見出し画像

There are no facts, only interpretations.

事実はありません、あるのは解釈のみです。

フリードリヒ・ヴィルヘルム・ニーチェ

自分の考えを絶対に正しいと信じて
眼を輝かせて正論を語る人たち
理想を信じて他者を糾弾し
自己のイデオロギーが絶対正義というスタンス
持論のアジテートとオルグ
全て善意でやっているからたちが悪い

時代の移り変わりによって
価値基準は顛倒してしまう
それは人が歳をとるよりも遅い場合もあれば
カリスマ的思想に触ることであったり
世界大戦のような状況であれば1日足らずでも
昨日まで信じていたものが瓦解するってのは
どんな気持ちなのだろう

強固な信念・意思というものは
諸刃の剣なんだなと
揺るぎない思想と一貫性はあるが
言葉と主張が硬直化してしまう
もう一種の”幻想”の中にいるんだな

僕たちは
時代の流れで顛倒してしまったが
硬直化故に底なし沼へ
歩みを進めるしかない人たちを多く知っている
歴史から学ぶとしたら
ラディカルなスタンスを取るべきなのだろうか

とは言っても他者のと関係性は切っても切れず
関係の絶対性はついてまわる
他者の絶対的束縛から逃れて独自の考えを持つことは容易じゃない
そうしたエコーチャンバー的な共同幻想に飲み込まれてゆくんだろうな

共同幻想に留まることなく
複数の幻想間を反復横跳びしながら
着地点を探し続けている
独自の中庸な思想という所への着地は
まだ見えない


日々感じたことをジャンル問わず つらつら書いてます おもしろいなと思ったら フォローおねがいします