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彼が築き上げた城をぶっ壊すことに決めました。

ぐみちゃんです。突然ですが…わたし、決めました。

彼が築き上げた城をぶっ壊します。

起業家の彼が約4年をかけて築き上げてきたものを、ここで一度、壊すことに決めたのです。……なぜそんな答えに至ったか?きっかけは「彼が稼ぐとモヤッとする」事象と向き合ったことでした。

事象を紐解いた詳細(途中経過)については、こちらの記事でも解説しています(7000文字の長文なので、読まなくても大丈夫です)

上記記事をざっくり要約すると、こんな感じ。

彼が稼ぐのがイヤ!とモヤる原因(分析)

➀本当は自分が稼ぎたかった
②彼に実力で負けていると認めたくなかった
③奥さんに貢いでいるのでは?と思うと羨ましかった
④彼が自己価値を下げるような売り方をしているのが嫌だった
⑤彼はわたしの姿を投影してくれていた

(詳しい過程はnoteをみてください)

結論から言うと、この内容だけでは解決せず。またモヤモヤが戻ってきてしまったのです。もうわたしの力だけではムリだな、、、と降参し、sakiさんのお力を借りることにしました。

以下、sakiさん(@p_frog_healing)とのセッション記録になります。本日の内容は、こちら。

▶︎「彼がお金を稼ぐのが嫌」の正体

彼がお金を稼ぐことで、どんな不都合がありますか?何に使うのが嫌ですか?

sakiさんにこう聞かれて思い浮かんだのは、「奥さんにお金を使うことが嫌」でした。でも、どうしてそれが嫌なのか?がはっきり見えて来ず。わたし自身、「彼が頑張って稼いだお金をどう使おうが自由」と腑に落ちているはずなのに、どうしても奥さんが使うと考えると嫌だったのです。

元々彼から、毎月奥さんに結構な額を渡していることを聞いていました。具体的な額は濁しますが、50万円以上100万円未満です。いや、1ヶ月の生活費だよね?そんなに使う?おかしくない?と思うレベル。笑

このお話をしたとき、sakiさんが「彼が稼いだお金を雑に扱われている感じで嫌なんですかね?」と問いかけてくださり、スッキリまではしないけどそれに似た感覚だなあ……と思いました。でも、その先がうまく出てこない。

なんだろうなんだろう、うーん、、、と思っていたところでsakiさんに

彼に「奥さんにお金を渡さないでよ!」と言いたいですか?
それとも奥さんに「彼のお金、そんな使い方しないでよ!と言いたいですか?

と質問されたのです。

これは即答で後者、【奥さんに「彼のお金、そんな使い方しないでよ!」と言いたい】でした。……は!!!こう答えた瞬間、何が嫌なのかピンときました。

それは、奥さんは彼のことを応援していないし大切にもしていないのに、彼が一生懸命稼いだお金を使うなんて嫌だ!許せない!という想いでした。

▶︎彼と奥さんにとっての「お金」の役割

わたしにとってお仕事を頑張る彼は素敵だなと思うし、尊敬に値します。しかし奥さんは、仕事を頑張る彼を良く思っていません。

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「いつも仕事ばっかりして、わたしには構ってくれない!」
「仕事仕事って言って、家にいないのが嫌!」
「そうやって外に出て浮気してるんじゃないの?!」

いつもこんな感じで彼のことを責め立てるんですね。それを彼から聞いていたし、話す彼の姿もすごく苦しそうでした。だからわたしは、自分の気持ちばかりを押し付けて彼のことを大切にしていないのに、頑張って稼いだお金だけ持っていくなんてひどい!嫌だ!と思っていたのです。

ああそうか、だから稼ぐの嫌だったんだな!と納得したところでsakiさんが、

奥さんは、彼が仕事ばかりしていて満たされない気持ちをお金を使って発散しているんですね。逆に彼は、お金を出すことで自由を買っているんです。

だからお互い自分のことを満たすためにお金を使っているんですよ。

( ゚д゚)( ゚д゚)( ゚д゚)なるほど…!

彼と奥さんにとって「お金」は、自分自身を満たすための役割をしていました。しかし実際は、本当に満たしたいものの代わりに「お金」を使っているだけ。ですからこのままでは、彼も奥さんもピュアハートが満たされることはありません。

sakiさんは「この状態ってピュアハートが満たされないですから、ノットセルフになっちゃいますよね」と呟きました。ノットセルフ……!めっちゃ心当たりある…!

▶︎彼のノットセルフを感じていた

前のnoteでも書きましたが、彼は最近「顧客重視」ではなく「売上重視」で動いており、「彼らしくないなあ…」と思っていました。

売れやすいように価格を最大限に下げ、サポートも無期限に設定する彼に「それ、本当に大丈夫、、、?」と声を掛けるも、「大丈夫、サポートを無期限にしても使わず消えていく人の方が大半だから」なんて言い出す始末。もはやサービス購入者に成果を出させるというより、ただお金を稼ごうとしているようにしか見えません。

彼がお金を稼ごうとしているようにしか見えないのは、実際に彼自身の経済状況が思わしくない(と思われる)こともあります。なぜそう思うか?実際、彼から直接「お金がない」と聞いたわけではありません。しかし、今年に入ってからそれに近い発言をよく聞くようになったのです。

例えば、以前までは気前よく生徒にごはんをご馳走していたのに「食事会はお金がかかるから嫌なんだよね」と言ったり、売上折半契約しているものに対して「経費のこと考えたら相手方に支払う必要ないんじゃない?」と言ったり。その他、様々な支払いを渋る様子に加え、彼の銀行残高の状況などから「お金が無い」もしくは「お金がなくなることが怖い」と感じていることを察知していました。

そして「こんな状況だから」と自分の価値を下げながらサービスを売り続ける彼に、「良くわからないけれど、何かおかしい」と思っていたのです。ここ最近は、「彼からの連絡は嬉しいけれど心地よくやりとりができない」「会いたいけれど会いたくない」と思うことも多く、言葉にできない気持ち悪さを感じていました。

これは全て、無意識にノットセルフを感知していたのが理由です。

▶︎このままでは状況は悪化する一方

話を聞く限り、このままではもっとお金がなくなっていきますね。

物理的豊かさ(お金)=精神的豊かさ」です。気持ちが満たされているからお金はちゃんと入ってくる。誰かや何かにお金を出すから、エネルギーが循環し、お金も入ってくる。

でも今は気持ちが空っぽだし、お金も出し渋っているので…

sakiさんにそう言われ、確かにな…と納得しかありませんでした。

しかし、このままではあんまりです。わたしは彼のことを良い方向に導いてあげたいし、どうにかしてあげたいと思っています。実を言うと1ヶ月ほど前に、「稼いだ額で自分や他者の価値を決めつけ苦しくなっている彼」に気づきました。

彼のピュアハートは「もうこの世界から抜けたい!」と言っているように聞こえ、わたしから彼に「その世界から抜けようよ!稼いだ金額が全てじゃないし、じぶんが本当にやりたいことを楽しくやりませんか?」と誘い出したことがあります。

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しかし彼は、「お前の言わんとすることはわかるけれど、今はこの世界で頑張りたいんだ。競争することで自分自身、もっと成長しようと頑張れるから」と言うのです。その時は「彼は今、変わるタイミングじゃないんだな」と思い、それ以上無理に言うことはやめました。正直、彼の言い分もわかります。わたしも過去は思いっきり競争社会で戦っていましたし、「他人の期待に応える」「なりふり構わずお金を稼ぐ」ことに必死になった経験があるからです。

さらに言えば、彼はわたし以上に地位や名声を獲得しています。その社会的地位が邪魔をして、「昔ほど稼げていないじぶん」「後から参入してきた人より成果を挙げられていないじぶん」を認められず、現状に白旗をあげることができないのです。かっこ悪いじぶんを認めること、周りにかっこ悪いじぶんを見せることが怖いのだと思います。

しかし、彼が現状を打破して進化するためには、そこを乗り越えなくてはいけません。ではどうしようか?と考えていた時、

「オーダー、出せますよ」

と、sakiさんの優しい声が聞こえました。

▶︎わたしが選んだ彼へのオーダー

ノットセルフになっている彼を戻すため、「心からやりたいことを見つける彼」「周りの評価やお金以外でエフィカシーを上げられる彼」など、いろんな形のオーダーが出せますが、今回の出し方はこれじゃないな、と思いました。彼が進化するためには、一度負けを認めることが必要だと感じたのです。

今の彼は、ガチガチに重くて動きづらい鎧を身に纏っている状態です。すごく苦しいけれどかっこ悪いじぶんを認められないために降参できず、ずっとその状態で戦い続けています。彼には、要らない鎧を全て外してほしいと願っています。

sakiさんの「一度つぶれるのもアリですよ」という発言を受け、今回は本来の彼に戻れるようなイベントが起きることを意図することにしました。オーダーは「彼の戦が終わり、鎧を外して解放される彼」です!(テッテレー)

実はこのオーダーは、彼のためだけではありません。奥さんのためにも出しています。このオーダーが通ると、彼は肩の荷が降りて一気に解放されるのは予想がつきますよね。この状況が訪れると、おそらくほぼ間違いなく収入が途絶えます。すると必然的に、奥さんのことを一時的に満たしていたお金がなくなります。結果奥さん自身も「彼でもお金でもなく、じぶんを満たすことができるのはじぶんしかいない」という気づきを得ることができるのです。

わたしが彼が負けを認めること、白旗を上げることをオーダーするのは大きな貢献になると思い、今回はこの形でオーダーすることを決めました。なんだか胸いっぱいなのですが、これが愛なんだと思います。

彼はきっと一度倒れてもまた立ち上がれるし、このイベントを乗り越えられると信じています。わたしはそれを見守りたいし、どんな彼でも受け入れる。頑張れ。負けるな。待ってるぞ。なんだか大事な子どもを遠くに送り出すような、不思議な感覚です。

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▶︎最後に

わたしがずっと「彼が稼ぐのが嫌だ」と思っていたのは、心の奥底で「彼はこのまま稼ぎ続けてはいけない、止めなくてはいけない」と思っていたからなのかな、と思います。今となっては「仮面を被った彼が気持ち悪い」の言葉の意味もしっくりくるなあ、と(この辺は前のnoteに書かれています)

彼がじぶんの価値を下げていることも嫌だったし、仮面を被ったまま苦しそうに走り続けているのをずっとずっと止めたかったんですね(無意識でしたが)。それに、「無理して奥さんにお金を渡し続けてかっこつけてる彼」がかっこ悪すぎて嫌だったのもあると思います。笑

それにしても今回の件は、じぶんの成長も感じられる出来事でした。

・ノットセルフを感じられるようになった
・憎たらしかった奥さんに対し、助けてあげたいと思えるようになった
・ちゃんとピュアハートの言葉を察知できた
(「仮面を被った彼が気持ち悪い」ですw)

などなど。脳トレすごいいいいいい。ちゃんと進化してるなあ。嬉しい^^

そしてそして。やっぱり悩んだ時には個人セッションを受けるべきだなあ、と思いました。今回もsakiさんに助けていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。いつも本当にありがとうございます(*´꒳`*)

本当、駆け込んでよかった。駆け込む選択をしたじぶん、えらいぞー!

ということで、今回のnoteはここで終了です。拙い文章&かなり個人的な話でしたが、読んでくださってほんとうに嬉しく思います。誰かの参考になっていると嬉しいです^^

ありがとうございました!

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