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《みんなからの質問:No.87》 博士はどこまで自分でギターメンテナンスしていますか?
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こんにちは、博士エレキギターのメンテナンスについてなんですが、弦交換や弦高の調整等の簡単なものは自分で出来るのですがこの前ストラトのブリッジがくすんでいるのに気がついて自分で取り外して磨いて取り付けたあとにこれでいいのかと不安になりました。
自分は低価格帯のギターを使っていてわざわざ調整に出すとなるといい値段するので躊躇ってしまいます。博士はどこまで自分でメンテナンスしていますか?そして定期的にお店にメンテナンスに出したりしているのでしょうか?
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こちらこそこんにちは!
ワシは各部の掃除とかは自分でする派ですね!
ポイントは写真を撮ったり、装着時のセッティングを定規か何かで測っておいたりと、パーツを外して元に戻す時に以前のセッティングと変わらないようにすることですかのぅ!
けど、例えば質問者様のようにブリッジの駒とかの場合だと、それをした上でせっかくなので『オクターブチューニングをもう一度確認しよう』とか『弦高の見直ししよう』とかもしますね!
特にオクターブチューニングや弦高はある程度の経験者なら自分でやるほうがより追い込めますよ!
自分の押弦の癖は自分でやるのが一番わかりやすいですからのぅ!そして、弦高を変えたのなら確実にオクターブチューニングもチェックすべきだとは思いますゾィ!
『押弦する』ということは宙に浮いた弦をフレットに触れさせる為に軽くベンドした状態になりますからのぅ!弦高が変わるとオクターブチューニングも少しじゃが動きます。
などなど…ある程度のメンテナンスは自分でもしますね!
で、なぜそれらが自分でできるようになったかってのは、それだけ楽器店にメンテナンスに出してたからとも言えますのぅ!
ワシももちろん全くわからない時もあったわけで…けど、メンテナンスから戻ってきた楽器を弾いて、こんなに変わるのかと感動したわけで…
そこから、そのセッティングを維持しよう。みたいな感じで自分でもチャレンジしましたゾィ!
まぁ、だからといってワシが持ってるギターの全部が全部数値的に同じセッティングというわけではなく、各ギターでなんかいい感じになるところでセッティングしてるので、それぞれに個性はありますのぅ!
ま、ワシ基本的にはもう20年以上同じ人にメンテナンスしてもらってるので、今更何か特別な会話もないです(笑)。
「ちわす」
「今日はどのギター?」
「これです」
「OK!どこか気になるとこはある?」
「ポットがガリりそうですわ…」
「やっときます」
とかなんで、こればっかりはバンドメンバーとかみたいに、リペア職人の方との相性とか関係性も自分で作っていくのかなって感じですね。
いきなり完璧ってことはありえないです。何でもかんでも思い通りになるとは思わずに、自身もギタープレイヤーとして変化していくわけですから、自分の好みも自分で知りつつ、それをコミュニケーションを通じて相手に伝えたり、意見を聞いたり、相談したりということですかのぅ!
リペア職人の方もギタリストと同じく常に成長してる訳ですので、ワシはバンドメンバーの如く敬意を持って接していますゾィ!
ご質問ありがとうございました!
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