【SVシングル S2_最終順位730位（レート2038）】砂のカバドッグ
みなさん、S2おつかれさまでした。
今作新たに始まったテラスタルという仕様に苦戦するなか、両ROMで目標の3桁順位&レート2000越えを達成できた為、記念に構築記事という名の感想を記録したいと思います。
良かったら目を通して貰えると嬉しいです！
■結果
TN：ぐらそ 最終順位 730位 レート 2038
TN：おぐらゆい 最終順位 756位 レート 2037
■構築について
今作はテラスタルによって常に見えない択が発生しており、ゼクロム…所謂ジャンケン的な立ち回りを余儀なくされていることで悩まれている方も多いかと思います。
私もそうです。
サイクル構築を主とし対戦回数を重ねていきましたが、今作はテラスタルの影響で色々とケアすることが多く不安定な立ち回りをしてしまい、安定して勝つことが来ませんでした。
そんな状況を少しでも変えるべく①プレイングが乱れずある程度の決まった強力な勝ち筋がある。②交代を最小限に抑え対面的に幅広く立ち回ることができる。この2つが当てはまる構築が探していたところ、前期2桁と結果を残された、風見鶏ナギさんの対面的な動きで強力な崩しが可能なカバルドン&ハカドッグ構築（https://yakkun.com/bbs/party/n3889）
※問題があるようでしたら削除いたします。
に目が止まりレンタル構築をお借りしたところ、ハカドッグの全抜き性能の凄まじさにハマってしまいパクらせて今期のベースとして採用するにことに決めました。
以下個体解説となります。
■個体解説
カバルドン
テラスタル:草
特性:すなおこし
持ち物:さらさらいわ
性格:わんぱく
技構成:ステルスロック ほえる 地震 ボディプレス
実数値(努力値):215(252)-132-159(52⁺)-x-118(204)-67
*C↑252ロトムのハイドロポンプを93,8%耐え
後術する砂エースを通すための砂&ステロ撒き要因。
さらさらいわを持たせることにより、砂エースの強化時間を延長する。
元々はHBで採用していたが、水ロトムのハイドロポンプでワンパンされステルスロックを撒くことができなかったため、元の調整を採用。
大体1発は耐えてくれるため使い勝手はかなり良かった。
技はステルスロックと積み防止のほえる、メインウェポンの地震は確定で、カバルドンを起点にしてくる挑発持ち鋼サザンドラに対して大きな打点のあるボディプレスを採用。
これが中々に良い味を出していたがサーフゴーに何もできなくなるのが難点。
その他にカイリューや浮いているポケモンなどに打点のある氷の牙や岩石封じなど使い分けをしていた。
ちなみにハイドロポンプ3回、おにび2回、流星群1回、、、これなんの数字か分かりますか？
正解はたった1戦で全てこのカバルドンが交わした技の数です。(お相手のかた大変申し訳ございませんでした)
ハカドッグ
テラスタル:格闘
特性:すなかき
持ち物:命の珠
性格:いじっぱり
技構成:おはかまいり かげうち テラバースト(格闘) みがわり
実数値(努力値):149(12)-168(252⁺)-123(20)-x-118(4)-116(220)
*砂下準速スカーフガブリアス抜き
本構築のエース。
砂下から放たれる威力150のおはかまいりが凄まじく、
何度も3縦を決めてきたすごい犬。
苦手な悪タイプへテラバースト(格闘)、テラスタルの様子見や状態異常カット、砂のスリップダメージを稼ぐみがわり、砂切れ時や相手の先制技に先制できるかげうちなど技構成はこの4つで完結していると感じる。
特に数の多い以下のポケモンとの対決に備え、ハカドッグを通していく際は必ずテラスタルは切らずに温存しておく必要がある。
・カイリュー、サーフゴー
ノーマルテラス択が発生するため、みがわりで様子を見て誘発させることができるが上位層には動きがバレている為、ここの択が1番大変だったが基本有利。
(アンコールはやめてください)
・ミミッキュ
殆どじゃれつくから入ってくるため、敢えてテラスタルを切らずに化けの皮を剥がし、かげうちで仕留めていた。基本は選出しないようにしたい。
ハカドッグが通せるかどうかの見極めが1番大事と感じた。
セグレイブ
テラスタル:地面or格闘
特性:ねつこうかん
持ち物:気合いの襷
性格:いじっぱり
技構成:巨剣突撃 氷柱 氷の礫 じしん（瓦割り）
実数値(努力値):191(4)-216(252⁺)-112-x-106-139(252)
対面最強のテラスタル誘発マシーン。
ハカドッグを選出する際は大体初手にこいつを出していた。基本的に相手を倒し切るよりは高火力で圧をかけて削り、テラスタルを誘発させるのが仕事。
対面性能が高いためこいつで何体も持っていったことがあった。
フェアリー水ロトムや鋼サザンドラと対面する際、よくテラスタルを切られていたが巨剣突撃&氷柱針などで雑に切ったあとカバルドンを展開していた。
テラスタルさえ切らせてしまえば後半展開するハカドッグがかなり動かし易くなるため、そういった意味では技範囲の広いセグレイブは1番相性が良かったと感じる。
地面テラス地震と格闘テラス瓦割りは気分で使い分けていたが、壁構築が体感そこまで多くなかったため、地面をメインで採用していた。
サザンドラ
テラスタル:ゴースト
特性:浮遊
持ち物:残飯
性格:控えめ
技構成:悪の波動 炎の渦 挑発 みがわり
実数値(努力値):197(236)-×-112(12)-146(4)-124(108)-150(148⁺)
・最速サーフゴー抜き
・一致イカサマの急所を身代わりが確定耐え
・C↑252眼鏡サーフゴーのゴールドラッシュ確定耐え
Twitterで見かけてしまった悪魔のポケモン。
上記3体が厳しい受ループやキョジュオーン、高耐久ポケモンに対してかなり強く出れる。
この枠はゴチルゼルなどで対応していたが、汎用性に乏しく、他の候補を探していたところ出会ってしまった。
神速地震2Wカイリューにも強いが、耐久や搦め手を使ってくるような相手に対して積極的に選出をしていた。
よくこんな型思いつくなぁとポケガチ勢の方々には毎度驚かされる。
サーフゴー
テラスタル:鋼
特性:黄金の身体
持ち物:拘りスカーフ
性格:おくびょう
技構成:ゴールドラッシュ シャドーボール 悪巧み トリック
実数値(努力値):163(4)-58-115-185(252)-111-149(252⁺）
オリジナルの構築にある通り、セグレイブを初手に出しにくい場合はこちらを選出していた。
ハカドッグとセットで選出する場合はこちらも雑に突っ込んで削りを入れ、裏のカバルドンを展開していた。
受ループやブラッキーなどの高耐久はスカーフトリックやその後の悪巧みで崩すことができる。
鋼テラスで瞬間火力を上げるのが強い。
型多すぎて相手にしていると厄介なポケモン。
ウォッシュロトム
テラスタル:フェアリー
特性:浮遊
持ち物:オボンの実
性格:ひかえめ
技構成:ハイドロポンプ 十万ボルト テラバースト(フェアリー) 悪巧み
実数値(努力値):157(252)-63-127-171(244⁺)-127-108（12）
一家に一台の家電。
ヘイラッシャやラウドボーン、イルカマンが重めなのでその対策、牽制で採用。
あまり選出はしなかったが、出すと活躍してくれる。
この枠は色々試したが水ロトムが一番動かし易かった。
■表選出でキツかった相手
⭐︎ブラッキー
基本選出を通したいときによく同居しておりほぼ100%出される。立ち回り次第で何とかなるけどやはりキツい。残飯を持たれていることが多いため渦サザンでもキツかった。
⭐︎キョジュオーン
選出されたら基本選出ではまず勝てないので裏選出になる。
⭐︎ラウドボーン
なるべくハカドッグを選出をしたくないが、別のポケモンにテラスタルを切らせてしまえば負けない。ただそこも相手はわかっているためキツかった。
⭐︎ヘイラッシャ
セグレイブを初手に出すと後出しされ易いため、とにかく巨剣突撃で削る。なるべくハカドッグの圏内に持っていきたい。終盤眠る持ちをあまり見なかったため割と勝てていた。
⭐︎カバルドン
硬いし砂枯らされるしでキツい。ただ終盤は怠けるを切って選出していた。
■選出方法
⭐︎基本選出
セグレイブorサーフゴー ＋ カバルドン ＋ハカドッグ
・初手で荒らしてカバルドンの砂&ステルスロック展開しハカドッグで詰める。
砂ターンを稼いでくる場合は相手交換の際にハカドッグを合わせるなどの立ち回りを行なった。
⭐︎裏選出
セグレイブ、サーフゴー、サザンドラ、水ロトム
・基本選出が通しにくい場合は4体のうちどれかでいく。サイクル寄りな動きになる。
⭐︎対受ループ
サーフゴー、サザンドラ、水ロトム
・特殊受けのハピラキをサザンドラでキャッチして特殊3枚で崩す。一度も負けなかった。
■最後に
SVで念願の3桁順位&両ROMレート2000超えを達成できてとても嬉しく思います。
ユーザー数も物凄い数がいて正直もう少し時間が掛かると思っていました。
ほぼ流用している構築ですが、素晴らしい構築を開拓された風見鶏ナギさんには感謝しております。
S3からまたガラリと環境が変わりますが、楽しんでいきましょう！
ありがとうございました。