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FNATIC流エリアコントロール Part3 FNATIC vs ACEND - VALORANT Challengers EMEA - Week 5 Day 2 - Map 1

おはようございます、ガムボールです。

三週間、更新もせず、ツイートもせずで本当にすみません。
自己満で始めたことではありますが、見てくださっている方がいるのを知っていながら、忙しさという免罪符で記事を休んでいた三週間は、非常に目覚めが悪かったです。
しかしそんな感情とも今日でおさらばということで、大分落ち着いてきたので更新を再開します。

前回は第五ラウンド目まで見ていったので、その続き。
思い切って十二ラウンド目まで見て、この試合の解説はPart3でラストにしようと思います。

FNATIC vs ACEND - VALORANT Challengers EMEA - Week 5 Day 2 - Map 1

第六ラウンド

このラウンドはまさかのパーフェクトで圧巻でしたね。
一番の決め手はやはりAcend側がまたもAロングを取られる形となっていたことでしょう。
このゲームの定石として、ラッシュと、エリアコントロール重視のゆっくりとした攻めの二つを切り替えて使う、緩急のある戦い方が大切だと私は考えています。
ここまでのラウンドでFnatic側がラッシュに対してのポジショニングや足止めが抜かり無いことはわかっていたわけですから、このフルバイのラウンドは緩急の緩、ゆっくりとした攻めが必要だったと思います。

しかしAcendは今までと同じ作戦で戦いました。
結果として、Fnatic側はロングをジェット一人で取ることに成功し、恐らく配置を確認するドローンだったのでしょうが、それでダーツを刺し、ウルトでワンピック成功。
シンプルなB攻めに対しては、防衛側アストラのウルトで解除に入れるので設置は通し、その後アフターショックを入れ、サイト入り口まで引くことを読んでのモク抜き2キル。
絵にかいたようとはこの事かと、このラウンドはひたすら感心するばかりでした。

第七ラウンド

今回のAcendは非常に良かったですね。
少しだけFnaticの解説からは脱線しAcendの作戦の話になるんですが、Aロビーを取りに行く際にスモークでロングの斜線を切って下水の敵とやりあったのが良かったですね。
その後も少し時間を空けてローテートを匂わせ、スキルを合わせて一気にラッシュ。
納得の勝利でした。

Fnatic側の勝ち筋としては、最初のAロビーでの戦闘で、スモークでロングの斜線を隠された事が分かった時点で下水道のブリーチが引く。足止めできるスキルを置いておく。などでしょうか。
Aサイトの人数を減らさず、武器有利を利用して止めるのは良い判断ですが、思ったよりAcend側のスキルで抑えられてしまったなという印象でした。

第八ラウンド

このラウンド超面白かった!!

やっぱり拮抗した戦いは良いですね。
とっても浅い感想しか出てこないんですが、どっちもとても良い試合運びで、Fnaticが撃ち合いに勝ったから勝った。みたいな、撃ち合いの結果が違えば試合の結果も変わっていたであろういいラウンドに見えました。

非常に申し上げ難いのですが、そろそろZETAvsDRXが始めるので、ここからは巻きでいきます。(試合まで残り一時間)

第九ラウンド

ここはAcend側がオペレーターに対してドライピークが多かった事が、何よりも勝負を決定づけましたね。エントリーに対しても下水道に引いて抑える事で、Acend側がケアしなくてはいけない斜線が増え、後続は例の如くグラヴィティヴェルで止まってしまいます。
Fnatic側は今まで通りの安定感で難なく対処していました。
もう少しオペレーターに対してのジャンプピークなどがあれば変わっていたかなというラウンドでした。

第十ラウンド

今回は、Acend側が今までとは違った早いローテートを使用した攻めとなり、それがFnatic側の隙を呼んだ形となりましたね。Acend側はアルティメット状況もよく、フルバイであればFnaticも危なかったと思います。
しかしFnatic側の一箇所に人数をかけたリテイクは刺さりましたし、結果的に良いアンチエコでした。

Fnaticの強みはやはりスキルの使い方とエリアコントロールにあるのですが、相対的にスキルを用意していない箇所の抑え方が少し甘い様に見えます。
言うなればそこが弱点なんでしょうかね。

第十一ラウンド

順を追わずに話を始めてしまうのですが、この時々あるAcend側の謎cnedエントリーはどういう意図何でしょう。あれだったらcnedがサイトに入った後に犬を入れて噛み付くとかした方が良い様に思うんですが、コミュニケーションエラーか何か何ですかね。その間にガレージ詰めようというのは良いんですが、もう少しcnedをスキルでカバーするか作戦を変えるかするべきだったと思います。

後はFnaticの話ですが、やはりこのローテートの可能性があっても全く揺るがない配置。防衛の動きとして、一つの正解の様に思います。
これの何が良いかと言えば、無駄死にしない所です。
配置を変える時、スキルを回収して復活するまでの間、それらが偶然穴となって負けてしまう事は稀にあります。さらに防衛側がローテートしてる間はどこのサイトも確保出来ていない状況になってしまうデメリットもあり、それらは隙になるわけです。

人数有利はあえて一箇所サイトを開けて、進行を止めるか設置を待つというはっきりした配置は、非常に好ましい戦術です。

第十二ラウンド

美しい…。
Fnaticのラッシュへの対応の速さに惚れました。boastarに告白しようかな。
リテイクの際に裏取りの人間が撃ち合うタイミングで表もサイトに進行するというのはとても重要な事です。
単純ですが、攻撃側は裏と撃ち合ってる間はリテイクへの対応に人数を割けないので必然的にリテイクが通りやすくなります。
リテイクの際は撃ち合うタイミングを合わせるのは、どれだけ単純であっても抑えておきたいポイントですね。

最後に

久々の記事を簡潔に済ましてしまって申し訳ないです。
おかげさまで大会には無事間に合いそうです。
Mastersの試合は積極的に記事にしたいと思っているので乞うご期待。
ご意見募集中です。
これからも応援の程よろしくお願いします。

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