メイプルとマホガニーの呪い
現在存在しているほとんどのギターが、このメイプルとマホガニーのいずれか、あるいはどちらも使われていることがほとんどです。
使われている部位は様々ですが、オリジナリティのある音を求める人にとっては、この2つの材をどうするかは悩みどころだったりします。
またギターを選んだり、オーダーする際もどんな音が欲しいかによって、この2つの木材をどう使うのか、使わないのかを検討する必要があると思います。
メイプルもマホガニーもボディ材、メイプル材、どちらにも使われているものですが、部位ごとのトーンの割合をある程度知っておくとかなり参考になるのではないかと思います。
結論から言うと、
ネック7割
ボディ3割
です。
エレキギターに関しては、構造がソリッドな為、そのまま弦にあたる面積が多いところの木材の影響を受けます。
ギターの弦はネックに7割以上設置していますので、ネックの木材の響きがかなり影響します。
なので、結論としては、ネック材をどうするかがかなり大きなキーポイントになると言うことです。
メイプルかマホガニーで選ぶとするなら、ネック材をどちらにするかをまず決めると、かなり方向性が決まってくると思います。
逆に、オリジナリティ溢れる音を求めるなら、ネック材をマホガニーやメイプル以外の木材にすると、かなり音としては珍しくなると思いますので、新しい音を模索している方はネック材をまず考えてみてはいかがでしょうか?
もちろん、他にもトーンを決める要素はたくさんありますが、まずはネック材を考えること、自分の好きな音のするギターのネック材を見てみることからスタートしてみると良いでしょう。
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