人が大好きでARTに挑戦中のきゃず先輩(北村和久さん) インタビュー SSDCシンポジウム2022開催記念企画
今回はSSDCデザイナーのきゃず先輩(北村さん)のインタビューです。
SSDCシンポジウム2022の開催を前に、SSDCデザイナーにインタビューをしてみよう!どんな人がどんな想いで取り組んでるのか聞いてみよう!というノリで、急に、このインタビューを企画しました。(PR要素入っておりますです!嫌いな人は、ここで閉じてください🙏)
どうも、ギルドプロジェクトのカヤバアキヒコ1031です。
SSDCには、ギルドプロジェクトの活動の一環として参画(遊びに行ってるを)させてもらっているんですが、行くたびに新しい学びがあります。器の大きい頭がいい人たちが集まっていてかっこいい!!とテンション上がったり、神童がそのまま大人になった先生とのギャップに凹んだりすることも、頻繁にありますが、自由に伸び伸びとやりたいことを、やりたいだけできるという文化が大好きです。
SSDCのデザイナーの中でも、人が大好き、コミュニティ大好きなきゃず先輩(北村さん)に今回はインタビューしています。
では、さっそくご覧ください。
0.初めに
カヤバ
「きゃず先輩!本日はよろしくお願いします!
僕は、まだペーペーなんで、SSDCのルールとか全然わかっていないんですが、SSDCの実務面をメインでやっている北村さんと後輩の北田さんには共通点があるんですね!」
きゃず先輩(SSDCの北村さん)
「よろしくお願いします!
え?🤔
なんですか!?知りたいです!」
カヤバ
「先ほど、北田さんにもシンポジウムのインタビューしてきたんですが、SSDCでメインのデザイナーやっていくには、7回以上告白して、結婚しなければならないというルールがあるんですね!知らなかったですw」
きゃずさん
「SSDCの創り手になるには、5回以上告白して結婚しなければいけないという鉄の掟があります。当然です😊」
カヤバ
「なんか、10年半年で7回も告白して、絶対諦めないというスタンス!まじですごい事業創り出せるんじゃないかとワクワクしました🤩」
きゃずさん
「あーそのことですか。北田さんは10年か。PDCA回すペース遅いですよね😎
僕なんて。。。。。
あ、この会話は、妻には、内緒でお願いします🙏」
カヤバ
「ボカしておきますので、ご安心を!😇」
1.自己紹介 フリースタイル
カヤバ
「では、早速インタビューして行きたいんですけど。
ツイッターリンクを読んで下さっているきゃず先輩なら、もうご存知かとともいますが、フリースタイルで自己紹介お願いします😇」
きゃず先輩
「おお!ついにこの時が!!一度やってみたかったんです!
では、いきます!
北村和久と言います。
周りからは”きゃず”と呼ばれています。
今、SSDCで事業創造のプログラムの企画・開発・営業・運営・アフターサポートやっています。
カヤバ
「スーパーマンですよねw」
きゃず先輩
「はい。スーパーマンです😎笑」
キャリアは
・2005年 日本ビジネスシステムズ株式会社(JBS)に新卒入社し法人営業12年。
・2017年から事業推進部門、2018年から経営企画部門で働きました。
・2018年に、中小企業診断士の資格を取得。
・2019年から新規事業開発的なことをやっている社会システムソリューション室で働いています。同年、一般社団法人社会システムデザインセンター(SSDC)の立上げ前から加わり活動しています。
今39歳。既婚男性でございます。
娘が一人、妻が一人。
以上です。」
カヤバ
「言い方w
妻は、一人であることが大事ですね?w」
きゃず先輩
「大事です。色んな家族の形、あり方があります。
僕はまだ妻一人です。
娘は現在6歳です。小1の娘は天使です。」
カヤバ
「まだw
やぁマジで、ユーモアやばいっすw」
きゃず先輩
「ふふふ😎」
2.SSDCに参画している北村さんの個人的な理由
カヤバ
「きゃず先輩が、SSDCに参画している個人的な理由や動機が知りたいです!教えてもらっていいですか?」
きゃず先輩
「そうですね。(30秒くらいの間)
.
.
.
会社組織っていう枠からはみ出して、色んな人が集まって、新しいものを作り出すというビジョンと実際の取り組みにワクワクしているから。ですかね。」
カヤバ
「おお。はみ出してってところがポイントですか?🤔」
きゃず先輩
「そうですね。
僕はずっと、法人営業や経営企画をやってきました。自社のために。
自社がお客様の利益に貢献する目的でやっていて、法人営業、経営企画も無茶苦茶おもしろかったんです。
ただ、新卒で入ったので『自社の中のことしか知らないなぁ』というのが、いつも、どこかにありました。
実は、2018年。会社を辞めようとしていた時期があったんです。外の世界が気になってしまって。」
カヤバ
「あ、これ、書いちゃっていいやつですか?」
きゃず先輩
「全然大丈夫ですよ。
2018年末。当時、経営企画をやっていて、会社の統合(グループ会社の統合)、PMI(統合後の作業)という一大イベントが落ち着いたころでした。
当時、経営企画の仕事も終わるから、コンサルでもいくかなって考えていたところに、経営企画の担当役員から『(牧田)和也さんが一般社団法人を作るので、相手してやってくれない?』というお声かけをいただいて。
直感的に気になって概要を聞いてみたんです。
カヤバ
「おお!なんか、辞めるモチベーションって、仕事が嫌になったとかじゃないんですね。
僕は、ちゃんと会社員やったことがないので、辞める時って嫌になった時とか思ってたんですが、もっと向上したいってタイミングだったんですね🤩」
きゃず先輩
「そうですね。会社にいると、どうしても自社の業務がメインになってくるので、世の中の仕事をもっとやってみたいという挑戦をしたいというタイミングだったんです。なので声がかかって嬉しかったです。新しい変化が起こりそうな予感がして。
和也さんに聞いたのは、ざっくりとこんな感じです。
一般社団法人の設立には色々、手続きが必要で、それは調べたらできそうなのがわかって。
札幌市立大学理事長・学長の中島秀之先生も一緒に立ち上げるということで、テクノロジーを使って、社会システムをデザインし直すという大きなビジョンを語ってくれました。
その時に、今のSSDCのシーズ、ニーズ、のもとになる落書きを見たんです。
2019年時点 当初の基本構想の落書きをスライドにしたもの
こことここが繋がっていて、苗床作りたいんだよね。という感じで、Amazonのグロースモデルみたいなものでした。
何を言っているかを全て理解できなかったんですが、すごく引き込まれたのを覚えています。」
カヤバ
「(おお!アツい展開!🤩」
きゃず先輩
「和也さんに『立ち上がったら、実務は誰がやるんですか?ってきいたら』まだいないんだよっていう返答があって。
もともとSSDCの前身となる組織に、UXデザイン(心地よい体験)のサービス設計の組織があり。その責任者の方もいらっしゃいました。ただし二人とも想いが強すぎて、毎日喧嘩しているから辞めちゃうかも。って言われて。
それを聞いた瞬間に『ちょっと考えてくるんで時間ください」と伝えました。
自分から、『おもしろいと思ってるんで。自分の考え持ってきます。』って期限を切って、和也さんに言って。実際にプレゼンをしたらトントン拍子に進んでいきました。
JBS社内で専任組織としての社会システムソリューション室(SSSO)を立ち上げて、SSDCの設立をする。そこに携わることができました。」
カヤバ
「これが、阿吽の呼吸!🤩
それで、HPのあの図になったんですね。
【2022年時点 SSDCをハブとした事業化サイクルイメージ図】
想いで集まって、プロジェクトが進行していく。まさにギルド!」
きゃず先輩
「そうですね!いい意味で、全然接点がない、カヤバさんにも共感してもらっていきなり参画していただけるような、大きなビジョン。自分がそこに関わっているとうワクワクが参画している動機ですね。」
3.個人として見るSSDCって何?
カヤバ
「大きいビジョンに心の内側から動機づけられているということですが、きゃず先輩が個人として見ている、SSDCって何ですか?」
きゃず先輩
「いい意味で『カオスの場。』ですね。」
カヤバ
「カオス🤔?」
きゃず先輩
「大学の先生もいる、企業の経営者もいる、学生もいる、地域の人たちも巻き込もうとしている。大半の人、通常では出会わない人が同じかまの飯を食っている場かなぁ。」
カヤバ
「あ!なるほど、カオスですよね!
僕も、クライアントの方々に、特別枠のような形で、普段自由にやらせてもらっている、SSDCはレベルが全然違うくて、全員が自由に好きなだけやっていいよ。SSDCの中では、組織越えてコラボレーションしたり共創したり、好きにやってよ。フォーマットとかは、無いからみたいな。むっちゃカオスですよね!!
僕みたいな、人にとっても楽園です😇」
きゃず先輩
「やっぱり、創設者の和也さんが、口だけじゃなくて実際に、行動で見せてくれているのがいいですね。
企業の人、経営層、大企業だと、マネジメントだけやって、何か生み出すをやらないという方が多いようですが、和也さんは、まず自分で描いて、人を捕まえて、やってみて、失敗しても前に進んでをずっとやるというプロセスを目の前で見せてくれます。
デザイン思考とか、ジョブとしてとかだけじゃなくて、人を繋いで商売を作る。
ずっとやってる。実は、陰で勉強しているけど、言わない。もっと詳しい人に聞く。自分の言葉に落とし込んでやってみる。これいけるな!っていうのを測っている感じがしますね。」
カヤバ
「ですよね!?
僕は、今、和也さんの故郷の十日町プロジェクトを一緒に創りたくて、ちょいちょい遊びに行ってるんです。
レンタカー借りて勝手に行って回りますって言ったら、『ダメダメ、俺が向かいに行ってやるから』って行って、最寄りの駅までレクサスで迎えに来てくれて、和也さんの解説付きで十日町のツアーをやってもらったり、棚田の仕組みという社会システムを実際に農作業をやったり、地元の方と話をしているのを目の前で見せてもらうという、ゲームでいうチュートリアルみたいなのをしてくれるんですよね!!感動しました!!🤩
SSDCの立ち上げもやってくれたりしました?」
きゃず先輩
「はい。立ち上げ当初やってくれていたのが、大学にせよ、参画を検討している企業にせよ、全部一緒に行っていました。
横で、やりとりをしているのを見せてくれてました。
SSDCにまつわることをどうやって語るのか、どんな想いでやっているのか、目の前の人にとってももちろん価値があるというのをどうやって伝えたらいいのか…をただ見とけって言う感じで。
これをやれって指示はしないんです。『これやりたいんだ。手伝って。』という同じ目線で依頼をして来ることはあるんですけど、自分が集中したいということがある時は、それに集中させてくれる。
業務のマイクロマネジメントしない。上から目線での命令は一切しない。お前のためにやるべきだと思うからやれ、気になるなら聞け。というメッセージはくれる。
最初の一年くらいは、営業スタイルというか、コミュニケーションそのものを目の前で体験させてくれる感じでした。」
カヤバ
「昔ながらの師匠と弟子の関係ですね!かっけー!🤩
僕は、十日町のオヤジだと思っていて、オヤジを勝たせたい!という想いでやっているのですが、好きにすればいいって感じで勝手気ままにやらせてくれてますw
和也さんにも師匠みたいな人はいるんですかね?」
きゃず先輩
「師匠とは違うかもしれませんが、和也さんにとって、テクマトリックス株式会社 代表取締役社長の由利さんは想いを同じくする同志のような関係性かも知れません。由利さんも壁を作らない器の大きな方です。
もちろん上場企業の代表の方なので、素晴らしくちゃんとしてますよ。由利さんに対しての和也さんからのリスペクトは特別な感じで。
和也さんが昔熱っぽく何度も『由利さんの会社は、自分たちがやりたくてもやれなかったことをやってきた。元々、人出しのビジネスをやってて、自分たちでサービスやプロダクト作って、事業会社に成った。俺たちもそうなりたい。』って行っていて。
自社が憧れてできないことを由利さんがやられているというのは、僕も実際にその場にいるので凄さが分かります。
由利さんと和也さんは、自社のことだけでなく、日本のシステム開発の業界の未来を見ているんです。IT業界全体が受託開発とか人出しだけになっていることに、強烈な問題意識を持っていて、日本として、世界にもっと貢献するには、事業を作れるようになる必要がある。そのためには、国、学校や学生、地方自治体など、の垣根を取っ払って一致団結する必要があるという想いがあって、それがSSDCの創設の根っこで共感している。
SSDCは想いで繋がっているカオスな場所で、大好きです😍」
カヤバ
「あー!すげー!!!壮大すぎて、やばいです🤩
感動やばいです!😭」
4.SSDCシンポジウム2021
気づき
カヤバ
「ではちょっとここで、ちょっとPR色強めの質問して行きますね😎
去年のSSDCシンポジウム2021むちゃくちゃ刺激的でしたよね!!
きゃず先輩が個人的に得た気づきは何ですか?」
きゃず先輩
「”日本美”の豊かさすごかったですよね!!
僕の中で印象に残ったのは2つあります。
ひとつ目は奥山さんのメッセージです。
『日本の人たちは、ニーズを捉えるのがうまい。必要とされる安くて、お得なものは、いっぱい作ってきたけど、ラグジュアリーブランドは苦手。
ただ、プレミアムコモディティならいける。』というのを確信を持って伝えてくださったのが強烈に残っています。
現実問題。日本が世界に提供してるモノの価値が下がっている。
これも解決するべき重要な社会課題だなと。」
カヤバ
「日本人初のフェラーリのデザイナーでしかも、車に疎い僕でも知っている、エンツォフェラーリという、エキゾチックカーをやっている。存在はもちろん知っているけど、雲の上の人だと思ったので、まずシンポジウムに登壇することにびっくりしたんですけどw
憧れを形にしようというのではなく、実現可能な戦略を提言していただいていたので、SSDCの生み出すプロダクトや事業の一つのヒントになりそうですね!😇
もう一個はなんですか?」
きゃず先輩
「もう一つ。シンポジウムの最後、どうしても質問したくて手をあげさせてもらったのが。
『未来のためにすべきこと、すべきじゃないこと。はなにか?』という質問なんですが、中島秀之先生が言っていた『壊すこと。いらないものを残さないこと』というのが、グサっときました。
もうダメだ、機能しないとわかっていても、何とか今はやれちゃっていることを自分の仕事や、自社を取り巻くSIerの業界に重ねて考えると、ハッとしました。由利さんと和也さんが描いている構想には、一度壊して再構築する時代の節目を越えていく必要があるんだなと、再認識しました。」
カヤバ
「中島先生のやばいですね!でも結果ケセラセラ(なるようになる)だよ。って言えちゃうのがかっこいいですよね。日本と海外の視点の違い。
僕は、メディアの研究をしていて東洋大学の小早川先生とかとコミュニティの研究とかの分野でよく話したりしているんですけど、コミュニティデザインの面では全く逆なんですよね。日本は俯瞰して捉えられる和を大事にして、欧米はどちらかというと個人主義の色が強い傾向にあって。
コミュニティで強みにしているものと、プロダクトとして生み出すものに違いがあるというのが、おもしろくて、日本発で世界に愛されているゲームというメディアで有名なポケモンとかドラクエっていうゲームでは、ワールドマップは俯瞰した視点、バトルになると一人称というのが上手く混じっていたりと。
中島先生の一言一言は、その場では、よく分からないんですが、前回のシンポジウムからずっと頭に残っていて、実際にメディアを研究していくと『ハっ!となって突然閃きが生まれる』ような気づきをいただけました!
あっ、熱くなってすみません😅」
きゃず先輩
「大丈夫ですよ🤣
多面的に考えるときに、すごく視野が広まっていくシンプルなメッセージは、抽象度の高い世界を見てるんだなぁと感じます。『結局、人間とは何か?。』みたいな途方もないような『問い』を投げかけてくれる、学問や研究者としての視点があるのも、SSDCシンポジウムで得られる気づきの質の高さに繋がるのかもしれません。」
カヤバ
「ノリは文化祭で、かっちりはやってないんですけど、内容はすごく濃くて、ギャップにドキドキしますよね!🤩」
シンポジウムを受けて。
カヤバ
「SSDCシンポジウム2021年の後、何か具体的に動き始めたことってありますか?」
きゃず先輩
「シンポジウムとSSDC の活動をシームレスに繋げていきたいなぁ思って、少しずつ繋ぎ目がなくなるように、調整を始めています。
SSDCでは、事業創造デザインプログラムという、産・学・地域のイノベーターが既存の枠組みを超えて、社会課題・地域課題解決のための事業をつくるプログラムを企画運営しています。
(参考:事業創造デザインプログラム 2022年度開催のご案内)
シンポジウムでモチベーションが上がっても、時間が経つと温度感が冷めちゃうので、やりたい!となった人がスムーズに事業創造デザインプログラムを受けて、 ぼんやりとしたテーマを形にすることができるようにしたいんです。
過去のシンポジウムでは、僕自身が事業創造に対して曖昧だった部分があります。自分自身のためにイベントを企画して、自分だったら呼びたい人は誰だろう?一緒に事業をつくっていきたいと思える人と参加できるようにもっと上手く流れが作れると乗っかりやすいですよね。」
カヤバ
「なるほど、事業創造デザインプログラムも毎年進化してますし、これからが楽しみですよね😇
個人的に取り組んでる試みや事業は増えましたか?」
きゃず先輩
「2つ大きくやっていることがあります。
一つ目がARTに触れること、理論武装しちゃったり、ロジカルに考えがちなので、感性を強化する。
二つ目が身近な課題を小さい事業で解決することで事業創造デザインプログラムのプロセスを回しています。
カヤバ
「おお!詳しくきかせてください!😇」
ARTに触れる
きゃず先輩
「先日も、サボって、上野で美術館見に行ってたんですけどw
言葉で考えちゃう。言葉で理性で考えちゃうところに課題を感じていて。
脱力して、素直に受け取ることができたらと考えていたら、娘がARTを教えてくれたんです。
アート遊び場『クリップ』というアート遊び場で遊んでいる時に気づいたアートのおもしろさ。子供も親の自分も没入する体験ができた。
ただただ楽しいから没入する。
遊具があるから遊ぶとかじゃなくて、遊び自体を自分で作る。
絵の具、器材、道具だけあってあとは、ご自由にというのがクリエイティブな体験を引き起こすのかなと思っています。
何やってもいい。誰かを傷つけなかったら、何やってもいい。
頭で、理屈で考えちゃってる自分に気づく。手を動かして、変えていく。の繰り返しをやっていて、脳内で、ARTのプロトタイピングしている。たまに行って。お手伝いしています。
先にフレームで考えちゃう。そこに現実を当てはめる。
そのやり方は、標準化された組織では効率的ではあるんですが、フレームにないものが見えなくなっちゃう。
枠組みから入っちゃってるから、ARTに触れて、枠組みが邪魔をすることが見えてきたという所感です。
前提取っ払って、事業創造デザインプログラムの幅を広げていきます。」
カヤバ
「きゃずさんって頭がいいですもんね!僕は逆で、頭が悪くて、学校の授業で先生が教科書や問題集で教えてくれる方法で、学べなかったというコンプレックスがありました。感覚で得た発見を頭の中で家族会議して、子供がやるゴッコ遊びしてから、アナログで実験しながら学ぶしかできなくて、をいつも自分の学びのスピードの遅さにがっかりしますw
僕が欲しいものを全部持ってる、きゃず先輩にもそういう課題があるんですね、性格悪いんでちょっと安心しました😎」
きゃず先輩
「まぁ、カヤバさんは、天才なんで、いんじゃないでしょうか?🤣」
身近な課題を小さい事業で解決する
カヤバ
「身近な課題を小さい事業で解決するって具体的にはどんなことをしているんですか?」
きゃず先輩
「コロナで保育園の卒園式が見れない方のためにLIVE配信システムを企画して、保育園にプレゼンして成立させるということをやりました。」
カヤバ
「おお!身近な『不』ってやつですね!例の!🤩」
きゃず先輩
「そうです!😎
SIerとして、今あるシステムを組み合わせて構築することは調べたらできるんですが、今回はシステムを組むんじゃなくて、イベントをシステムを組んでパッケージ化したんです。
自分の見つけた小さな課題を、解決するには、配信とかやっちゃえばいい。というのは今まで気づいていたのですが、実際には、周りを巻き込んで進めたりはしなかったので、ちょっとした挑戦でした。
ドキドキしながら『こういうの、やりませんか?』と提案して、実際に形にして一つのイベントにして、そのノウハウを再現性ある形でフレームに落として、収支を計算して事業とて成立するためのノウハウを販売するところまでをシミュレーションしているので、コツコツやってみています✌️」
カヤバ
「おお!いい感じですね!!システム組むだけと収支を考えて最小単位の事業にするというのは、違いましたか?」
きゃず先輩
「全然違いました。集客して、営業して、事業が勝手に自分の足で歩いていくようにする必要があるし、一番違うのは、チームを作る必要があるんですよね。」
カヤバ
「この指止まれ的な?」
きゃず先輩
「そうです。やりたいことを、考えて、やってみるのは、自分一人だと簡単なんですが、課題を見つけて、やると決めて、チームを作ってやるというのが違うところでした。
持っているものを自分だけで持っているんじゃなくて、シェアして、自分でその場面、状況そのものをつくる。こういう人と、こういう人を繋げて、いいものをつくる。そして、必要としている人に届け笑顔になってもらう。そこまでデザインすると体験できることも違うし、何より、参加者の笑顔が嬉しい。
デザインなんで、再現できますしね。
僕の課題は抱え込むこと。巻き込んで行ったほうが、もっと良くなる。頭でっかちにならずにみんなが気持ちよくやってくれる状況を作り出すことが事業の要素の一つだなと体験できました。
出会ってすぐに、いきなりカヤバさんがやってくれた、事業を作るワークショップがあって、あの時に成果をつくって、喜んでもらってという初めての体験ができたから、今回は自分一人で再現できたんだと思ってます。
言ってくれたことが、ちょっとずつですけど体得できています!ありがとうございます!」
カヤバ
「いや、まぁ天才なんで。当然ですよね😏✨
まぁ冗談は置いておいて。
やっぱり手を動かして体験して、自分でできることが増えていくと、見えなかったものが見えるようになりますよね!!
僕は、その見えなかったものを見えるようにする体験をゲームにするのが、趣味で、好きなんで、楽しんでもらえてて嬉しいです😇
まぁ、途中で頭いい人が、マスターして、事業拡大して、権威主義になったらいらなくなってポイ捨てされちゃうのが多いんですけど🤣
SSDCは、大丈夫な場所だと信頼してます😇」
きゃず先輩
「SSDCはチームで社会課題を解決していく事業をつくるので、誰にでも居場所がありますから。安心してください😆」
5.SSDCシンポジウム2022について
カヤバ
「では、そろそろ今年のシンポジウムの話を伺いたいのですが、過去の開催は、きゃず先輩の個人の中でどんな位置付けになっていますか?」
きゃず先輩
「過去2回、俯瞰して世の中を見てみようという試みであったと認識してます。
具体的には30代前後、20-40代の自分と同じような境遇の方が自分で行動を起こそう!というきっかけになればと思ってつくってきました。
次の変化を求めている。けど、今の会社も大好き。次の一歩が踏み出せないというような方ですね。」
カヤバ
「対象となる人が、自分と似たような人だと、途端に実在しそうな感じがしてきますね😇
やっぱり、パラレルワークというか、本業をやりながらチャレンジをする方がいい人もいますよね。」
きゃず先輩
「はい。僕は、所属している会社も好きなので、やっぱり両立というのも選択肢として大事だと思っています。それには、上司や役員の方が喜んで『行ってこいよ』デカくなって帰ってこい!という前提も大事なので、意識変革も必要です。
偶然にも、2020年から2022年ってしっかり流れができてるんです。
2022)
コロナの影響 俯瞰してこれからの働き方や、生き方について議論。
2021)
日本の美 海外で活躍している人の比較。
2022)具体的に世界で勝負できる事業を作っている人に聞いて、それをどうやってSSDCで育んでいくのかを考えよう。
今年は、聴き手が、くっきり見えてきました。実業をしていたり、何かにおんぶで抱っこでやってもらっている人が具体的に動かしていけるようになるきっかけ。これでいいと確信が深まるようなイベントにしたい。」
カヤバ
「マジで、すごい物語みたいになってますよね、和也さんの直感ってどうなってるんですかねw」
きゃず先輩
「確かに、毎年思いつきでやっているかなと思った瞬間もありましたが、やっぱりビジョンで動いているので、点と点がつながっていくのかもしれません。というか、僕たちが繋いでいくんですけどね😆」
カヤバ
「最高っすね!僕も、組織を持つようなことがあれば、きゃず先輩のような人と一緒にやりたいもんですw」
きゃず先輩
「ww」
6.個人として今年の見どころは?
カヤバ
「SSDCシンポジウム2022、きゃず先輩の個人的な見どころはどこでしょう?」
きゃず先輩
「富士通の本多達也さんの話にすごく興味があります。
なんでか?というと、同世代。30代の方で企業勤め。
会社の中で上手に上手くやっていて、使えるリソース使って、自分一人ではできないことを、チームでやって、社会貢献をやっている。最初本を読んで、実際話してみて興味が大きくなりました。」
カヤバ
「自分と重なる部分がある人の話は興味ありあすよね!」
きゃず先輩
「はい。そんな風にカジュアルにシンポジウムを観たらいいなぁと、いち参加者として思っています。
実は、。本多さんに、DPに後日談みたいな感じでディスカッションみたいな時間をいただくようなイベントを企画してます。
こっそり、追加で相談しようとしているんで、成功を祈っておいてください🤩」
カヤバ
「最高ですね!それ! なんかイベントの後は、映画観た後みたいに語り合いたいですよねw」
7. どんな人におすすめ?
カヤバ
「今回のSSDCシンポジウム2022ってどんな人におすすめですか?」
きゃず先輩
「まず個人的には、会社に勤めている方や会社勤めの経験があるフリーランスの方、社会に出ようとしている学生でもいい刺激と気づきがあるのではと思ってます。
自分の中にあるアイデアと社会を、どういうふうに繋げたら、それが仕事になり、事業になり、社会を動かしていくのか?にアンテナが向いている人は、キャッチできると思います。」
カヤバ
「おお。ちょっと頭良すぎて、わからなかったんですけど、毎日仕事をしていて感じているちょっとした違和感を何とかしたい、とか、チャンスがあれば事業を起こしたい、あわよくば世界変えちゃえるかも!?ってワクワクしちゃう人にピッタリってことですか🤔?」
きゃず先輩
「そうですね!毎日すごいしていて、違和感を持っている人は参加するといいと思います!」
カヤバ
「北村さんが属している、中小企業診断士コミュニティのような『資格保有者』として仕事をしている方とかにとっては参加するのはどうでしょう?」
きゃず先輩
「全然いいと思います!
中小企業診断士のような資格で飯を食べている人たちは大きく2つに分かれます。
1.コンサル独立をする人
2.企業に勤めて、企業内で活躍する人
個人的に今回のシンポジウムは、2の企業内に勤めている診断士の人や資格保有者は聞いたら気づきが多いなって思っています。
企業で働き続けることを前提としながら、新しく価値をつくる。ということに僕は可能性を感じています。」
カヤバ
「なるほど、そういう人たちは会社にどんなことを望んでいるんでしょう?」
きゃず先輩
「僕がヒアリングしたりインタビューしたり、ぶっちゃけトークしていて共通点として多かったのが『やりたいことを、自由に思いっきりやらせてくれるなら、会社にいたい。組織に所属していることで、アクセスしやすくなることって絶対ある。』ということのように感じています。
会社所属しているけど、別のどこかのコミュニティに所属していて、そこで得た知見や経験を会社に還元したいと思っている人が多い印象ですね。」
カヤバ
「なるほど、経営者としては怖いんですかね?その動きは?」
きゃず先輩
「由利さんや和也さんのように思っている方は結構多いと思います。大きい会社ほど。そういう方にとっては、自分の会社の若い人がシンポジウムに参加して、どんなことを気づいたのか、どう活かせそうかを社内で共有する機会を作ると活き活きと働ける方が増えるんじゃないかと仮説を立てています。
その人たちの何の繋ぎ目になりうるの?自社は、何を起点に変わっていくの?というきっかけにもなりますね。パネルディスカッションでは、それぞれ違う立場の人の視点の違いを俯瞰してみれるのがいいと思います。」
カヤバ
「ちょっと僕は、大きい企業に勤めて偉くなったことがないので、不思議なんですが。
大きい企業にとって、こういうシンポジウムやSSDCのやっている事業創造デザインプログラムみたいな起業も選択肢に入るような取り組みって、社員流出のリスクとかにはならないんですかね?🤔」
きゃず先輩
「カヤバさん。大丈夫です。
なぜ組織が大きいかというと、人の器が大きいからなんですよ!
よく、TOPの人の器以上に組織は大きくならないというの聞いたことありますか?」
カヤバ
「あります!意味不明です!w」
きゃず先輩
「ww
じゃあちょっと具体的な話をしますね。
JBSは牧田兄弟が創業した会社ですが、それぞれ元々、別の会社で活躍していました。お兄さんの牧田幸弘さんはIBM、和也さんはネットワンシステムズ出身です。
お二人とも、独立しても今も、いい関係を続けています。
独立することを歓迎できるのが、成熟した大人の会社のかっこよさであり、経営者の品格なんです。自社だけじゃなく、業界や国、世界を見て舵取りをしているからできるんですよね。」
カヤバ
「そうか!由利さんや、和也さんのような方々が大きな企業のTOPや役員の方で多いんですね😇
納得しました!」
きゃず先輩
「実は、TOPはOKでもミドル層が、独立や社内イノベーションを阻害してしまうことが多いんです。会社への愛社精神が大きいほどそうなってしまいがちなんですよ。」
カヤバ
「ええ!?そうなんですね!?愛社精神があるのに!?不思議ですね!」
きゃず先輩
「ですよね。不思議なんです。
けど、大好きな会社で一緒に働いている仲間がいなくなっちゃうと、単純に寂しいですよね。けど、日本の社会をよくしていくには、そういったミドル層がマインドを変えていく必要があるんです。
ピープルマネジメントしてるミドル層の人が多いと、社内でイノベーションが起きづらくて、2本目3本目の事業が上手く作れなかったり、引いてみると社会全体のイノベーションを阻害している可能性もあります。」
カヤバ
「なるほど、けどSSDCの法人会員の企業の方々は、あんまり聞かなくていいかもですね。トップや役員の方々は器がデカくて素敵な方々ばかりなんで。」
きゃず先輩
「いや、そうじゃないんです!
SSDCの法人会員のミドル層にも特に聞いて欲しいんです!
僕の所属しているJBSも漏れなくです。どんどん大きくなっていくと、社内が一つの町みたいになっていくので、社内のことだけを見がちになっちゃうんですよ。
僕もそうでした。社長の牧田幸弘さん、和也さんともに器の大きい素敵な方々ですが、外の視点から見てみないと分からなかったことがいっぱいあります。
いつも、チャレンジを応援してもらっていたけど、いつの間にか業務をこなすことや、予算が減らないようにしたり、部門の優秀な子がいなくなると困るから辞められないように囲い込みたくなっちゃうんです。
ぜひ、法人会員のミドル層の方々には、これからの若い子を連れてきて、一緒に参加してほしいなと思っています。偉そうなこと言いたいんじゃなくて、僕が半分外に出てみて、見えなかったものが見えるようになったあの体験を是非多くの人にしてほしいんです!」
カヤバ
「由利さんが和也さんと共有した価値観を、和也さんが北村さん聖火のごとく受け継いだように、多くの人が自社に誇りを持って、業界の垣根を越えてコラボレーションしたり、共創できるようになると素敵ですね😇」
8.これから企画しているイベント
カヤバ
「シンポジウム!アツいですね!🤩
シンポジウムでやるぞ!と火がついた人が次に体験できるイベントとかカリキュラムってあるんですか?🤔」
きゃず先輩
「はい。2つあります。
1つ目は、具体的に事業をやってみたいとか、やり方を経験したいって人向けの事業創造デザインプログラム。というのがあります。産学地域の垣根を越えて、ビジネスを創造するプロセスを体験できます。
実は、2022年7月後半から、Advancedという実際に事業アイデアからMVPを作るところまで挑戦するカリキュラムの最新バージョンに参加できます。会社の上司の方に時間と予算をもらうところから挑戦スタートです😎
どんなものなんだろう?って知ってから参加を検討したい方のためには、無料のEEssentialという味見ができる体験セミナーがあるので、まずそこから参加するのがおすすめです。
2つ目は、パネリストで登壇した方と、シンポジウム参加者の方々、特に若手の方々とアフタートークができるようなイベントを企画しています。もっと踏み込んで具体の話したり、抽象の概念を深掘を対話形式で行える場を作りたい。オープンサロン形式で、会員じゃなくても参加できるように考えています。」
カヤバ
「知らないことがいっぱいありますw
SSDCの最新情報ってどこでキャッチしたらいいんですか?」
きゃず先輩
「Twitterです。SSDCのTwitterと北村のTwitterにまず情報があるようにしています。一番最新の情報が取れるのはTwitterです。noteを更新する時もTwitterで同時に告知しますので、Twitterをフォローしてもらえるといいかと思います。」
カヤバ
「じゃあ、このnote読んだ人は全員Twitterフォローしておいたらいいんですね!w(通販番組のコントやってるみたい🤣)」
きゃず先輩
「間違いのない、最良の選択です😎
ここに貼っておきますね!
実は、SSDCのファン向けのメディアとして、プログラムに参加すると、参加した人しか入れない限定のコミュニティがあります。
企画運営チームとして、創り手として参加できたりするので、一次情報が取れたり、試行錯誤しながらプログラムを運営する経験も一緒に詰めますので、一緒にSSDCを動かしていく仲間もどんどん増やして大きな企画をやって行きたいので、是非是非仲間になってください!」
9.どうやって参加するのがおすすめですか?
カヤバ
「じゃあ、ちょっと話は戻るんですが、SSDCシンポジウム2022にきゃず先輩は個人的にどんなスタンスで参加するのがおすすめですか?」
きゃず先輩
「そうですね。あのー。(37秒くらい思考)
せっかく、当日3時間くらい、オンラインで開催に参加するので、貴重な時間を使ってもらうので、なにかしら、自分に活かせるように参加してほしいです。
この3時間だけは、業務をしながら聞くんじゃなくて、チャットで参加しながら、没入して聞けるように準備いただくといいと思いますね。
あと、絶対にやって欲しいことがあって。それは、聴いた内容についてアウトプットをして欲しいんです。
もしかして、自分の中で興味を持ってくれたとしたら、同じようなことを考えているやつ、周りにいないかなって人、感想を知り合いとでもいいし、具体的にどうしよっかみたいな話をできるような問いかけをお互いにしてもらえるようになるといいですね。
参加する理由や動機は、社会貢献でも、ワクワク、不満なんでもいい。原動力はなんでもいいです。
ただ、具体的に動くことに繋げてほしい!
うちのSSSCのプログラムに参加してもOK。持ち帰って、自分たちで自由に作ってもOK。うちは囲ったりしてないので。オープンでやっています。
どうなりたいのかのモデルがいるか、参加して見てほしい。
僕でいうと本多さんのような。こうなりたいなって思う人がいるかもしれません。
行動したり、具体的に変わるという前提で参加できるといいなぁと思っています。」
カヤバ
「テンションが一時的に上がっても意味ないですからねw
実際に行動あるのみですね😇」
10.最後に一言。
カヤバ
「では、最後の項目です。ここまで読んでくださった、すでにSSDCやシンポジウムによっと興味あるぞって方に向けて、メッセージをお願いします!(興味ないのに、こんな長文読まないでしょ!?🥺 間違ってたらすみません🙏)」
きゃず先輩
「そうっすね。
僕たちSSDCは一緒に、新しいもの作ろうという仲間を集めている。
まずは、シンポジウム聞いてもらって、やりたいという方はご連絡ください。
僕らから連絡するかもしれません。(ちょっと低い声でドヤ顔キメテマシタ😏✨)
そんな感じかなw
当日、会えるのを楽しみにしています!
読んでいただきありがとうございました!」
シンポジウム情報概要
シンポジウム登壇者紹介
まとめ
ここまで読んでいただいた方おつかれさまでした!!
てか、SSDCってすごくないですか?w
僕は、こんなに「想い」で繋がって、若者に未来を託すというような、カッコイイ大人たちをあまり見たことがないです。
企業の垣根を超えて、社会課題を解決を目指す事業創造に挑戦する。
その素敵なビジョンに引き続き乗っかって、遊びたいと思います😇
以上です。
ではまた。