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コンバージョンボタン

2021.03.24更新

コンバージョンボタンは、Webサイトを訪問したユーザーが、資料請求や商品購入、問い合わせをするなどの行動をするきっかけになるボタンです。
Webサイトのヘッダーやフッター、フローティングメニューに配置されているのを多く目にしますが、効果的なボタンと配置についてまとめました。

●効果的なボタンと配置

株式会社WACULの調査では、下記のような結果が発表されています。
・ファーストビュー内にコンバージョンボタンを配置したサイトはコンバージョン率(CVR)が高い傾向にある。
・コンバージョンボタンは、ファーストビューの中央部に配置すべき

ファーストビュー内にコンバージョンボタンを置いたサイトを、ボタンの位置が中央のサイトと中央以外(ヘッダーなど)に置いたサイトにわけた調査では、ファーストビュー中央に置いた場合の方がコンバージョン率が1.32倍高い結果が出たとのことです。

また、同調査では、コンバージョンボタンに補完的は文言を加えることは有効性も示されています。
コンバージョンボタンの文言が「資料請求」や「資料ダウンロード」のものと、「3分で分かる(商品名)資料ダウンロード」「まずは資料請求」のように、補完する文言がついたものでは補完する文言がついたもののほうがコンバージョン率が約1.45倍高いと発表しています。

○参考:株式会社WACUL「縦長LPはコンバージョンに寄与するのか?BtoBにおけるランディングページ(LP)のベストプラクティスに関する調査」
https://wacul.co.jp/lab/b2b-lp-best-practice/

ユーザー目線に沿って、使いやすい位置に配置することが重要になります。
Webサイトを閲覧する場合、上から下、左から右へみていくことが一般的になります。操作の流れを考慮してボタンを配置すると、ボタンを押しやすくなるのではと考えます。
問い合わせや申し込みをしたいと思っても、ページを戻るなどユーザーがボタンを探さなければならない状況はさけるべきです。


参考サイト
○Video BRAIN「CVRを高めるコンバージョンボタンとは?デザインや配色のポイントについて解説」
https://video-b.com/blog/webmarketing/conversion-bottun/
○株式会社WACUL「AIアナリスト運営から見えたB2BサイトでCVR改善に効く施策研究」
https://wacul.co.jp/lab/b2b-bestpractice-with-aianalyst/
○WiLL Cloud「コンバージョン率アップに必須。効果的なCTAボタン作成で心がけるポイントとは
https://willcloud.jp/blog/form/how-to-create-effective-cta-button/


●ボタン配置についての調査

BtoBサイト90サイトのトップページのボタン配置について調べてみました。
ヘッダー、フッターに配置している割合が高く、次いでページ中段・フッター上に目立つかたちで配置しているサイトが多く見られました。

【各Webサイト(90サイト)トップページの「お問い合わせ」または「資料請求」ボタンの配置(独自調査)】

図1

図2

図3