星に願いを 4回目

ポエムなのか
ポエムじゃないのかなんて
どうでも良くて
勝手にラベリングしてカテゴライズ
しなきゃ安心できないなんて嫌だよな
ミスタアブストラクトと言われれば
そのとおりだよ創作作家さん
お互いに抽象的なんだよおバカさん
夜明けの輪郭がない印象のようだもんね
そう日の出のようだクロードモネ

いつも誰と闘ってるのかわからなくなるよ
人は写し鏡というならば毎回己と闘ってるのかもな
から回る拳は宙を舞い　吐き出す罵声は蝶の舞
蜂のように刺さる痛みは　自分のものだ妬み恨みは　
求めるから渇望し　乾きの理由を探すんだろうな
結局は手前のことだけだもんな
自分の身になって考えろなんて
そんな自己中心的な話あるかよ
気持ちがわかる　親身になる
簡単に言うなよ
お前はドッペルゲンガーかよ

なぁ
心って無邪気だよな
心って止められないよな
心って隠せないよな
お互いに心に苦労するよな

なぁ
その言葉ってさ
誰に言ってんだ？
誰に怒ってるんだ？
独り言ってことでいいんだよな？

了