きのう何たべたの思い出
日常系漫画が好き。
近年「日常系」ってすごく豊富なジャンルがあるけれど、おそらく求めているのは「癒し」ではないでしょうか。
もしくは「笑い」
私は「癒し」「共感」が好きなので、「きのう何たべた」が好きです。
中年の男夫婦の献立を絡めた一話完結型の日常系です。
大奥開始くらいからのよしながふみさんのファンでして、シロさんがまだちょっととがっていたくらいに読み始めて、今やもうアラフィフシロさんですからね。勝手に付き合いが長い気でいます。
よしながふみさんは食べるの大好きだからご飯系の描写が大変においしそうであらせられるのですが、実際に作ることはあんまりないんです。
唯一食べたくて作ったのは「子どもの体温」という短編集にも載っているシンプルケーキ(カステラに酷似、旨い)とリンゴのシフォンケーキ(めちゃくちゃ簡単にできる、旨い)
シンプルケーキのほうはサラダ油しか使わないのでたまにお世話になるんですが、うちバターあんまり使わないのでシフォンケーキのほうはなかなか食べられてないです。リンゴも余らず一瞬でなくなるし。
子どもたちにシンプルケーキ作ったときは「また作ってね」とまろやかに笑われて何回か作りました。
シフォンケーキは焼いたリンゴが不評であんまり喜ばれなかったけれど、夫には大変好評でした。私も好きです。でも作らないと食べられない。梅雨が七夕になる彦星と織姫くらいの頻度でしか食べられてないですね。
シロさん手際が良すぎて普通のごはんもちゃんと下ごしらえとかしててえらいよね。私出来るだけ簡単に作りたいもん。30分料理していると永遠な気すらするもん。
年取っていろいろどうでもよくなってパートナーと一緒にカフェに行ったりする今のシロさん結構好き。加齢って悪いことじゃないよねってじんわり思うからきのう何たべた、好きです。