ストーリーリスト機能を作成しました。
ストーリーリストをマネジメントする機能をGuildHubに追加しました。
ストーリーリスト機能とは
いわゆるプロダクトバックログを管理するための機能です。前提は、仮説キャンバスで仮説を立てて検証し、その結果を踏まえてユーザー行動フローを描いて、プロダクトバックログの原型を取り出していく流れです(もちろん、各機能を単体で使うことも可能です)。
ユーザー行動フローからどのような機能性が必要か見立てた後、ストーリーリスト側に必要な範囲の機能を持ってきて(コピーができます)、必要に応じて細分化したり、詳細化します。
(ユーザー行動フロー側で選択した付箋でストーリー作成が可能)
ストーリーリスト機能でできること
ストーリーリスト機能は、以下のことができます。
・プロダクトオーナーと開発チームで、つくるべきもの、つくりたいものは何か共同所有できる
以下の機能性を持ちます。
・プロダクトバックログに必要な情報を管理できる(見積もり、詳細情報、紐づく仮説、状況ステータスなど)
・各プロダクトバックログへのサインアップができる
・スプリントバックログがどこからどこまでか表現できる
・プロジェクトというタイムボックスを用意し、プロダクトバックログを分けることができる
ストーリーリスト機能の使い方
サイドメニューに、ストーリーリストへの動線が追加されています。
右上から、ストーリーをつくることができます。また、その隣にある「プロジェクト」からストーリーのかたまりを分ける単位=プロジェクトを定義することができます。
例えば、MVP(実用最小限の範囲のプロダクト)をまず作ろうとしたとき、最初数ヶ月はMVPに必要な機能を開発し、その他の機能は次の段階に回すことになるでしょう。プロジェクトとして「MVP開発」などと定義し、どのストーリーが対象にあるか割当して管理することが可能です。
プロジェクトを定義しておくと後でストーリーの絞り込みをする際に見渡しやすくなります(後述)。
ストーリーに必要な情報を以下のページで入力します。
最初に、ストーリー、またはタイムボックスを選択できるところがあります。タイムボックスは、例えばどこまでがスプリントバックログの範囲なのか、仕切りを表現するために使えます。
(第1スプリントと表現したタイムボックスより上が開発対象となるストーリー群)
ストーリー作成ページの末尾にある関連する仮説3つは、仮説キャンバスであげている仮説を選択できるエリアになります。いまは紐づけのみができることですが、今後のローンチで、仮説キャンバスとストーリーリストの関連性を可視化できるようにします。仮説のないストーリーの特定(本当に作る必要があるか?)を行えるようになります。
なお、選択しているストーリーを再度クリックすると、右ペインが閉じられ、リストが広がります。
ストーリーは絞り込みすることができます。プロジェクトに割り当てしている場合、プロジェクト単位での対象ストーリーが確認できます。
ストーリーはステータスを保持しています。ステータスに応じた絞り込みが同様にできます。
いかがでしたでしょうか。ご利用頂きフィードバックをお寄せいただけましたら幸いです :)
使用に際しては引き続きβローンチ期間のため、無料でご利用いただけます。正式ローンチのタイミングは別途アナウンスさせていただきますが、年内は引き続きこうした機能の洗練を続けていく予定です。