『アオハル』という言葉が好きになれない
岩田です。はてなブログの過去記事転載です。
カップヌードルのCMで最後に「アオハルかよ」って自ら突っ込みをするCMを見た事がありますか?
アオハルとは青春(せいしゅん)の訓読みになりましてアオハルという言葉を知らなかった私がその意味を知った時には少しムカつきました。
なぜ普通に「青春かよ」と言わずにカタカナでアオハルと言うのでしょうか?
「このCMお洒落でしょ」
「アオハルって考えた僕ってかっこいいでしょ」
私としてはこのように感じてしまう... テレビCMで造語を発してネットで検索させて意味を知らせるってなやり方はあまり良くないと思います。
アオハルは常識?
私からすれば常識ではないし通常の会話で青春を「アオハル」と呼ぶ人がいたら少し引いてしまいます。
ナルシスト的な人のように思えてしまうでしょう。
きっとCMの作り手がアオハルというワードを流行らせたいと思うけど、
どうにも寒い、青春(せいしゅん)という文字と読み方をわざわざアオハルと変えた事によってカッコよくなる、お洒落になるつもりがかえってダサい。
青春(せいしゅん)、これはコレのみで十分に意味が通じる文字、言葉であってアオハルにする意味がない、それでもアオハルにするのは通常の青春(せいしゅん)を少し捻って要素を付け加えるような感じ。
その要素が青春の持つ意味とイマイチ合致しないから気持ち悪く思えてしまうのだと思います。
青春+お洒落=アオハル
青春+変わり者=アオハル
青春+カッコイイ=アオハル
なにか違う、違和感がある。
それともアオハルとは恋愛要素の強い青春みたいな感じなのでしょうか、私にとってアオハルはムカつく言葉であり、常識になって欲しくない言葉。
照れ隠しだろうか?
もしかすると青春(せいしゅん)って言葉を吐くのが恥ずかしいからわざわざアオハルにしている可能性もあります。
確かに青春を語るとなると、それはブログでも「私の青春」なんて記事タイトルは恥ずかしいものがあります。
しかしそのような恥ずかしい気持ちが多いに含まれる言葉が青春(せいしゅん)そのものであり、青春をテーマにするならばそこは避けて通れません。
このように考えるとアオハルとは青春(せいしゅん)が恥ずかしいから....といった考え方も出来る...でも私にとってはそれがよりカッコわるく見えて仕方がないけど。
やはり青春を青春(せいしゅん)とハッキリ言いきるほうが潔く思えませんかね?
アオハライド
同じクアオハル系の言葉を検索していると似たような意味でアオハライドという漫画・アニメ・映画があります。
作品を全く見ていませんが「アオハ...」という文字を見るだけで何となく青春をテーマにしている事がわかります。
ではアオハライドというタイトルがアオハルと同じようにムカつくか...?
難しいところではありますが、カップヌードルのアオハルほど嫌な感じはしません。
それはやはり作品のタイトルだからでしょうか、カップヌードルのCMのように「アオハルかよ」と自らつっこみ姿勢とは違う部分もあるでしょう。
青春をアオハル読みはダサい
こんな風にひとつのCMに軽く噛みついてしまう私も少し微妙な感性だとは思います。
でも「アオハル=ダサい」といったこの感覚はそれほど間違っていないと思っておりまして変な言葉を作って悦に浸るだけならまだしもテレビCMでやるんじゃねぇ!なんて考えている人は私だけではないないはず...
そんな風に考えています。
青春とは何となく恥ずかしい意味を含む言葉、でもそんな恥ずかしさに正面からぶつかってゆくほうがカッコイイと私は思う。
立春(りっしゅん) タツハル
青年(せいねん) アオトシ
凄く嫌な感じがします。
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