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法事と喪服(UNIQLO)の話。

先日法事があった。旦那のお母さんの3回忌。

20名に満たない人数がお寺に集まり、本堂でお坊さんを待っていた時のこと、2歳の娘が『楽しみだねぇ!』と笑顔で話しかけてきた。思わず周りもにっこり。

この年齢だからこそ許される言葉だなぁ。と思う。
そもそも、法事で何するのかなんて彼女は知らないのだ。いつもと違う場所で、何か楽しいことが始まるぞ!とワクワクしてるのだろう。
そうして、彼女が生み出した和やかな空気の中、お経が始まった。

その後の娘は、お坊さんに視線が釘付け。
彼が楽器のシンバルのようなものをぐわーん!ぐわーん!と鳴らすと、両手を叩いて真似をしたり、木魚をポクポク叩けば、自分の手のひらにグーにした手を打ちつけて、リズムをとってみたりしていた。(ためしてガ⚪︎テンのポーズのようだった。)

私は、娘が拳を打ちつけるのにあわせて、『ガ⚪︎テン!ガ⚪︎テン!ガ⚪︎テン!』と、心の中で唱えていた。‥罰当たりなやつですみません。

忘れられないお葬式の話。

そうそう、木魚で思い出した話がある。
昔、私のジイちゃんが亡くなった時のお葬式で、信じられない光景を目にしたのだ。

葬儀が始まる前、本堂で暇を持て余していたしていた親戚のじいさんが、お坊さんが使う巨大な木魚の前で足を止めた。

そして、そこに置いてあった木魚を叩く棒を手に取り、ポクポク叩き始めた。
そのじいさんは、もともとヤンチャな性格だと分かっている親戚一同は、『まーたやってるよ。。』と、特に咎めることなく見守っていた。

誰にも注意されないことをいいことに、調子に乗ったじいさん。どんどん木魚を叩くピッチを上げていく。

ポクポクポクポクポクポクポクポク、、、

バギィッッッ!!!!!


え????

音のした方を見ると、、、折れていた。

木魚の棒が折れていた。

ざわつく堂内。そして、タイミングを見計らったかのようにお坊さん登場!!!

私には見えた。
笑顔のお坊さんの背後に燃え上がる、怒りの炎が!!!!
その木魚は檀家さんから寄贈してもらった大切なものらしく、じいさんは後日弁償することに。(合掌)

そんなハプニングもあったが、葬儀は無事(?)終了。私にとって、色んな意味で忘れられないお葬式となった。

ちなみに、私はこのお坊さんの法要が一番好きだ。
話し方、歌うようなお経の唱え方、そして、それに合わせて檀家さんがハンドベルのようなものを鳴らしながら歌を歌うんだけれど、その光景や音が美しくて、見ていて飽きない。
ちなみにこの方は女性で、話し方も明るくサバサバしてて、人としても魅力的だ。

皆さんも、お葬式などの法要で、忘れられなかったり、好きだったシーンはありますか?   

と言うわけで服の話! 

‥昔話をしてたらすっかり脱線してしまった。
本当は今回の法事で着た服についてサラッと話して終わろうと思ったのにな〜。

今回着たのが、UNIQLOで買った黒のワンピース。確か3000円しない商品だったと思う。

シンプルなデザイン。

ストンとストレートなシルエット、丈は長めで足首より上まである。(Lサイズ着用/身長161センチ)
生地は薄いトレーナーのような、少しストレッチの入った生地。ハリはないので、高見えはしない。その代わり、動きやすいので着ていて楽だ。
ポッケもついているので、スマホを入れることもできる。ただ、この素材は何回か着てるうちに摩擦で毛玉ができるかも。

両サイドにポケットあり。

それと、柔らかい生地で、埃がつきやすいので、粘着テープなどで埃取りは必須!

難点はあるけど、値段相応なので満足している。このワンピースに、黒ストッキング、グローバルワークで買った雨用のパンプス、真珠のネックレスを合わせた。

靴の写真。楽天サイトより拝借。

この靴、艶のある素材なので、しきたりに厳しい家ではNGだと思う。
うちは親戚付き合いも少ないし、そんなに頻繁に使わないので、レインシューズとして使えるのにしたよ!(素足で履くので、小さめサイズにした。)


歩いてもコツコツ音しないし、手入れは楽だから満足してる!
強いて言うなら、パンプスのつま先から履き口にかけて、まっすぐ線が入ってるのが、気になるかなー。これがなければ完璧だった!あと、長時間履くのには向いてない。蒸れるから。


バッグはいつも愛用してる黒のスマホショルダーのみ。(リュックもあったけど車に置いていった。)
なので数珠はポケットに入れたよ!

法事専用のものを持たない理由。

私はミニマリストではないが、モノは少なめだと思う。
なぜかというと、記憶力がないのと疲れやすいから。なので物の管理は最低限にしたいと思ってる。
なるべく物を増やさないようにして、探し物に使う時間を減らすようにしている。

そうした理由で、以前は法事用のバッグ・ふくさ・ウールの喪服を持っていたが、全て手放した。

なぜ手放したのかというと、
喪服は虫に食われていたのと、クリーニングに持っていくのが面倒くさかったから。
法事用バッグは、手持ちの黒いバッグで代用できるから。
ふくさは、うちの地域では別になくても問題なかったから。

本当は、数珠もなくていいんじゃないかなーって思うけど、旦那の家は使ってるから、一応持ってる。(安くて軽いやつ)

これは、家や地域によって、できる/できないがあるから、賛否両論あると思う。なので各々、自分が心地よい選択ができるといいよね、と思う。


数珠は手放し検討してるけど、手放しが難しそうなら、もう少し高価なもので、シンプルなデザインのものを買いたいなぁと思ってるよ!
(探してみたら、オシャレで可愛いのが色々あるのよ〜)

というわけで、今日は法事と、喪服の話でした!長文お疲れ様でした!

では、またお会いしましょう♪
またねー!

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