銭湯でエリマキトカゲになる小学生
岩田です。
突然ですがエリマキトカゲってご存知でしょうか?
首にデカすぎる羽のようなモノを付けたトカゲで口をぱっくりと開けた状態で空を見上げながら二足歩行で爆走する可愛らしいヤツ。
このエリマキトカゲは私の少年時代に大流行しまして男子はこぞってエリマキトカゲになったもんです。
「えぇ...!?エリマキトカゲになる?」
平成生まれの方には何のこっちゃ分からないかもしれませんね、それもそのはず、
男子がエリマキトカゲになる行為とは昭和そのものであり教科書に載ることがあり得ない鼻たれ小僧のたちカルチャーだからです。
エリマキトカゲと男子については知っても何の得にもなりませんが、歴史に埋もれてしまうのも悲しいので書くしかありません。
エリマキトカゲとは?
知らない人もいるでしょうからwikiを貼っておきます。
文字を見ても何だかわかりませんね、
ということでwikiに載ってるエリマキトカゲが日本で大流行した1984年三菱ミラージュのCMがコチラです。
何か変な生き物がいる、常識的な感覚を壊す生き物である...となればテレビCMに起用されるもの、
あとは視聴者がそれをどのように受け止めるか? になる...
現オッサンである私を含む当時のアホな少年達はエリマキトカゲからティンティンに想いを馳せたもんです。
エリマキトカゲは少年の股間
意味不明な方も多いでしょう、それは分かっています。
でも大丈夫、私がキチンと説明しますのでご安心下さい。
先ずはコチラの絵をご覧ください。
通常のエリマキトカゲはこんな雰囲気です。
下手な絵ですが、ポイントは襟を丸く書いてる部分です。
それでは次の段階に進みましょう。
すこしパーツをずらしました。
これにより一気に謎の生物感が出てきましたね、
それと同時にあるモノが想像できないでしょうか?
次の絵で詳しく解説します。
襟を引っ張って大きく見せるところがポイントになります。
これにより少年はエリマキトカゲになる、つまりフルチンで
「俺いまエリマキトカゲだからウェーイ!」
のような興奮状態になっている事を意味しております。
プール・銭湯でエリマキトカゲになる
少年がエリマキトカゲに変身するステージは概ね決まっています。
プール後の着替えタイムにおける効率的な体の乾かし、銭湯で友達と遭遇した時のフランクなフルチン挨拶などがエリマキトカゲに変身するステージです。
因みに私の時代はエリマキトカゲでしたが、その前だとゾウさんに変身したのではないだろうか?なんて思っています。
民度について
最近は昔ながらの銭湯は少なく、外に風呂にはいりにいくとなればスーパー銭湯的な場所が基本となってる日本、
そんなスーパー銭湯において、所謂「少年たちのフルチンコミニケーション」なシーンを目撃したことがありません。
私の場合... 今から40年も昔だと銭湯での股間コミュニケーションは常識的な世界であり、キャンタマ及びティンティン的発言は日常会話レベルでした。
それが今の少年はスーパー銭湯でフルチンコミュニケーションをとる雰囲気もないし発言もない...
少し寂しい気持ちがあるとは言ってもコレはまともな社会ということになるのでしょう、私もそんな事を考えられる年齢のオッサンになりました。
では何故このような社会になったのか?
なぜ少年はティンティンと叫ばないのか?
これに対する一つの答え... 私は悩みました。
悩んだ末に自分なりに出した答え、それ即ち日本社会の民度が上がったのではないか?といった結論になります。
民度を図る考え方として犯罪率や国民の政治的関心度などなどありますが、少し外れた指標で考える、フルチンにおけるコミニケーションのようなもので考えることも大切だと思います。
SNSで聞くところによると今の20代、つまり平成生まれは小学生時代においてフルチンコミュニケーションを行う人はクラスでも少数のマイノリティであったようです。
下品なオッサンとしてはフルチンコミュニケーションを行う現少年を応援し、立派な大人になって欲しい気持ちですが、日本社会はそのような方向を排除する社会に向かうのでしょうか、
それとも再び、いや今度はかつてのエリマキトカゲを凌駕するほど洗練されたフルチンコミュニケーションな流れが発生するのでしょうか。
民度という言葉をwikiるとこのような事が書いてあります。
深夜の12チャンネル(テレビ東京、現7チャンネル)でイジリー岡田さんのような方がテレビで活躍しない時代とはスマートでキレイな社会のように見えます。
ただ私としてはスマートでキレイな社会とは見た目は良いもののどこかで心が苦しくなるようにも思えます。
そのような心の苦しさを大弁してくれるような存在すらテレビで活躍できなくなる社会とするならば、自分が持つメディアで下品な情報を発信し続けるのもアリなのではないか...なんて考えています。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
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