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フラメンコギター
写真は私が「踊り伴奏」で愛用している1960年 manuel de la chica 松 シープレスです。
あらゆるギターの中でフラメンコギターが一番とっつきにくく、難しい、報われないギターだと思います。理由は
1.踊り伴奏がメイン
2.覚えることが多い割に、ノウハウが言語化されていない。
3.そもそも世界が狭い
4.テクニックは相当なものを求められる(パコ デ ルシアを見ていたら分かると思います)
日本はスペイン以上にフラメンコ人口が多いと言われますが、それでもたった5万人
ロックやポップスの世界から見たらずっとパイは小さいはず。
なのに練習は100倍求められる。でもパイが小さいから商売にならない。
知り合いのプロギタリストは大変そうです。
ギターなんかまだいい方で踊り手はもっと大変です。(歌い手も)
私の知っているプロもライブでの稼ぎはスズメの涙。
大体はお教室をやって稼いでいます。
5万人の中で少ない生徒さんを取り合って、もう飽和状態じゃないでしょうか?
沖仁さんが例外的に売れていますよね。それでもメジャーなバンドに比べたらだいぶ稼ぎは少ないみたいです。福山雅治が500万のフレタをキャッシュで買うのに、沖仁さんは150万のギターでどうするか悩んでいるのですからね。
ちなみに福山雅治のフレタは名探偵コナンの曲で使われているそうですよ。ジャンル全く違いますけどね。
それでも言語化されていないフラメンコギター(伴奏)は貴重な存在です。
次はどうやったら伴奏を学べるかについて行ってみたいと思います。