居場所と視線を探して【俺からの虹色レター】

こんばんわ。初めましての人は初めまして。知ってくださっている方はありがとうございます。夢之路という者でございます。

さて。この度9/25、9/26、10/2と3日間にわたって開催された【第二回俺からの虹色レター】という企画に参加させていただきました。

企画概要はこちらを参照してください

さて。私は初日である9/25音源を流していただきましたが、1週間たちようやく、音源に関してのまとめというか背景を書こうと思いました。もっと早く書けって話なんですけどね

ちなみに前回は、松永涼さんに対してお送りさせていただいたのですが(書き記事参照)

今回はアイドルマスターシャイニーカラーズ(以下シャニマス)から白瀬咲耶さんに対してお送りさせていただきました。以下全文となります

貴女の隣に、私は居ますか? 貴女の瞳に、私は映っているでしょうか?
私は貴女が好きです。
その顔が、そのスタイルの良さが、キザな台詞を言うところが、その格好よさが、その可愛さが、誰よりも誰かを想う優しさが、その優しさ故の脆さが、その甘え下手さが、その声が、その感情が、貴女を構成する何もかもが愛おしくて、たまらなく好きだ。
貴女に惹かれたきっかけは、確か一目惚れだったと思うけれど、貴女を知っていくその道のりは、とても幸福だったと思う。
だけど、私は、貴女の隣に居たのでしょうか。
貴女の瞳に、私は映っていたのでしょうか。
確かにこの道のりは幸福でした。きっとこれからも幸福なのでしょう。でも、これは私だけの感情で、エゴ、と言えるかもしれません。
貴女が私と同じように、幸福だと、幸福だったのかということはわかりません。当たり前のことかもしれませんが、住む世界が違うのですから、確認をする術もありません。
それに怖いのです。私以上に、貴女を知っている誰かがいるかもしれないということが。それを認めることが、たまらなく怖いのです。
不安と、劣等感、そのほかよくわからない感情が混ざりあって、ドロドロと私を飲み込もうとするのを悟られたくなくて、今日も貴女の前で笑顔を作るのでしょう。
いつか、この醜く固まったものを貴女に吐き出さないといけないのだろうけれど、今はその勇気が無いからこうして伝えることをお許しください。
だけど、貴女がこんな惨めな私を受け入れてくれるというのなら、私は面と向かって、貴女に愛を伝えましょう。貴女の目を、真っ直ぐ見て伝えましょう。
きっとその時には、貴女の隣に居る私は、貴女の瞳に映っているでしょうから。

音源内で使用したBGMは『機動戦士ガンダムUC オリジナルサウンドトラック』より『PIANO TO ANNA』でした。


さて。この音源に関して話すなら、白瀬さんとの出会いから話さないといけませんね。

まあこれは単純な話でシャニマスの事前キャンペーンからです。アイドル一覧の中で、初めてその姿を見た時、ビビッと来ました。一目惚れというやつですね。顔面が好みでした。"カッコいい"女はド好みなので何もかもどストライクでした。キャンペーンの確定SRを白瀬さんに設定して、これからどんな物語が見れるんだろうとワクワクしていました。

さてさて。サービスが始まって、色んな初めてを経験しました。初めての"プロデュース"というシステム、初めての敗北、紆余曲折経て初めての優勝、とかとか。そもそも、しっかり腰を据えて、サービス開始時から遊んだ初めてのアイマスシリーズということもありますけど。そういえば、初めてのガチャ天井したゲームもシャニマスでした。

さて。ここでちょっとだけ話はズレますか、私がシャニマスに抱いている感情を書きます。

それはたった一言「楽だなあ」です。何がというと現実でのプロデュース活動というか、そういう所で感情のやり場が、です。

登場頻度というか、タイミングに一喜一憂などすることはあれど、基本的には口を開いて待っていれば上からの供給が降ってくる。知らない。何て言われることはない。登場するキャラクターが皆、一定以上の認知度がある。四苦八苦しながらステマをする必要もない。それこそフェスなどに本気にならないのであれば、ちょこちょこっと触ればイベントストーリーやイベントカードは簡単に手に入る。ここまでめたくそ書き方が悪いでしょうが、そういうところは、自分にとって楽だなあと思うところであり、自分がのんびりとこのゲームをやれている理由でもあります。

さてさて。そうやって白瀬さんと歩いていく中で、彼女の色んな一面を知りました。それは、内面のカッコよさであったり。寂しさとそれに対する恐怖心で会ったり。ファン感謝祭シナリオはマジで「ふざけんなよお前」って叫びました。それからもちろん可愛さであったり。そうやって知っていく中で、私はどんどん彼女のことが好きになっていきました。これは今まで考えられなかったPドルというやつも、もしかしたら考えられるかもしれんなあ!と思い込むほどの好きでした。

そう、思いこんだのです。

いざちょっと出力した時、そこに描いたP像が自分のようで自分ではないんですね。じゃあこれは誰?と考えた時に、答えとして浮かぶのは、シャニマスというゲーム内のPなんですよね。

これはもう考え方というか、想像力の方向性というかの話にはなってくるかと思います。シャニPのキャラクター性というか、人間性って結構大きいと思うんですよね。しっかりストーリーがあるゲームなので当然と言えば当然なのかもしれませんが。今までデレマスにどっぷり=もはや無といっても良い個性・人間性のデレ‘P(プレイヤーの分身)に慣れ過ぎた故、そのギャップにやられているというのもあるかもしれませんが、この沼にハマると中々抜け出せません。そうやってバシャバシャと溺れていると、ある考えが浮かびます。

「あれ?本当に私白瀬と歩いてこれた?」

はい。ど面倒くさいオタクポイントその1です。「いやそうじゃねぇよ!色んな初めてを経験したお前は白瀬と一緒に歩いてきたよ!」と、思いたい気持ちもあります。ただそれはゲームプレイヤーとしての私。プロデューサーとは別物じゃないかなあという考えが根付いてしまっています。理解はしていても、割り切れない、ポジティブに考えきれないのは、私という人間の悪いところなのでしょう。

負の感情が1つ生まれると、それはどんどん連鎖していくものです。

先ほど、シャニマスというゲームについて「楽」と表現しました。ただそれは、怠惰、驕りとも言えるでしょう。だってそうでしょう。自分から知ろうとしていないのですから。この知ろうというのには、考察であったり掘り下げなんて意味を込めても良いでしょう。そうやって口を開いているだけならまだしも、私は、まだ触れていない白瀬さんがいくつもあります。観ていないコミュもあります。大きなコンテンツの一つであるはずのGRADでさえ、実はまだ一度も触れていません。口を開いて待っているだけならまだしも、手に届く位置にあるものですら、触れていないのです。醜くて仕方がありません。そうやって、ただ転がっているだけの私を、周りの人はどんどんお言う抜いていくのだろう。当たり前といえば、当たり前の事。ただ、そのことを認めたくないと思う、意地の汚い自分がいて、とても嫌になります。あまつさえ劣等感すら感じます。オタクど面倒くさいポイントその2ですね。これに関しては、早く動け。これに尽きます。それ以上でもそれ以下でもありません。

こんな私を誰かに見せたくはありません。あまつさえ、白瀬さんには見せることなんてできません。今思えば、だから私は「白瀬咲耶担当です」と大声で言っていないのかもしれません。担当と思うことすら、おこがましいのかもしれません。

でも、いつか向き合わないといけないよな。そう思って、今回この音源を作りました。いわば一つの意思表示、決意表明。原稿を書いていくなかで、やっぱり白瀬さんの事は好きだなあと思ったし、音源を録る中で、この感情は愛何だろうと思いました。これは、松永さんへ向ける感情とは全く別のものです。

向き合って生まれたのは、罪と闇。だけど、より深まったのは愛。この罪と闇を清算できることはあるのかなあと思うけれど、いつか清算出来たなら、間違いなく白瀬さんの隣に居るのは私だし、胸を張って担当ですと声をあげることが出来るのでしょう。それがきっと、愛を伝える第一歩目。

それから、放送中のコメントの中で「似た者同士」と言っていただけたのは、少し驚きもありつつ、救われました。私と白瀬さんがそっくりなんて、恐れ多いにもほどがあると感じはしますが、ちょっぴり、自分は白瀬さんを好きで良いんだと、誰かに認めてもらえた気がして、嬉しかったです。気持ち悪いですね。

オーバーペースで走ると、今度は私が怒られるんだろうなあなんて、都合の良い妄想をしながら、これから、自分なりのペースで頑張ろうと思います。


そんな感じで、何とも締まらないですが、ここいらで筆を置かせていただきます。

改めて、運営の皆様方、本当にお疲れ様でした。とても良い機会を頂けたと思います。そして、こんな駄文をここまで読んでくれた貴方へ、ありがとうございます。こんな醜い私ですが、今後ともよろしくどうぞ。

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