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アルカンヘル 松 インディアンローズウッド 1969年 フラメンコギター
この記事のギターです。委託を引き揚げてきました。
上の写真はプロのライブで見せてもらった時のものです。
何しろ今クラシックやフラメンコ系の楽器は売れないみたいで・・・
LM楽器は活況みたいですが。
3カ月ぶりに弾くとやっぱいいですね。フラメンコの黒は。
低音が良く出て音も太いです。若干輪郭が甘いところがありますが。
このギターは前所有していた人がバリバリのプロだったので弾きやすいです。
弾きやすく調整されているということですね。アルカンヘルにありがちなテンションの強さが少し落としてあります。
今手元にアルカンヘルがハカランダとインディアンローズの2本ありますが、アルカンヘルはフラメンコの黒はインディアンローズでしか作らなかったというのは本当だと思います。
ハカランダだと残響が強すぎて、音が重厚すぎるんですよね。
インディアンローズだとその辺が緩和されてスッキリした感じになります。
あくまでアルカンヘルの作り方の場合・・・ですが。
伴奏でも心強いですし、独奏でもいい音です。しかもクラシックまでもっていける・・・。
とにかくアルカンヘルは奥が深いです。ジョン ウィリアムズやペペ ロメロ、パコ デ ルシアが使ってくれればもっといろいろ面白かったのになと思います。まあアルカンヘル本人が作らなかったのですが・・・。