、これを読んでくれた方にはどうか嘲笑いながら声をかけて欲しい。
いよいよきちんと努力するから。