オッサンが若者に伝えるべき尿検査
岩田です。はてなブログの過去記事転載です。
つい先日、中学生時から信じていた伝説が崩れました。
私の中学、高校時代は、
尿検査でタンパクが出る=前日にした
が常識として扱われていましたし、私もそのことについて疑うどころこか
「当然だろwww」といった学生生活でした。
しかし先日の尿検査結果時にお医者さんに聞いたところ、どうも違う... というか完全に違うとの事です。
尿検査当日にもの凄く焦る
1970年代生まれのオッサンは、多分私と同じ感覚だと思います。
それは尿検査があるという事実を当日まで知らなかった時。
ここで尿検査の予定をしっかりと分かっていた男子生徒はドヤ顔ですよね、彼は確実に前日にしていません。
反対に顔色が変わる男子生徒は前日にしています。つまり
尿検査でタンパクが出る=前日にした
という情報がどこかの段階でインプットされた時点から尿検査は抜き打ちの持ち物検査と同じなんですよね、
「ヤバイ!ごまかせない!」
「悪あがきだけど、トイレで小をして少しでも洗浄したほうがイイ!」
学校での尿検査結果は当日明かされない
現在のようにプライバシーが尊重される時代ではないといっても当日検査結果が明かされる事は無かったです。
これはオッサンになった今考えれば当たり前の話ですが、学生だった私は
タンパクが出る=先生に呼び出される
と勘違いをしていました。
これはなんの根拠もない考えでして、尿からタンパクがでた場合は先生に前日にしたかどうか?の確認をされて、そこでNOと答えれば体が悪い、YESであれば問題なしみたいな考え方です。
なぜこのような考えに至ったか?と言えば尿からタンパクが検出されるという事がどのような病気に繋がるかを全く理解していなかったからで、単純にセイ子はタンパクであるといった誰から聞いたか全然分からない情報が元なんでしょう。
※尿たん白に異常な数値がある場合、腎機能を疑うのがお医者さんです。
これは私だけではないはずでして、学校側がきちんと説明しなかったのが悪い... ってもしかしたら説明していたかもしれないけど全く記憶にありません。
それよりも前日にした後の尿検査はタンパクが出る、その結果はクラス中に知れ渡る事は勿論、確実に親に報告がいくという恐怖感が大きいものでありました。
この出どころ不明の情報... 現在でも語り継がれている話かもしれませんが、もし語り継がれているとすれば先生がちゃんと教えるべきです。
お医者さんに聞いてみた
私が先日行った尿検査の結果をお医者さんに聞いた時に前日の行為が検査結果にどのような影響を与えるか聞いてみました。
あ、勿論だけど露骨に聞けません。
例えば「前日に彼女とやった場合ってやっぱり影響あるんですかね?」
のような感じで聞きました。
お医者さんの答えとしては、前日にしても尿検査には影響はない、ただし尿検査の直前にした場合は検査結果に別の異常が出る可能性がある。
尿検査による尿タンパクの数値はセイ子の数値を調べるものでは無い。
といった事です。
つまり私の中学生、高校生時代に感じた当日イキナリ尿検査の恐怖は全く必要性がないものでした。
という事でもし出どころ不明の尿検査と前日〇〇情報を気にしている学生さんがいたとすれば安心しましょう。
それと同時に先生もこの事は頭に入れておいて欲しい。
そして私のブログを一時情報とするのではなく、お医者さんから一時情報を得て生徒に話して欲しいと願いまます。
この出どころ不明な情報は虐めの原因を作ってしまう可能性があると考えて頂ければ仕事として行動すべきではないでしょうか。
尿タンパクの検出
若い年齢で尿からタンパクが検出されるという事は何らかの病気の可能性があり、キチンと検査をする必要があるという事です。
これは決して4545のしすぎといった考えをしてはいけません。
私も持病(腎臓病)が発覚するまでは、尿からタンパクが検出される意味の脳内情報がゼロでした。
その持病が発覚する前の尿検査でさえ「あ...!」と前日の4545時間を考えたほどですからコノ出どころ不明情報の罪はそれなりの物であると考えています。
ましてやこの出どころ不明情報を家族から聞かされていた場合は先輩や友人からのインプットよりも危ないです。
日本は中学校まで義務教育ですからね、先生の仕事として扱ったほうが良いはず。
インターネット時代だからこそ...
もし私の時代にインターネットがあれば、このような伝説はとっくに打ち消されていた事でしょう。
それもこの記事を書くにあたって「尿検査」と「〇〇〇」のアンド検索をしたところ、まだこの伝説に注意しましょう的な情報があります。
しかし現在の尿検査ではセイ子の項目があるとお医者さんは言っています。
そしてネット環境がある学生なら問題ないですが、ネット環境が不十分な場合、または尿検査と前日4545についての伝説を疑わないような学生さんもいるはずです。
このような知識はオッサンになってから得るものではなく、学生のうち...できれば中学生の間に知るべき情報です。
いや、もしかすると小学6年生ぐらいのほうが良いかもしれません。
それが日本社会の未来を担う子供に対しての優しさなのではありませんか?
教科書に載らないけど大人としての伝えなければならない事なのではありませんか?
グーグル検索について
グーグルのコアアルゴリズムアップデートにより検索結果順位が大幅に変動しました。
それにより尿検査と射精の関連性について都市伝説まがいの記事が検索上位に表示され、このインターネット時代に再びデタラメな情報が蔓延してしてしまう可能性があります。
出来れば医師の方が尿検査、尿たん白、射精についてしっかりとした見解の記事を書いて頂くことを望んでおります。
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