Twitter歴10年の私が一番感心した炎上を防いだ方法について語る
今や一般人から芸能人などとんでもない数の人がが利用しているTwitterですが、10年前というと芸能人で使っている人は殆どおらず、世の中はまだまだmixi全盛期で皆サンシャイン牧場で芋虫を取っていました。
私がTwitterと出会ったきっかけは当時通っていた大学が情報系の大学だったため、授業で使うのでアカウント取ってねと言われたのがきっかけです。(今使ってるのはサロン用に作ったやつ)
当時は割と無法地帯で何を言ってもOKな便所のラクガキだよ!って感じで炎上という言葉すら無かったんじゃないですかね…。
今のようにトレンドに政治とかフェミニズム関連の話題が並ぶのも殆ど見る事はあまりありませんでした。本当に趣味とか日常のこととか下ネタを呟いたりするツールでしたね。
いつの間にか日々あらゆるところで炎上が起こるようになっていますが、おおお~!やるじゃん!と思った炎上を鎮火する方法について語りたいと思います。本題まで長かったね。ごめんね。
某漫画家インフルエンサーの炎上を防いだ方法
名前は一応伏せますけどググれば出てくると思います。ちなみにこの記事は煽りでも何でもなく傍から見てすげぇな、と感心したので書いてます。特定しても私にあの人ですよね?とか聞くのは勘弁してくださいね
まずは事の経緯から。
①某新作映画の感想を描いたWEB漫画を複数のWEB系の漫画家がTwitterに一斉に投稿した
②その投稿時刻が同じであったため、実は企業案件なのではないかという憶測が飛ぶ
※企業案件の宣伝をする場合PRと明示する必要がある。ステルスマーケティングになっちゃうからね
③その後漫画家達が一斉に謝罪。試写会に招待されその感想を描いたPR漫画でした、という旨
④広告代理店からPRタグは付けないでいいと言われたという釈明もあり広告代理店の特定が始まる
⑤広告代理店が特定されるも、漫画家に謝罪させ版権元も謝罪したにも関わらず謝罪しない対応に若干炎上状態になる
⑥その広告代理店で代表取締役をしていたのが今回のテーマにした某漫画家。Twitterで批判やら追求やら心配する声やらが挙がる
というのが一連の流れです
そこで矢面に立たされた漫画家さんのツイートは…
「私は今回の件に関しては一切関わっていないのでよろしくお願いします。とりあえず寿司の画像でも貼っておいてください」
その後上記ツイートのツリーに何で今まで黙っていたのか・本当に所属している代理店が関わっていたのかという質問に対する回答のツイートを付けていましたが、とにかく関わっていない旨を記載。
PRタグに対する認識は自分も甘かった旨と通常営業に戻りますというツイートでいったん〆
炎上を端から見ている立場としては、あー批判コメ殺到してんだろうなあ…と思うところだったのですが、ツリーを見ると寿司寿司寿司寿司の画像ばっかり!批判コメントが見当たりません。
いや、あるんですけどTwitterの仕様上かなりスクロールしないといけない上にほぼファンの寿司の画像でいっぱいで探すに探せない。
大概炎上する時は、ツリーに繋がった批判コメントが支持されてさらに炎上が加速したりする事もかなりあるんですが、そんなツイートも見当たらない。(見つけられない)
togetterやまとめブログでも若干まとめられたりはしましたが、勢いはなくいつの間にか鎮火していました。おそらくまとめる側も批判するコメントを探すことが難しかったと推測。
もう超衝撃でしたね。
炎上を鎮火させる場合ってもう謝るのが一番手っ取り早いんですよ。炎上したら謝って終わり。批判したい側はそれでハイ僕たち私たちの勝ち~!で大半は気が済んで次のターゲットに行くので。
その人のキャラや普段の作風によるところはあったと思いますが、ファン(フォロワー)の多さ=強さであるというのも印象に残った事象でした。
多分フォロワー100人単位ではできない鎮火方法ですけどね…
狙ってなのか狙っておらず普段のノリで書いたのかはわかりませんが、こういう変化球的なやり方もあるんですよというお話でした。
書いてたら寿司食いたくなった。
おしまい。
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