ヒプマイの山田一郎がオタクを泣かせてくるんやが?(早口)

こんばんは。

今日はね、またしてもヒプノシスマイクについてお話しますよ、ええ。止めるなよ。俺は話すぞ。話しまくるぞ。たとえこの世が滅びようとも…。

ヒプノシスマイクの概要については前回のオタク語りnoteでお話した通りです。知らない方は先にそちらをご覧になるかWikipediaでも見てください。

https://note.com/gun__joo/n/n5997dadd95cf
↑オタク語りnote

今日は飴村乱数の魅力について話すか、夢野幻太郎と有栖川帝統が本当は付き合っているんじゃないかという話をするか迷ったのですが、イケブクロディビジョンの山田家について話します。ちなみに私は腐女子ではないです。幻太郎と帝統は本当に付き合っていると思います。それに対してウハーッwさいこーっすwと思っている訳ではなく、「いや付き合っていますよね?隠していますよね?どうなんですか?」と問い詰めたいだけです。この話はもういいです。オタクは語り始めると長いので。

ちなみにもちろん今日もネタバレ全開なので、見たくない人はここでお帰りください。おっとお嬢ちゃん。「スキ」、し忘れてるぜ?


イケブクロディビジョン、チーム名 Buster Bros!!!(ばすたー ぶろす)のメンバーは
山田一郎、山田二郎、山田三郎です。この3人がヒプマイの中で唯一普通の名前です。極端なんだよな。急に普通すぎるだろ。書類の記入例に書いてある名前じゃん。

お気づきの通り、Buster Bros!!!は三兄弟でチームを組んでいます。年齢は、一郎が19歳、二郎が17歳、三郎が14歳です。なんと全員未成年。若いねぇ……。

一郎は「萬屋ヤマダ」という店を経営し、二郎と三郎はそのお手伝いをしています。若いのに偉いねぇ……。

私はシブヤディビジョンのFling Posseを激推ししてますが、その次に応援するならどこ?と聞かれたらBuster Bros!!!です。応援したくならない人なんていないんじゃない?

本日は、これを読んでいるみなさんもBuster Bros!!!を応援したくなる、そんなnoteです。

まず最初にBuster Bros!!!の関係性を説明しておきます。
二郎と三郎は一郎を敬愛しすぎている。
以上です。

いやマジで以上です。以上なんです。これだけ知っておけばいいくらいには二郎、三郎の一郎愛は強いです。
二郎は一郎の言うことはなんでも信じるし、三郎は一郎のことを神だと思っている節があります。2人は一郎の全てを尊敬し、憧れ、愛しています。なんか胡散臭い宗教の話みたいになってない?

一郎も弟たちが可愛くて仕方ないといった感じ。何よりも弟たちが大好きで、大切です。弟たちをバカにされるとブチ切れてラップし始めます。かわい〜ねぇ。

家族関係なので他のディビジョンチームより「絆」を感じるのは当たり前ですが、一般的な家族より絆が強いです。

二郎と三郎の関係は、すこし歪んでいます。
2人はしょっちゅう喧嘩をしています。二郎は行動力と人脈に優れていますが頭は悪いです。逆に三郎はめちゃくちゃ頭が良いですが友達は少ない。
三郎は二郎を「低脳」とバカにし、二郎は三郎に負けたくないから言い返す。この件、ドラマトラックに必ず1回以上は出てきます。「低脳」ってさすがに言い過ぎじゃない?他人にも言ったことないわ…。

我こそは一郎の右腕だと言わんばかりに、常に争い、喧嘩をしています。一郎はそんな弟たちに「兄弟は仲良くするもんだ」とよく叱っています。一郎に怒られたら喧嘩は終了します。でも何故か毎度毎度喧嘩はします。なんで?怒られるの分かってるのに?

これだけ見ると、まあちょっと仲が良い兄弟ってだけじゃ〜ん。って感じだと思うのですが、違います。3人の境遇と努力、知ったら君たちは平常心じゃいられなくなるだろうなぁ…クックックッ…………。


まず、3人は戦争孤児です。親は亡くなっています(戦争が原因かは不明)。そのため児童養護施設で育ちました。

昔から三兄弟ずっと仲が良かったわけではありません。一時期、二郎と三郎は一郎を嫌っていました。そしてその頃二郎と三郎は仲良しでした。

5年前(一郎14歳、二郎12歳、三郎9歳)、3人は安東(あんどう)という男が経営する児童養護施設に居ました。
お金が無く貧しくはあったものの、3人は園長である安東を慕っていました。
見かねた一郎は、園長のために歳を偽り土木工事のバイトを始めます。

そこで悪徳金融会社を営む男と知り合います。その男は是非うちで働かないかと一郎を誘いますが、正義感の強い一郎は迷っていました。

その夜、二郎と三郎が学校で施設の園長が貧乏であることをバカにされ殴り合いになったことを知ります。
そこで一郎は悪徳金融会社でバイトをすることを決めました。

ある日、二郎三郎と殴り合いをした相手の兄が弟の代わりに2人を殴りに来ます。ひどい。すっこんでろ。
そしてその男に「明日金を持ってきたら解放してやる」と言われます。普通12歳と9歳の子どもに金せびります?貪欲にも程があるだろ。

二郎は三郎に「皆に心配かけるからこのことは2人だけの秘密だ。これが兄ちゃんならきっと、自分で解決すると思うんだ…」と言います。泣ける。なんていい子なんだ。5億円あげたい。

もちろん殴られた傷を見た一郎は心配しましたが、二郎は「学校のヤツと喧嘩しただけ」と嘘をつきました。
傷を負った弟たち、いくら渡しても潤う気配がない児童養護施設。焦った一郎は躍起になって悪徳金融会社で働くことに。
忙しい一郎は構ってやれない弟たちにお小遣いを渡してやることしかできませんでした。

次の日、二郎と三郎は男に一郎から貰った金を渡しました。すると男は「また来るから同じ額を用意しろ」と言います。「(金を持ってきたら解放してやるという)約束は守らない。まだまだしぼり取ってやる。」と。カス………。

一郎は悪徳金融会社で働き施設に金を入れ、弟たちにはお小遣いを。二郎と三郎は誰にも言わずその金を男に渡す生活。救ってやりてぇ。

ある日、一郎は悪徳金融会社の社長から施設の園長が金を借りたことを教えられます。
そしてある店(おそらくキャバクラ)に行ってみるように言われます。
そこには女を両手に豪遊する園長の姿。園長は戦争孤児を受け入れるともらえる国からの助成金目当てに園を設立、一郎を騙し夜な夜な遊んでいました。カスしかいねぇのかよ。

これに激怒した一郎は自らの手で園長の借金の取り立てに行きます。
一郎が渡した金はどうしたのかと聞くと「全て女に貢いだ。お前だけ別の施設に移して、寂しさから二郎三郎を心酔させやがて本当の家族のようになる。」とぬかしやがります。私にもぶん殴らせてほしい。

激昴した一郎は園長をボコボコにぶん殴ります。いいぞもっとやれ。
ですがこれを二郎三郎に見られてしまいます。そして弟たちは見てしまったのです。一郎と一緒に園長の取り立てに来ていた男を。その男は、金をせびってくるあいつだったのです。

そこで二郎と三郎は一郎への不信感を抱いてしまいます。誤解なのよ…誤解なの………。

園長への取り立てが終わったあと、一緒に働いていた男が弟たちに金をせびっていたことを知った一郎。

以下、コミックより引用した一郎の心境

「大丈夫……誤解なんだから話せばきっと……
俺はバカか……誤解を解くには俺が今やってる汚ぇ仕事を説明しなきゃなんないだろ…
あいつらにそんな話はできない。金を得るためにはなんでもやって大丈夫なんて思って欲しくねぇ……
けど、俺はあいつらのためにこの仕事はやめられねぇ……
それならいっそ……いっそ
嫌われたままで……………………………」



ウオオオオオオオ一郎ぉぉおおおおおおおおおおおおぉぉおおおおおおおおおおぉぉおおおおぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉおおおおおおおおおおぉぉおおおおおおおおおお
弟たちを幸せにするため、養うために自分は嫌われたままでいいなんて……一郎おまえ……クソッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!俺に金があれば!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!今すぐ渡すのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

泣けませんか?泣けますよね?私はここでめちゃくちゃ泣きました。
一郎には家族が弟たちしかいないんですよ?まだ14歳なんですよ?唯一の家族に嫌われてるなんて寂しいに決まってるじゃないですか。でも、それでもいいと、弟たちのためだと、決断、したんです、よ……っ!(滝涙)


そして3年後(一郎17歳、二郎15歳、三郎12歳)、3人は別の施設に移ります。いつ、どんなタイミングだったかは明かされていません。

一郎は相変わらず悪徳金融会社でバイトをし、二郎三郎は一郎を嫌っていました。悲しすぎる。目を瞑りたくなる。瞑っちゃお…。

(-_-)スッ…………………………


一郎が平気で借金の取り立てをしていたかと言うと、そんなわけねぇだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

あまり大きな声を出させないでいただきたいね。

ある日、貧しい家庭の借金の取り立てに行き、父親に「金はもう少し待ってくれ」と言われます。後ろには母親と小さい息子。一郎は息子が金を持っていたことに気づき、その金を持って行きました。
そこで父親は一郎に「テメェこのクソ野郎!テメェは人間じゃねぇよ!死んじまえ!」と罵られます。やめろよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!やめてくれ………………………………。

心が痛んだ一郎はその家のドアノブに、箱が縦に入れられた状態のピザの袋をかけておきます。これがオタクたちを騒然とさせた「縦ピザ」です。

これがコミックで発覚した時、縦で!?!?!?ピザなのに!?!?!?なぜ縦!?!?!?!?!?とオタクたちは沸き立ちました。マジでしばらくTwitterのオタ垢で縦ピザを題材にした二次創作しか流れてこなかった。オタクはなんでもネタにできる。強い。

一郎は優しくて正義感が強いので、この仕事は精神的にキツかったと思います。よく頑張ったね。おいで……。

移った施設の園長は悪徳金融会社の社長とグルでした。本当にカスばかり。腐っている。

2人はある日、二郎三郎を誘拐します。誘拐した理由を説明すると書き終わるのが明日になるので割愛しますが、ヨコハマディビジョンの碧棺左馬刻(あおひつぎ さまとき)とラップバトルで奪い合った領土のなんやかんやが関係しています。ちなみにこの時、碧棺左馬刻の妹も誘拐されていますがここも割愛で。めちゃくちゃ長くなるから。

ちなみに碧棺左馬刻と一郎は現在めちゃくちゃ仲悪いです。それも割愛します。割愛祭りだ!わっしょい!わっしょい!

無事に二郎三郎を助け出し、弟たちも一郎への信頼を取り戻します。

そしてその後から現在まで、冒頭にも書いた通り、一郎は「萬屋ヤマダ」を経営し弟たちを養っています。



どうですか?
これ読んで「一郎ぉ………っ😢」とならないやつ、おる?


ずっと大人に裏切られ、汚い仕事も家族のためにこなし、それでも一郎は真っ直ぐ育っています。弟たちへの愛が、一郎を腐らせなかったんでしょうね。


そんなの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!応援したくなるやろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



山田一郎はヒプマイの中でもオタクたちにとって支柱的存在です。
一郎の声優である木村昴さんは、ラップが大好きで他のヒプマイ声優陣にラップを教えたりしているそうです。木村昴さんはラップコンテンツであるヒプマイには欠かせない存在です。そのためオタクたちは木村昴さんの言葉を指標にして動いています。
コロナの影響でライブが中止になった時も、木村昴さんの「必ず会えるから!下向くなよ!」という旨のツイートでたくさんのオタクたちが涙し、希望を見出しました。これ大袈裟じゃないからね?マジよ?

そんな木村昴さん演じる山田一郎の存在がヒプマイの中で柱になっているのも頷けるはず。

ライブが中止になったその日の夜、公式が公開した『ヒプノシスマイク -Division Battle Anthem- +』のMVの最後。

https://youtu.be/wv87qn-cVic


画像1

「You'll never find a rainbow if you're looking down.」
これは山田一郎の座右の銘です。(ヒプマイにはキャラそれぞれに座右の銘がある)

「地べたを見てるやつに一生いいことなんて起きない」


……………………………………。


一郎ぉぉおおおおぉぉおおおおぉぉおおおおぉぉおおおおぉぉおおおおぉぉおおおおぉぉおおおおぉぉおおおおぉぉおおおおぉぉおおおおぉぉおおおおぉぉおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

わかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ライブ中止はめちゃくちゃ悲しいけどもう下向くのやめるね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

オタクは素直。

もちろん今でもライブを中止にしたコロナが何よりも憎いですが、木村昴さんのツイートと一郎の言葉でかなり救われました。このMV初めて見た日はめちゃくちゃ泣きました。私の涙が気化され上空に積乱雲を作り、その日は大雨でした。これはめっちゃ嘘です。

本当は二郎が出した新曲の歌詞がめちゃくちゃ泣ける話もしたいのですが泣く泣く割愛します。これでも今日はかなり割愛してるんですよ。割愛祭りなので。




ま〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜た長くなっちゃったよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜う!!!!!
限界強火オタク、愛が強すぎて取捨選択が全くできなかった。割愛してこの長さ、むしろ褒めて欲しいくらい。愛の深さを。

ちなみに今回も改めてコミックを読み返したりドラマトラックを聞き直したりしたのですが、まぁ泣きました。そりゃあもう、泣きましたよ。わんわんとね。

ここまで読んでくれた方、ありがとう。ぜひ私とラップバトルしませんか?対戦お待ちしております。


それでは、次回の「女性恐怖症である伊弉冉一二三が恐怖を抱えたままホスト業をこなすの、泣ける〜〜〜!!」編(所要時間 2時間)でお会いしましょう。





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群青
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