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よくよく考えてみると過去現在含めて公務員の友達がいない件

岩田です。はてなブログの過去記事転載です。

ボーナスとは縁のない仕事をし続けて数十年、世間ではボーナスが出たり出なかったりブロガー記事もで出たり出なかったり、そんなこんなで冬のボーナスをちょろっと検索してみると平均支給額に頭がクラクラとする午前...

中でも気になったのが公務員のボーナス額。

冬のボーナスは12月10日と決まっているですと。

さらに国家公務員のボーナス平均は70万前後なんだって。

70万、いいよね、実にいい。

70万ってのは普通の人間を十分に幸せにできる金額だよ、それが住宅ローンに消えたとしても通帳に70万って数字が入るのは幸せな金額だよ、年末に田舎に帰るのにお金一杯使っちゃうから70万ぐらいないとやってらんないだろうけど幸せな70万だよ。

どこまでを回りの人間とするか

友人知人は回りの人間とカウントでいい、問題は取引先の営業マンや社長さんといった仕事関係の人間もカウントするかどうか。

ボーナスについて考えるとなるとですね、どうやら私の回りの人間で考えると仕事関係も含めないとボーナスについて語れないことが判明してしました...

軽くイヤな気持ちですね、しかしこれが今の私の現実。

「一応」ボーナス

12月になるとボーナスってやつも色々と話題になるってもんです。

さすがに私のようなオッサンになるとボーナス額を自慢するような人間関係は回りにほとんどない状態になっています。

でもやっぱりボーナスの話にはなる。

そんな時はボーナスの額よりもボーナスが出るかどうか?といった部分がメイントークになるわけでして私の回りでは基本が「出ないベース」の人間が多いです。

しかし仕事関係になってくると、本当はボーナスが厳しいであろう状況の取引先は「一応」出る... といった言い方になったりもするし、平均支給額まではいかないまでもソコソコの金額が出るであろう取引先も「一応」という言葉を使ったりします。

これはとてもアンニュイですね、「ボーナスが出ない=業績が悪い」と見られるのを嫌って一応と言葉を付け加えてボーナスが出ると答える営業マンは多分愛社精神が強いように思います。

逆にソコソコの金額が出るのに「一応」と加える営業マンは私の会社が厳しいだろうな、ウハウハな気持ちなんて言えないよ...といった優しさを感じられます。

どちらも非常にアンニュイなボーナスです。

公務員の友達がいない 

では平均70万前後の公務員さんはどうだろうか....って何だか気が付いてはいけない事に気が付いてしまったような気分、私には国家でも地方でも公務員の友達が存在しない事実にオッサンになって気が付きました。

たったそれだけの事なんだけど、コレってのは案外盲点だったりもするように思う。

回りに公務員がいないのは、そのような枠組みと接点が無い人生だったと思い知らされるような気分....

仕事関係で役所の人と話す事もあるけど取引先の人間と話すような会話にはならないしボーナスの話になるような雰囲気は全くありません。

やっぱり何だかんだいっても民間にとってはお上な存在です。

だから公務員さんの世界ではボーナス支給日と金額について何を思うのかも分かりません。

「うっは...!72万ゲットwww」なのかもしれないし「もうちょいあってもよくね?」かもしれないし「こんなに貰っていいんかい?」かもしれない。

このような公務員さんがボーナスを貰った時の心情ってやつは仕事関係を抜いて回りに公務員さんが居ないと分かりませんもんね、つまり私はそんな枠組みな人生ってやつ。

公務員さんは「一応ボーナス」という言葉を使えない

回りに公務員さんがいない私、でも公務員さんが「一応ボーナス」という言葉は使えないぐらいは何となく想像できます。

そんな言葉は民間の前では絶対に言えないはず。

もし言ったら最後、一応って何だよ、一応って、それって税金じゃねーかよ!と叩かれかねないセリフ。
それだけで済めばいいけど多分それだけじゃ終わらない、あーだこーだと制度についての文句も言われかねないような気がします。

この辺が公務員さんの大変なところでしょうか、とくに地元で公立中学時代からの回りの人間である程度のオッサン年齢ともなれば差がついてしまうのは必然、そんな中、もしかすると公務員と名のることすら躊躇ってしまうのかも...です。

今の時代、公務員になられた人はきっとどこかの段階で回りとの付き合い方を考えなければならないシーンがあるのでしょう、何となくだけどそんな風に思う。

それでもしそんなボーナスなシーンがあったとするならば「公務員だからね...」と少しだけ申し訳なさそうに言うのが多分ベターな答えのように話すしかないように思えます。

もしかしたら先輩公務員さんからその辺の言い方ってやつも学習していくのでしょうかね、それはそれで面倒な世界、でも70万が見えてるならそれ程悩みもなく乗り越えられるように思う。

「だって70万なんだもの。」

ああ、過去現在含めて公務員の友達がいないってのは何だかなぁ...

しかし今の私に仮にいたとしても70万が羨ましいだけの存在になっちゃうもんね、やっぱり同じぐらい貰えるような社会的立場でないと無理ですね、どう考えても。

最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。

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