Stable Diffusion 3 を使った部分描き直し
2024年6月に、Stable Diffusion 3が一般公開されましたが、今回は、Stable Diffusion 3 を使ったComfyUIでの部分描き直しについてご紹介します。
Stable Diffusion 3 のComfyUIでのセットアップについては、色々な記事が出ているかと思うので、今回は省略します。
↓こちらが、全体像のイメージとなっています。
端的に言うと、公式で配布されているベーシックなものに、「マスクした画像を入力させる機能をつけたもの」となっています。
具体的な変更ポイントは以下です。
①Load Image で画像をロードし、マスクする。
※右クリックから「Open in MaskEditer」を開けます。
②VAE Encodeを追加
③Set Latent Noise Maskを追加
上記を実施することにより、KSamplerに、マスクした入力画像を渡すことができます。
あと、ポイントはKSamplerのdenoiseを、0.6 - 0.7程度にしておくことです。
※1.0だと、完全な描きなおしになってしまうので、下絵を活かせない。
変換結果
【変更前】
【変更後】
元気のある表情に描き直すことが出来ました。
Workflow
Workflowは、以下に格納してあります。