【剣盾シングル S34_最終304位】 Swimming frog!進撃のガマゲロゲ
みなさんS34お疲れさまでした。
ぐ。です。
今期は幻含む禁止伝説ポケモン無制限の大怪獣バトル環境ということで、自分が一番やりたかったルールだったこともあり、総対戦数800戦以上と過去1ランクマと向き合ったシーズンとなりました。
2桁〜3桁前半くらいを目標にやってきた結果、最低限の目標を達成することができたため構築記事に残すことにしました。
最後までご覧いただけると嬉しいです。
■構築について
禁止伝説のパワーにより受け回す構築は厳しいと考えたため、苦手であった対面構築を試みることに。
序盤元気マンを決め込んで1位まで行ったがその後次第に元気がなくなる。
対面構築のデメリットである初手を出し負けた際のリカバリーが効きにくいことがどうしても肌に合わず、得意なサイクル構築で組み直すことに。
型が読まれにくいムゲンダイナと相性補完の優れているイベルタル、日食ネクロズマの3体をベースに、残り3体を色々と組み合わせていった。
受け寄りの構築だと冒頭で述べた禁止伝説のパワーや相手からの被弾回数が増えることにより急所や状態異常を引くことで精神衛生上よろしくないと考えたため、受けつつ火力を押し付けるor起点に積んでいくよう様なメンバーで固め、その中で奇襲性も交えつつ最終的には以下の構築が完成した。
■個体解説
ムゲンダイナ
特性:プレッシャー
持ち物:拘り眼鏡
性格:控えめ
技構成:ダイマックス砲 ヘドロウェーブ 火炎放射 ムゲンダイビーム
実数値(努力値):215-×115-216(252⁺)-116(4)-182(252)
*CS特化
相手のダイマックス状態を無視して高火力を叩き込んでいくダイマックス砲を筆頭に、序盤多く見た電気玉グラードンやカバルドンをムゲンダイビームで破壊していく。
コスモパワーを積む耐久型や壁張りをするムゲンダイナが多くいたせいか、舐めて居座ってきたポケモンを何度も吹き飛ばした。
ムゲンダイナは色々な型が存在し、読み違えると致命傷になるためそれだけで強いと感じた。
ムゲンダイビームをよく外すお茶目な子。
イベルタル
特性:ダークオーラ
持ち物:拘りスカーフ
性格:意地っ張り
技構成:イカサマ ダブルウイング 岩雪崩 蜻蛉帰り
実数値(努力値):201-201(252⁺)-115-×-119(4)-151(252)
*AS特化
スカーフを持たせることによりザシアンや黒バドレックスに対して上からイカサマを打つことができる。
中盤からかなり流行った壁張りを行う黒バドは、光の壁から入ってくるパターンが多かったため、リフレクターを貼らさず突破することができる。よく組まれているHBゼルネアスには裏のザシアンやネクロズマで対応した。
岩雪崩は対ホウオウ用に採用したが一度も読まれたことはなく、不意の岩雪崩(ダイロック)で何体ものホウオウを沈めた。
ふいうちはスカーフを持たせていることからあまり欲しい場面がなく、対面操作を行える蜻蛉帰りを採用。
対イベルタルのダイマの撃ち合いやダイジェットを1回積んだ最速ホウオウ、ゼクロム、スカーフカイオーガなどの90属に抜かれて負けた為、陽気でも良いかもしれない。
スカーフを持たせることでダイマを切らなくても腐りにくかったため、とても使い易かった。
ムゲンダイナ同様、対応方法が異なる物理か特殊かの択を押し付けることができるため強かった。
日食ネクロズマ
特性:プリズムアーマー
持ち物:残飯
性格:腕白
技構成:メテオドライブ 地震 龍の舞 朝の日差し
実数値(努力値):204(252)-178(4)-177(108⁺)-×-130(4)-115(140)
✝️天焦がす滅亡の光✝️
日食ネクロズマですね。今期のルールはネクロズマが強かった。ザシアン以外にもゼルネアスを止めることができる。
残飯により場持ちが良くなるのが偉くHBに寄せることによりザシアンへの後投げができるが、よく読まれるので安易な後投げは注意。
後述するガマゲロゲを採用してからは苦手なカイオーガの選出が抑制されたのも活躍できた要因になった。
Sは+1で準速エースバーン抜きを流用したが調整は少し変えた方がいいのと、相手の弱点保険型によくボコボコにされたため、持ち物はこっちでもいいかもしれない。
飛行ワンウェポンの電磁波ルギアを起点に龍舞を積み、麻痺りながらも3縦したとても偉い子。
ガマゲロゲ
特性:すいすい
持ち物:命の珠
性格:意地っ張り
技構成:アクアブレイク 地震 パワーウィップ 毒毒
実数値(努力値):180-161(252⁺)-95-×-96(4)-126(252)
*ダイマで暴れたいのでAS特化
来ました本構築のエース。
雨化の制圧力は目を見張るものがある。
元々この枠はカバルドンやグラードンを採用していたが、ムゲンダイナをアタッカーにしていることからカイオーガが重く悩みどころであった。
このガマゲロゲに加え、ルギアとディアルガの並びでカイオーガの選出自体をかなり抑制してくれたことから勝ちが一気に増えた。
構築の見た目的に貯水型でサイクルに参加するように見えるが(え?見えるよね?)珠アタッカーで採用。ザシオーガ、ホウオウネクロズマに強いため選出の圧はそれなりにあったと思う。
毒毒はルギアなど高耐久を崩したりダイウォール媒体として重宝した。
(毒毒入れちゃえばダイマ絡めてルギア突破できちゃうのね)
ダイマを切らないとほんとへなちょこなので、そこだけが難点。
ザシアン
特性:不闘の剣
持ち物:朽ちた剣
性格:意地っ張り
技構成:巨獣斬 じゃれつく インファイト 電光石火
実数値(努力値):191(188)-238(212⁺)-137(12)-×-136(4)-180(92)
*陽気ザシアンの巨獣斬+電光石火耐え
*S111族抜き
過去シーズンまではメタられ過ぎて窮屈さを感じ使用を避けていたが、ヌオーやサンダーなどザシアンを止めてくる一般ポケが減ったため今期はかなり扱いやすかった。
個人的にはHSより火力に割いたHAの方がザシアン以外に対して負荷をかけられるためこの構築では正解だったかもしれない。
外す理由がないNO.1ポケ。
ルギア
特性:マルチスケイル
持ち物:弱点保険
性格:臆病
技構成:エアロブラスト 大地の力 瞑想 自己再生
実数値(努力値):189(60)-×-151(4)-142(252)-175(4)-169(188⁺)
*C特化
*S101族抜き
マルチスケイルから瞑想を積み弱点保険&ダイジェットで全抜きをする。
相手にディアルガがいる場合は基本的には後投げで対応できる。珠ダイアイスでなければ自己再生で受け切ってしまう。すごい。
耐久は殆ど振っていないため意外と脆く感じたのと追加効果による麻痺や氷で何度も泣かされた。
「命を賭けてかかってこい」(voice山寺宏一)
■きついポケモン
イベルが物理、ダイナが拘ってしまっている関係上こいつがほんとキツかった。ザシアンにインファイトを採用しているが一緒に組まれているホウオウに打点がないため当たらないことで対策とする。今後数が増えるようならインファイトとワイボを併用しても良いかもしれない。
ガンダム。対面で処理できるのがザシアンとムゲンダイナしかいない為、上手く起点を作られて舞われた時は壊滅させられてた。ゲロゲに冷凍P積んでも良かったかも。使われて強過ぎたので来期は軸に組んでみたい。
その他はコスパダイナや単純に麻痺撒きとかもキツかったのでみがわりなどで対策しても良かったかもしれない。
■最終結果
TN:ぐ。 最終304位
■最後に
今期は何でもありの環境ということもあり、個人的には好きなことがやれたシーズンでした。
剣盾環境はもうすぐ終わりますが来期も頑張りたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。