ねこのぐうさんとの出会い
今回は同居猫のぐうさんとの出会いについてのお話です。
結構、運命的な出会いだと思います。世の猫ちゃんとの同居人はみんな運命的な出会いをして暮らしてると思います。
2013年の秋、わたしは大学4年生でした。大学の講義も週1回のゼミのみだったので一人暮らしのアパートから実家に戻り、ほのぼの実家引きこもりライフを送っていたのです。
伊勢神宮では招き猫まつりが行われており、母は友人と行っていました。母は生身の猫は嫌いですが、祖母の商売の関係で招き猫を探しに行っていました。伊勢神宮から浦田橋近くの駐車場に戻ると親子連れが母の車の下を覗いるようでした。話を聞くと子猫が車の下で遊んでいたと。
皆で車の下を覗き見るもその姿はなくどこかへ行ったのかもね、とのことで帰宅するため車を走らせました。
そして家に帰り、くつろいでいるとどこからともなく猫の鳴き声が…
家の近くは猫の餌付けをしているおばさんがいたりするので野良猫が鳴いているのかもと猫好きのわたしと父は猫見たさに外に探しにいきました。
でも玄関から外に出ると猫の鳴き声はピタッと止まりどこで泣いてるのかわからない。家の中に戻るとまた鳴き声が…それを2、3回繰り返しました。
その様子を見て母が伊勢神宮近くの駐車場での出来事を話す。
家族みんな青ざめ…急いで車へ。
上から下からエンジンルームを覗く。かわいい瞳がこっちみてる~~(癒)
でもこの子怪我してるんじゃないの?
はやく保護しないと!ということでみんなで子猫捕獲作戦開始!!
隙間に手を入れて掴もうとするも器用に小さい体で逃げる‥
野良猫としかたわむれるために培った私の秘儀、猫の鳴き真似をしたら降りてきた!このまま掴まえられるかも!
そこを父が覗きみびびって元の場所へ‥なにしてくれてんねん。
最後は父が車の下に潜り込んで無事に捕獲!
てってれー!ちっちゃー!
ひげは焼け焦げて顎下の首あたりの毛も焼けてました。
次の日に病院へ連れていき、年齢は生後1か月半くらいのオス。
奇跡的に皮膚には火傷もなく健康そのものとのこと。
1時間程車のエンジンルームに乗ってドライブしてたのに毛が焼けただけの強運なねこ。伊勢神宮の招き猫祭に行った帰りでさらに9月29日来る福の日、招き猫の日にやってきたねこ。
これはもう神様の招き猫に違いない!家族にならないという選択肢はない。むしろその辺にぽいしたらバチ当たる‥てことで晴れて家族になりました。
今考えたら神様の招き猫ってなんや…
伊勢神宮からやってきたから名前は宮(ぐう)ちゃん
都会かぶれで最寄り駅まで車で30分のこんな田舎で暮らせるかっ!と思っていたわたしもぐうが来たので離れられず‥
念願のねことの暮らしを謳歌しております。
以上がぐうさんとの出会いでした。
という事で皆様、車で移動前はねこバンバンを是非ともよろしくお願いします。
追記 ねこバンバンは臆病な子だと逆に怖くて出れなくなってしまうみたいです。ねこちゃんが簡単に入れない車になったらいいのにな。