​Afternoon Forest


とある日の午後
濡れた地面を傘を片手に歩き始めた
雨音が刻むリズムが
街の装いを少し変わらせた

とある日の午後
湿る空気の冴えない森を歩き始めた
雨音が刻むリズムが
森の記憶をまた取り戻した 

そして始まりと終わりの
境界線の上でみる
遠ざかる方に憧れて

無限の可能性眠る森
鳴り止まない音の在処を
木々の合い間を吹き抜ける
風のように探して
優しく湿る雨の降る午後
鳴り止まない音の在処は
吹き抜ける風のその行くままに

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