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アンガ田中は免疫強化アイテム

さてさてタイトル回収のための今回の記事はナショジオからです
一つだけ「キモい」という表現は正確な日本語ではないから
やめてほしかったなぁ明らかに誤訳だろ

人はなぜ「キモい」と感じ、キモいものにも魅かれるのか

■気持ち悪い科学的根拠

人は「気持ち悪い」と感じることには進化上の意義がある
1860年代後半のチャールズ・ダーウィンはそう提唱した
嫌悪感は先天的かつ無意識的なものであって
祖先が腐敗した食物を食べて死んでしまわないように進化した
故に嫌悪感を抱きやすい者は生き残って遺伝子を残し
食において大胆な者は生き残らなかったという仮説を立てた
嫌悪感は「行動免疫システム」の主要な要素なのだ

まぁ危機を察知する能力はあって然るべき
青が食欲減退色と言われてるけど
鮮やかなな青は毒だからねぇ
本能的に毒を避ける能力は人なら必要だよ
とはいえInstagramではブルー・ハワイやら
鮮やかなブルーのアイスを貪るビッチ 
否、淑女が見て取れるのは興味深い

基本的に嫌悪感を抱きやすい人たちのほうが
新型コロナウイルスのパンデミック期間中に
健康状態が良い傾向があったことがわかってる
しかし一方で気持ち悪いものが好きな人もいたりする
なぜ一部の人、特に子供は「気持ち悪い」ものに魅了されるのか

■嫌悪感に好意をよせること

そもそも嫌悪感は「生まれつきの反応」と
「文化や環境に依存する様々な人生経験」に起因することがわかっている

子どもが「キモい」ものを好むのは、進化上の利点があるから
多少の汚れにまみれることは病気に対抗できる強い免疫系を作るのに
役立つことが科学的にわかっている
1歳未満ほどで犬と触れ合った子どもは喘息になる可能性が13%減少する
農場で育ちたくさんの動物と触れ合った子どもの場合は50%減少することがわかっている
そうした触れ合いは実は慢性的なアレルギー疾患を防ぐ上で
非常に重要な要素になっている
ほとんどの子どもは5歳頃から嫌悪を感じるようになるという
その頃はちょうどRSウイルスや下痢を引き起こす
微細な寄生虫であるジアルジアなど
より危険な微生物にさらされる可能性が高くなる時期だ

5歳までに有象無象の気持ち悪いものに触れることで
免疫をつけるってことだよね
だから虫を素手で捕まえたりハゲデブ親父にスリスリされたりするのは
免疫力強化の観点では生命力強化の為に適度に実施するべき
いわゆる「温室育ち」は免疫力が低く箱入り娘の「美人薄命」は
あながち間違ってないのかもしれない

■でも大人も悪趣味いるよね?

大人でも気持ち悪いものを好む人はいる
この問題の結論は科学者の中でもまだ出ていない
個人的には単純に「変態」の2文字で片付けてもいいような気もする
研究者たちの間ではいくつかの仮説がある
一部の専門家はそうしたものへの熱中は
「悪意のないマゾヒズム」によるものと考えている
脳がネガティブなものに喜びを見出す傾向のことで
それってなにかネジが取れているってことかな?

嫌悪感が強すぎたり見慣れない食べ物に対する強い抵抗があったり文化的な教育を受けていなかったりすると
より冒険的な食事や生活ができず同様の効果を得られない可能性がある
西洋社会にエビを好んで食べる人は多いが
コオロギなどの他の節足動物を食べることは嫌がる人が多い
コオロギは他の地域では主要な食物であり食べても何も問題はない
慣れた食べ物と違うだけだ
ここでは「文化や環境に依存する様々な人生経験」起因なんだなぁと

■結論

5歳までにアンガ田中に触れることで
気持ち悪い中年オヤジへの抵抗力、そして免疫力が強化される
そしてオヤジ特有の加齢臭で具合が悪くなることはないし
オヤジギャグで気分を害することがなくなる
高齢化社会が進むこの日本では
今の若者は気持ち悪いオヤジに囲まれてしまうのは不可避であり
ここで体調を崩す者と平気な者で大きな差が出てくるはず
日本の未来のために家庭で迫害されている全日本のキモオヤジに幸あれ!



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