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LS レミントン ニューアーミー プラモデル 製作記 その1

製作記の第2弾はLSのプラモデル、レミントン・ニューアーミー。
自己紹介で昔買ったLSのプラモデルは全て処分されてしまったと書いたが、これは2020年の秋頃入手したもの。
すでに絶版でメーカーも無くなってしまっているが、今でもまれにオークションなどで未組み立てのものを見かけるので、多少は参考にしていただけるかもしれない。

作り始めていて途中で放置しているプラモデルがいくつかあるが、銃のおもちゃは手に取って遊びたいので、完璧を目指さず多少のアラには目をつむり、なによりも完成させることを目標とした。
普通に組めるところは飛ばして、手を入れたところだけについて書いていく。
まず、全体的にヒケが多いのでパテで埋めなるべく平面を出している。

次にトリガー。
作り始めるまでは気にしていなかったが、いざ実物の写真と見比べるとだいぶ細いので広めに作り直す。裏に補強のプラ板を貼り、エポキシパテを盛って整形。

トリガー周り

ハンマーはチェッカリングではなくセレーションだったので削り落とし、彫り直す。
チェッカリングツールのような良いものは持っていないので、下の写真のような両刃ヤスリを使った。
最初はポリパテで埋めて掘り始めたが強度不足だったので、ABS樹脂を削った粉末を瞬間接着剤で固めて整形した。本物のように細かいチェッカリングを等間隔で削るのは難しく、何度かやり直した。
ちょっと甘いがセレーションよりはマシかと自分を納得させる。

ハンマーのチェッカリング(完成後)

フロントサイトも小さすぎて角ばっていたのでやはりポリパテを盛り、半円形に直す。銃口もプラ板でなんとなくライフリングっぽく仕上げる。

フロントサイトと銃口部

キットにはランヤードリングが付いているが、実物で付いているものが見つけられ無かったので無しとした。取り付け穴もパテで埋めてしまう。

また、写真がないが重量増のためにフレーム内部の隙間には鉛の板を切って入れてある。何もしないと約200g程だが、完成時325gになった。あまり入れても強度が心配なのでこの程度だが、プラモデル特有の軽さはやや解消される。

その1はここまで。
次回、問題のシリンダー周りに続く!

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