《みんなからの質問:No.93》 ハカセならレスポールだろうがリッケンだろうが「ハカセの音!」を出せるんですか?
レスポールが苦手です。いい音すぎて誰が弾いても「これぞレスポール!」という音しか出なくて「あ、誰々の音だ」という独自感が出しにくい気がします。ハカセならレスポールだろうがリッケンだろうが「ハカセの音!」を出せるんですか?
真面目に回答していいですかね?
ワシは、ワシの音?音色?自体はそこまでこだわりはありません。
ワシは現実的には自分が目立つための音楽をしてるわけではなく、合奏をメインとしたアンサンブラーなので、自分の音よりもバンドの音を意識したいと常に思っています。
もし仮に「ハカセの音!」があるとしたらそれは単純な周波数的な音色ではなく、ワシの所作を含めた全てが醸し出す音…という風なイメージで演奏しています。
なので、質問者様がどうしても誰々の音だ!という風に感じてもらいたくてギターをプレイしているのなら、ワシの回答はもしかしたら参考にはならないかもしれませんね…
ワシはワシのギターが、例えばボーカルやフロント楽器を邪魔するようなサウンドを濁す演奏になっていたら、それはどれだけ個性があってもそれを良しとはしません。
けど、それはあくまでワシの偏見も含めた音楽に対する姿勢ですので、誰かに強制したいとも思いません。
仮にそれでワシのギターが混じりすぎていて、ワシの存在を聴取が認識できなくとも、それがワシの音であり存在だと自信を持って言えます。
質問者様が言われる独自感というのは、ワシにとっては見えないもの、意識しないものも含めての独自感と捉えています。
目立つ、アピールする、はみ出すだけが独自感ではなく、空気や、光、意識、概念などの普段は当たり前のように接しているものも独自感はあると思っていますので!
なので、直接的な回答といたしましては、
・能書きは後回しでとりあえず演奏する!
ということだと思います!
ワシは「ハカセの音!」がなくったって演奏します!
まずは演奏することが大事で、その後に個性やうんちくは付加すればいいと思っています!
仮に「自分の音!」は持っていたとしても、現実の演奏活動をしない…能書き語るだけ…文字でつぶやくだけ…見栄張り…嘘つき…
これにはなりたくありませんので…
ワシは自分が最底辺だとしても…表現したいと思ってます…「ハカセの音!」なんかなかったとしても…追い求めたいと思っています!
笑いたければ笑ってバカにしてもいいと思います!
それでもLIVEを、ステージを大事にしたいんです!
ご質問ありがとうございました!