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第15回【#俺達の少女A】白瀬咲耶をこれから知る人への手紙

こんばんわ。夢之路というものです。

今回、1/15に開催された「第15回俺達の少女A」という企画において、白瀬咲耶のプレゼンを採用いただきました。本当にありがとうございました。

以下が、今回の音源を動画として投稿したものと、原稿全文となります


拝啓
これから白瀬咲耶を知るプロデューサーさんへ
彼女に興味を持ってくれて、もしくは、既に好きでいてくれて、ありがとうございます。あなたが、あなた達二人がこれから進む道のりは、いったいどんなものになるのでしょう。
あなた達が出会って、初めての挑戦であるWINGでは、カッコよさの裏にある、努力家な部分と、無茶と、反省と、感謝と、これからの約束が見られるでしょう。
SR秘めやかファンサービスでは、彼女のファンとの触れ合い方と、あなた達の信頼の確認をすることが出来るでしょう。
SSR紺碧のボーダーラインでは、お互いの事を知り始めるでしょう。
SRふれあい、おもいあいでは、彼女の特別を知るでしょう。
SSR1/60・NaturalHeartでは、彼女の我が儘を通して、絆が強くなっていくことを感じるでしょう。
それらの道のりを経て迎えた、ファン感謝祭では、彼女の脆さと、その再生を体験するでしょう。
SSR幸福のリズムでは、彼女ともしもについて語らうでしょう。
SR雪染めロマンティカでは、彼女から今までの仕返しを受けるでしょう。
SSR海と太陽のプロメッサでは、彼女と存分に羽を伸ばすでしょう。
そうして挑むGRADでは、大切なこれまでと、これからへの願いと決意をわかちあうでしょう。
それからSR真紅一輪では、彼女の自慢を再確認するでしょう。
SSR乙女と交わすTrickでは、彼女との距離を再確認するでしょう。
これらの道のりは、そして、ここで書ききれなかった道のりは、決して平坦なものではないでしょう。しかし、だからこそ得られる幸せがそこにはあるはずです。あなたがそれを、彼女と共有し、想いあえることを、私は陰ながら、切に願っております。
白瀬咲耶の担当プロデューサーより

今回の音源で使用したBGMは『機動戦士ガンダムUC オリジナルサウンドトラック3』より『PIANO UC-NO.3(SIDE:B)』でした。


さて。こういう記事を作ったからには、制作背景などを書こうと思います。以下、コミュのネタバレなどが含まれますので、見たくない人、知りたくない人はブラウザバックをしてください。


今回、シャニマス限定の少女Aが開催されるとのことで、じゃあ、この前白瀬咲耶に対して素直になったことだし、彼女の音源を作るかと思い立ちました。でも、そこで悩みます。どういう内容にしようと。実はこれまで白瀬咲耶のあれこれについて考察なんてほとんど考えてこなかったんですよね。なら、当然の如くそういう内容のものは作れないよなあと悩みました。

その次に思い付いたのが、何かPカードを一枚選んで、それについて語る事でした。ただ、それで3分もつのか?って思ったときに、漠然と無理だなあ、って感じたのが1つ。音源の根底はプレゼンなので、それでそのカードないし彼女に興味を持ってくれるならまだしも、いや思いっきりネタバレやん。と誰かが思ってしまって、いざその人がそのカードをプロデュースした時に、ハイハイ知ってるよ聞いたからねって感じてしまうと、プレゼンとしてはまず失敗だなとなるのが1つ。これらの理由から、この案もボツにしました。

そんな時に思い付いたのが、「あ、じゃあ手紙にするか」ということです。これが意外としっくりきて、これから白瀬咲耶を知る人へ向けた手紙という体のプレゼンにしようと、冒頭がパパっと決まりました。となると、手紙に終わりはどう締めくくる?という疑問が出てきます。それを考えた時に、よし道のりの話をしようと、これまたパッと思いつきました。これでひとまずコンセプトの完成です。

では、手紙の本文、どういう道のりを書こうか。よし、ならPカードを登場順に並べるか。せっかくなら、そこにファン感謝祭とGRADの実装も入れよう。始まりはWINGからな!と決めました。この辺も早かったです。Sカードや各イベントシナリオを入れることも一瞬考えましたが、キリがない点、3分でまとまらない点、Sカードやイベントシナリオは、Pと白瀬咲耶の物語というよりかは、白瀬咲耶と他のアイドルとの道のりの側面の方が強いよなあという点から外し、最後の言葉の中で「ここで書ききれなかった道のり」と表現することにしました。

ここで一番の問題が出てきました。どういう内容を書くかです。このカードはこういう話!このカードはこんな話!と書くことも出来ました。ただ、それはどうしようもなくつまらないなあ、と感じたこと、前述のとおり言えばネタバレなので、それで今後触った時に虚無感をと言感じてしまったら嫌だなあと思ったので、ここは悩みました。

そうして浮かんだ答えが、自分の感情を出そう。それぞれのカード、コミュを見て、一番思ったこと、感じたことを出そうということでした。ただ、具体的に書きすぎると、これもネタバレになるので、出来る限り抽象的に。それと、あくまで夢之路という人間の感情なので、「こうなります!こう感じます!」と言い切ることは出来ません。だから、「でしょう」と、こう感じるかもね?ぐらいの雰囲気にとどめました。これで、あ、こう思えるコミュがあるならこのカード触ってみようかな、と思ってくれたなら良し。あ~‼解釈一致、私もこういう感情になったと触った後に思ってくれたなら勝利。既に、コミュを読んていた人が、そういや私もそう思ったわ……と思い出してくれたならもう大勝利です。

ただホンッッッットにこの言語化が苦労しました。各内容というか感情の言葉、意味などは被らないようにと考えていたので、そこも考慮すると死ぬほど悩みました。例えば、一番直近のカードである乙女と交わすTrickなんかあいつらイチャイチャしてるだけですからね!?いやほとんどイチャついてるだけなんですけど。なーんだよ買ったコウモリのぬいぐるみが二人とも同じもの買ってたから交換して、それ使ってお互い隠しあってキャッキャッしあうって!もう私はあのコミュ見た時ブチギレましたからね。甘すぎるわ!って。そういう所が良いんですけど。

だけど、それ以上に楽しかったです。自分は、あの時系列通りに各コミュに触れてはいません。一番最後に触れたコミュはGRADだったりします。ただ、こうして見返して、今までバラバラだったものを整理したことで、新しい気づきも得ました。1/60・NaturalHeartでPに対しては肩貸してとか、あんだけわがまま言ってたのに、なんでそれを感謝祭で出せなかったの。もっと甘えなさいよとか。GRADの後だからこそ真紅一輪でモデルの時はこうだったけど今はアイドルだから、どう自分を見せれば良いかという相談をより軽に出来ているんだなあと思ったり。より一層白瀬咲耶が好きになりました。

そうやって、本文が完成したわけなんですけども、画像は出会った時の「やあ、私に何か用かな?」にするのは決めていました。これから出会う人には初めての会話、出会っていた人には思い出になるわけですから、もうこれしかないだろうと。

ついでにBGMのお話もします。BGMはもともと、「少女☆歌劇レヴュースタァライト」より「舞台少女心得 幕間」のinstrumentalを使おうと思っていたんですけど、音源がイベント会場限定CDにしか入っていないということで入手困難だなと。じゃあ「舞台少女心得」ならどうだろうと収録CDを買ったんですけど、曲調がめちゃめちゃ明るかったので、結果やめたんですよね。で、他に手持ちで何かないかなあと模索した結果、「PIANO UC-NO.3(SIDE:B)」に行きついたんですけど、実は過去に『俺からの虹色レター』という企画で私から松永涼さんへあてた手紙で使用していたんですよね。なんで曲かぶりもなあと思い、ギリギリまで他にないか探しました。恐らくこの曲の原曲であろう「A LETTER」という曲を使うことも考えたんですが、歌詞がもう壮大すぎて完全に私の声が負けるのでやめました。結局「PIANO UC-NO.3(SIDE:B)が一番合っていたのでそのまま使用決定しました。この判断は、後から考えると間違ってなかったなあと思います。

そうして音源を投稿して、当日放送を視聴していたんですが、まあ緊張しました。今まで松永涼だけで突き進んで、彼女以外の音源を投稿するのは初めてだったのと、同じ白瀬咲耶で投稿されていた137Pさんとじゃじーずさんの音源がめちゃくちゃ良かったので、これはもう落ちたか……?と思って吐きそうだったんですが、最後にトリとして読まれて死ぬほどビビりました。結果としては好意的な意見をたくさんいただき本当に感謝しかありません。作って良かったなあと本当に思いました。

改めて、お疲れ様でした。よしひこさん、大作さん、あいうえおさん、本当にありがとうございました。また、あの音源を聴いてくれた方、感想をくれた方、ここまでこの記事を読んでくれた方、本当に本当にありがとうございました。この辺りで今回の筆を置かせていただきます。

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