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音楽と人
音楽と人という雑誌を読んで思ったことがあります。
もちろん私の目的はLUNA SEAです。
その中で30年近く前の価値観と今現在の価値観は大きく変わったと仰られている箇所がありました。詳しくは書きませんが笑
私は以前このような駄文を書き連ねております
学生の頃が遥か昔に感じる年齢になりましたが、例えばその瞬間は「その時間」がお互いの価値観であり100パーセントだったに違いがありません。
しかし誰もが職を得て、家族を得て違う人生を歩んでいくのです。
20代の頃はお互いに価値観の相違で喧嘩別れしてしまったりしました。仕方ないよね。
そして30を過ぎてくるとその喧嘩に代表される怒りや抑えきれない熱みたいなものはなりを潜め、その代わり何事も受け入れられるだけの度量と優しさが身に付いてきました。
40を不惑とはよく言ったもので30になりたての頃なんて20代の頃と感覚は変わりませんでしたが40歳に近付くにつれて、人は皆それぞれの場所で必死に生きている事が分かってきてしまいます。
明るく振舞っていても凄く立派な人も溺れないように必死にもがいていますし、足の震え(比喩ですよ、年齢から来るものではないです…まだ…たぶん?)を隠して日々立ち向かっています。
そうなった時にお互い向かうべき道は違うし、価値観もバラバラなのが当たり前でその上でお互いをリスペクトし合えるような関係が取れれば良いななんて思うようになりました。
数年前に書き綴った駄文に「自分だけが1人取り残されている」と書きましたがもしかするとみんなそれぞれがそのような気持ちなのかもしれないなぁなんて思ったりしています。
いいな君は、みんなから愛されて
「いいや、僕はずっと一人きりさ」
例えば自分が取り残された気分になっていたのはまだまだ自分が未熟だったなぁと思います。
この歌詞は「」の使い方が実に色んな事を考えさせられます。
①
A「いいな君はみんなから愛されて」
B「いいや、僕はずっと一人きりさ」
であるならAもBも孤独を抱えている事になりますし、
②
BがAに対して敬意の言葉を表した時に
心の中で
いい(よ)な、君はみんなから愛されて
台詞として
「いいや、僕はずっと1人きり(だから)さ」
という意味も考えられると思うのです。
僕はたぶん数年前は②の発想でしたが、さらにそこから色んな人と出会い別れがありようやく①の考えに辿り着きました。
そしてこればっかりは年齢を重ねる事でしか理解し難い事なのかもと思うと愛惜しいなと思いますし、歳を重ねる事がとても楽しみにもなりました。
ノスタルジーに浸りたい訳ではなくただただ全てを受け入れてお互いの価値観の中でその一部を色んな人と共有出来ればと思っています。
という訳でLUNA SEAのインタビューが掲載されている音楽と人をみんなも買いましょう笑笑
僕はJESUSのイントロを弾いてみました。