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ステレオタイプには気を付けて

皆さん、こんにちは。ガイドのマサです。

ガイドをしていてゲストとの会話で、悪気がなく言った言葉で相手を傷つけてしまうことが実際に起こります。

侮辱する意図は全くないのに、相手にはそれを侮辱と受け止められてしまう事例です。

それは偏見や差別の前段階として誰もが持つ固定観念、英語ではステレオタイプという言葉で表されるものです。

固定観念、ステレオタイプとは何かと思われるかもしれません。悪気がなく自然と考えてしまう相手に対して抱くイメージのようなものです。それがその相手の外見、特に人種や民族や出身国に関しての事柄だとしたら、大問題にもなります。

もちろん、固定観念イコール、ネガティブとは限りません。

我々、日本人に対しては「空手ができる」「寿司が大好き」なんていうのがありますよね。自分は空手はしない。寿司は好きではない。だけど、そんなこと言われたからといって特に傷つかないと思う方も多いと思います。

しかし、敏感になる人もいます。分かりやすい事例を紹介します。

アメリカ人の黒人男性、特に背の高い方に対して「あなたはバスケットボール選手だったのですか?」と問いかけることです。実はこれ、アメリカでは大変失礼な問いかけと捉えられるのです。

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