半音基準法 世界一シンプルな弾き語りのためのコード理論その2 四和音について for ギタレレ・ウクレレ・ギター
一般的な音楽理論では、音程を考える際に度数を基準としています。この場合、同じ度数でも長短増減によってさらに細分化されることになりますので、一つの数字で表す度数の中に複数の音が存在することになり、音楽理論に詳しくない人は混乱してしまう可能性があります。
そこで、ギタレレ・ウクレレ・ギターなどのフレット楽器の音程の最小単位である半音を基準にしてコードを分析する「半音基準法」を考案しました。
膨大な音楽理論体系全体で考えれば、度数を基準とするメリットは大きいのかもしれませんが、「弾き語りに必要なコード理論」という極めて限定された範囲であれば、半音基準法によってコードの仕組みがとてもシンプルでわかりやすくなります。
第二回目の今回は、四和音について取り上げます。
四和音で最も代表的なのは7thコードだと思います。
一般的に「C7」と表記される場合、Cのメジャートライアドに短7度の音が足されています。
しかし、例えば「Cadd9」と表記された場合、Cのメジャートライアドに足されているのは長9度の音なのです。次回取り上げる予定の五和音の場合の「C9」なども9という数字は長9度を意味します。
C7では7という数字が短7度を意味するのに、C9では9という数字が長9度を意味するって、わかりにくくないでしょうか?長と短はどう使い分けているの?初めて見る人は混乱してしまうのではないでしょうか?
半音基準法であれば、この辺りのわかりにくさがスッキリ解決します!
※お詫びと訂正
動画中の、四和音を自由自在に創る例を挙げる場面で「Amたす3」と言っていますが、3はAmの構成音そのものなので、単なる「Am」になります。この場を借りてお詫び・訂正させていただきます。
☆半音基準法 世界一シンプルな弾き語りのためのコード理論その1 三和音について for ギタレレ・ウクレレ・ギター
https://youtu.be/zweuTJaP3Ug
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