病んでいてもいいんだよ
身体だって心だって好きで病気になったわけじゃない。
たまに知らない人は「病んでる」という言葉を使う。
知らないから言える事が多々ある。
実際病んでるんだから仕方ないと腹をくくれたらいいと思う。
私は心ない言葉に傷ついてきた人間だけど、
『なにが悪い』
といつからか開き直るしかできなかった。
一時は傷つくけれど、自分を震い立たせられるのは自分の気持ち次第。
人の気持ちが分からないより、傷ついたぶん他人に寄り添う事が出来る。
病気に限らず体感した、してる事は本人じゃないと気持ちは分からない。
分からないから伝える手段として言葉がある。
凶器にもなる、ねぎらいにもなる。
大事な伝達手段は心の叫びにもなる。
辛い時に叫んで、なにが悪い。
もし叫んだ言葉が嫌ならば私から離れて行けばいい。
悲しいけれど、痛くも痒くも惜しくもない。
その程度の縁と器量でしかなかっただけ。
今寄り添ってくれている人を大切にしてゆく事ができるはず。
大丈夫、きっと大丈夫。
始めに、うつ病と診断された時、
周りの人達は全員離れて行った。とても辛くて病気や自分を恨んだりした。
所詮その程度、何が解るんだ解ろうともしなかったクセに。
ずっと思っていたけれど、
いつしか独りなら私が私を好きでいればいいと気づけた。
お陰で新しい友達が数人、知人が数人いる。
みんな自分の生活がある。
友達がいても辛い時は辛い。だけど友達も辛いはずだ。
そう思うと独りじゃないと思える。