
【SVシングル S26_最終順位445位(レート1910)】古今東西ゼロフォーミング
みなさんお久しぶりです。
ぐらそです。
S26もお疲れさまでした。
目標の300位以内には届かなかったのですが使っていて楽しい構築であったため久しぶりに記事にしました。
お暇なときにご覧いただけると嬉しいです。
それではどうぞ...!
※レンタルは下記にあります
■最終結果
ぐらそ。
最終順位 445位
最終レート 1910


■構築について
再び禁止伝説環境ということでほぼ全ての禁止伝説を試しに使用したところ、特に黒バドレックス、コライドン、ミライドンのパワーが凄まじかった一方で対策が厳しく思うように勝てなかったためなかなか構築が定まらなかった。
そんな中で環境に多い黒バドレックスに相性的に有利でコライドンミライドンの天候やフィールドをかき消すことができるテラパゴスに着目。
最初は相性無視のステラテラクラスターを連発させるだけの追い風メガネ型で運用していたが、追い風ターンが足らず負けること増えていった。
そこでターン数に縛られず自ら速度と火力を高められるロックカットとメテオビームを両採用した型が強いのでは?と感じ構築記事を探していたところmaruさんの記事(下記参照)に出会い参考にさせて頂いたところ面白いように勝てた為、本構築のベースにすることを決めた。
⬇️参考元の記事
※掲載を快諾いただきありがとうございました...!
本構築のテラパゴスは盤面を整え、削り、最後に一掃する…これらの事を意識し最終的にテラパゴス通す上で重要になるのが以下の7点と考えた。
① 抜き性能を高めるステルスロックや毒菱を撒く
② 状態異常で妨害する
③ ステルスロックや毒菱など設置物を除去する
④ 突撃チョッキや拘りスカーフを叩き落とす
⑤ 壁破壊をする
⑥ テラスタルを強要させる(先に吐かせる)
⑦ 苦手な高耐久ポケモンへの対策
①〜⑦を踏まえテラパゴスの愉快な仲間たちが以下の5体に確定。
①②⑤ ▶︎サケブシッポ
③④⑤⑥ ▶︎イダイナキバ
①③ ▶︎テツノドクガ
⑥⑦ ▶︎パオジアン
⑦ ▶︎ハバタクカミ
以下が個体解説となる。

サケブシッポ
テラスタイプ: ほのお
特性: こだいかっせい
性格: わんぱく
持ち物: でんきだま
222(252)-85-166(252)-76-136(4)-131
サイコファング / アンコール / ステルスロック / なげつける
*HB 特化あまりD
盤面を整えていく枠その1。
初手にでんきだまを投げつけ痺れさせる簡単なお仕事。テラパゴスの抜き性能を高めるステルスロック、起点防止のアンコール、壁破壊のサイコファングとどれも使い勝手が良かった。
初手ハバタクカミ対面では挑発をされる事が多かった為、投げつけるで痺れさせサイコファングで削りを入れる。
(物理技なのもGood)
サイコファングはオーロンゲの壁は割れないが不意にくる壁展開も破壊することで拾った対戦が何度もあった。地味にドオーにも抜群で打点を持てるのも良かった一方で、パオジアンには何も出来なくなるため立ち回りには注意が必要。
晴れの恩恵も受けるためとにかく硬い。
見た目最高。

イダイナキバ
テラスタイプ: あく
特性: こだいかっせい
性格: ようき
持ち物: ブーストエナジー
207(132)-151-151-65-89(124)-152(252)
こうそくスピン / はたきおとす / かわらわり / じしん
*HB 陽気パオジアンの氷柱落とし+不意打ちを96.49%耐え
*HBD 臆病キラフロルのマッドショット+意地コライドンの晴れスケイルショット5回を確定耐え
*S 最速
※ブーストエナジーでS上昇
盤面を整えていく枠その2。
原案の調整をそのまま採用。
テラパゴス入りで重要な設置技を除去する高速スピンを始め、黒バドレックスや突撃チョッキ、+2テラスパゴスで抜けないスカーフ持ちに対してはたき落とす、オーロンゲなど壁破壊の瓦割り、メイン技の地震とどれも必須であった。
相手の構築でステルスロックなどの設置系を撒いてきそうなポケモンがいればほぼ選出する。
ミライドンと対面した場合、大体テラスタルを使用して突っ込んでくる事が多かったためテラパゴスで有利に展開する事ができた。
間違いなく本構築のMVP。

テツノドクガ
テラスタイプ: みず
特性: クォークチャージ
性格: ずぶとい
持ち物: ゴツゴツメット
187(252)-81-123(252)-160-131(4)-130
ほのおのまい / どくびし / あさのひざし / ふきとばし
*HB 特化あまりD
毒菱撒き&回収&物理受け。
主にザシアンやパオジアン、オオニューラ、ハッサムに対して出していく。受け構築に対しては後述するハバタクカミと合わせてTODもよく仕掛けにいった。
メイン技のほのおのまい、サイクルを有利にする毒菱、起点回避のふきとばし、高速再生技のあさのひざしを採用。
毒菱の回収やゴツゴツメットが偉く、削りを入れてテラパゴスの圏内に入れる事ができた。
HP1のパオジアンの氷柱落としで3連続怯みから突破されたときは涙が止まらなかった。

テラパゴス(テラスタル)
テラスタイプ: ステラ
特性: テラスシェル
性格: ひかえめ
持ち物: パワフルハーブ
188(140)-103-130-172(252)-130-120(116)
テラクラスター / メテオビーム / はかいこうせん / ロックカット

テラパゴス(ステラ)
テラスタイプ: ステラ
特性: ゼロフォーミング
性格: ひかえめ
持ち物: パワフルハーブ
253(140)-112-130-200(252)-130-120(116)
テラクラスター / メテオビーム / はかいこうせん / ロックカット
*C 特化
*S 12振りウーラオス抜き
+2で最速スカーフランドロス+5
*H あまり
本構築の大エース。
実質相手のテラスタルを縛る事ができる。
いや〜なテラスタルの択もあまり発生せずテラスタルを使用してくれたらヨシヨシと思ってやっていた。
前述した3体で削りながら盤面を整え、場に着地させる。メイン技でステラ時には相性無視のテラクラスター、火力を高めながら高火力で殴れるメテオビーム、反動はあるが一撃で沈める破壊光線、足りない速度を高めるロックカットを採用。
テラスタル使用時のゼロフォーミングで天候やフィールドが全てリセットされる為、環境に多いコライドンミライドン軸に強く立ち回る事ができた。
積んだあとの突破力は一級品で+1ステラ破壊光線で薙ぎ倒していく。
尚、ディンルーやドオーなどの受け系統はかなり厳しい為、後述する2体で対策をした。
終盤肝心なところで技外しが多かった為、ピクニックでたくさんサンドウィッチを食べさせた。

パオジアン
テラスタイプ: あく
特性: わざわいのつるぎ
性格: いじっぱり
持ち物: こだわりハチマキ
155-189(252)-101(4)-99-85-187(252)
かみくだく / つららおとし / ふいうち / こおりのつぶて
*AS 特化あまりB
受け破壊。
耐久が高いポケモンやディンルーやドオーに圧力をかけていく。
メイン技でテラスタル使用時に凄まじい火力になる噛み砕く、パオジアン本体とも言われている氷柱落とし、先制技のふいうちと氷の礫を採用。
選出画面での圧力や相手にテラスタルを強要させるのは流石だった。
特に受け寄りの相手にはステルスロックと合わせて崩しに行く。
相手のパオジアンは怯ませてくるのに何故うちのパオジアンは技すら当ててくれないのか…その謎を探る為、我々はジャングルの奥地へと向かった。

ハバタクカミ
テラスタイプ: どく
特性: こだいかっせい
性格: ずぶとい
持ち物: たべのこし
162(252)-67-117(252)-155-156(4)-155
くろいまなざし / ほろびのうた / ちょうはつ / まもる
*HB 特化あまりD
本構築の特級呪物。
テラパゴスが勝てないドオーを始め、ラッキーやハピナス(型次第ではムゲンダイナ)などの高耐久を狩るためだけに採用した枠。
交換不可のくろいまなざし、どんなポケモンも強制ノックアウトができる滅びの歌、面倒な変化技を無効にする挑発、滅びターンや残飯回復のターン稼ぎに守るを採用。
(挑発の枠を願いごとに変えても良いかも)
ブーストエナジーが発動しないハバタクカミを見るとほぼ後出しでドオーやハピラキが出てくる為、くろいまなざしでキャッチしそのまま滅ぼしていく。
毒技しかないムゲンダイナに強く出れる毒テラスを採用していたが殆ど使用する機会がなかった。
特に受けループには殆ど負けずマッチングが待ち遠しいと感じたほど勝てていたが、受け偽装のアタッカームゲンダイナに無限に(ムゲンダイナなだけに)狩られたのでそういうのほんとやめてください。
■選出と立ち回りについて
・基本選出
サケブシッポ+イダイナキバ+テラパゴス
サケブシッポで麻痺とステルスロックを撒き、イダイナキバではたき落とすや削り、設置技を除去しながらテラパゴスを着地させる。ロックカットとメテオビームで速度と火力を高め無双状況に入れる。だいたいこの選出だった。
・vs受けループ&受け寄り構築
ハバタクカミ@2(パオジアンorテラパゴスorテツノドクガ)
ハバタクカミで受けをキャッチ&滅ばせ裏の2体を通していく。
■VS禁止伝説
・vs黒バドレックス
黒バドレックスに強く基本選出で勝てる。
相手によっては黒バドレックス自体が出てこないこともしばしば。
・vsコライドン
取り巻きにハバタクカミやランドロスがいる事が多い為、基本選出で対応する。テラスシェルを上手く残しながら一度積めれば有利に進めることができる。ランドロスの突撃チョッキやコライドンのスカーフには注意。事前に削りや叩き落としておこう。
・vsミライドン
基本選出で対応する。
一緒にいるパオジアンの襷を考えステルスロックを撒いておきたい。ミライドンがスカーフの場合は叩き落としておこう。
・vsテラパゴス
基本選出で対応する。
ステルスロックなどを撒き盤面を整え相手のテラパゴスより先にロックカットを積んで対面させたい。素早さが負けている相手はテラクラスターを恐れテラスタルを切らない為、こちらはステラメテオビームで一気に落としに行く。
・vsムゲンダイナ
だいたい耐久系と組まれていることが多い為、ハバタクカミを連れていく。偽装などのアタッカーだった場合ケアが効かないので初手出しはなるべく避けてるのが良い。ドオーやハピラキはマジで🦆
・vs白バドレックス
テラパゴス、パオジアン、テツノドクガなどで対応。初手対面した場合はメテオビームや噛み砕くで攻める。
・vsホウオウ
テラパゴス、ハバタクカミ@1
メテオビームで奇襲をかける。後にドオーなどの特殊受けがいる場合は安易に打たないようにする。
・vsルギア
ハバタクカミ、サケブシッポ、パオジアン
ステルスロックを撒き滅びと火力で攻める。
・カイオーガ
基本選出or+パオジアンで対応するがスカーフ型だとキツい。テラパゴスで積むタイミングを見極める。
・vs日食ネクロズマ
基本選出orパオジアンで対応。
悪テラス噛み砕くでゴリ押ししてた為、そこまでキツさは感じなかった。
・vsルナアーラ
基本選出orパオジアンで対応。催眠ルナアーラしかいなかったがイダイナキバで叩き落とす。結局は運ゲー。
■キツい相手
☠️ディンルー(特にチョッキ持ち)
設置技をケアしながらはたき落とすか取り巻きで削ることを優先に立ち回るが基本キツい。
☠️ミミッキュ
呪いや後攻の尻尾トリックで何度も負けた。
伝説以上に一番キツいのはこのポケモンなのかもしれない。
■最後に
メテオビーム、破壊光線と命中率90%の技を採用している為しょうがないのですが、この構築はとにかく肝心なところでの技外しが多く勝てた対戦を落とす事が多かったです。ただそれ以上に当てた事により勝てた対戦も多かった為、爽快感が勝りました。
最後に一言…
やっぱりポケモンは楽しいね!!!
ありがとうございました。