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グルーピング

ケーススタディ

あなたは、これから買い物に行こうとしています。最近買い物に行っていなかったので、冷蔵庫の中身は空っぽです。ほかにも必需品で買いたいものもたくさんあります。あなたは、買い忘れがないようにするには、どうしますか?また、買い物がスムーズにできるように、どんな工夫をしますか?

教訓

たくさんの情報がある場合に一度に思いだすのはたいへんです。
買い物に行く場合、事前に必要なもの、ブレーンストーミング的に手当たり次第、紙に書き出しておくという方法で、買い忘れを防止できます。

例えば、「ニンジン、歯磨き粉、りんご、キャベツ、マヨネーズ、クッキー、ミカン、ホウレンソウ、塩、卵・・・・」
ここで、もう一歩先を考えてみます。手当たりしだいに思いつくものを描きだしたものの、本当に漏れはないでしょうか?

そこで、同じような仲間を「グルーピング」する方法があります。例えば、ニンジン、キャベツ、ホウレンソウなどから「野菜」というグルーピングをします。すると、他に必要な野菜はないかな?と考えることができます。そういえば、ダイコンやジャガイモも残り少ないなと、忘れものに気が付きやすくなります。こうして、「野菜」「果物」「お菓子」「調味料」などとグルーフピングすることで、たくさんの情報を管理することができます。つまり、グルーピングは、情報整理の定石なのです。

記憶力の良い人は、グルーピングされた引き出しを沢山もっています。情報量をさらに増やすには、引き出しを1階層ではなく、ロジックツリーのように多階層にすれば、よいのです。例えば、「食料」というグルーピングに、野菜やお菓子を入れます。さらに、「野菜」のグルーピングの中に、ニンジンやキャベツを入れます。


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