![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/16512919/rectangle_large_type_2_eccc2bfa3588b9bb6758117e143c061a.jpeg?width=1200)
安ギターの改造について
よく安ギターを改造して自分のオリジナルギターを作るという方がいらっしゃいますが、そういう趣味もあるんだなぁとギターは本当に幅広いです。
しかし、個人的には以下に当てはまらない場合はオススメはしません。
1、改造することそのものが好き、改造してどうなるかを色々と検証したい
2、フレットの交換、塗装の塗り替え、ザグリ等の改造の練習も兼ねてやってみたい
これに当てはまらない場合、
つまり、改造して音が良くなることを期待して〜
安ギターでも改造すれば良くなる〜
少しでもコストを抑えたい〜
という発想の方はまずやめておいた方がいいと思います。
安ギターは設計はまだマシなものも最近は多くなってきてはいるのですが、何より素材が良くありません。
素の木材が良くなければ、パーツを交換しても、パーツ代に見合う変化は難しいと思います。
というのも、現代の方が設計もパーツのレベルが上がっているのに、昔のギターの中古が売れ続けているのは、パーツよりも木材の良し悪しが大切だということですので、素材がよろしくないものに時間やお金をかけて音に期待するのは、あまり良い結果になりにくいと判断して良いでしょう。
そうでなくても、安ギターといえどもセットアップをしっかり行えば、ある程度ちゃんと使えるようになるので、それで満足できなければそのギターでは満足できない可能性が高いので、別のギターにされた方が良いかもしれません。
あるいは割り切ってしっかり使ってあげることも一つですけどね。
どんなに頑張っても素材の音だけは変えることができません。
そのギターの素材の音の最大限の音を引き出してあげることが大切だと思います。