星野リゾートに興味を持ったきっかけ、と初めての滞在記録
前回、前々回に星のや京都のことを書いたので、今回は中村家が星野リゾートについて興味を持ったきっかけなど書いてみようと思います。(滞在の記録は以前のものなので、サービスやアクティビティが変わっているかもしれません)
初めての星野リゾート
もう5年前になりますが、初めての星野リゾート滞在は「星のや東京」です。
私は2015年から観光地に勤めていたこともあり、顧客満足度の高い施設のサービスを体感してみたいと思っていました。
また、現在ライター業をしている夫、実は以前旅行業界にいました。
その頃に抱いた星のやブランドへの憧れもあり、一度は行ってみたいと思っていたそうです。
お互いに和の空間が好きなので、伝統的な和のデザインを取り入れながらもモダンな「星のや東京」に宿泊することに。
オフィス街に立つ温泉旅館なんて言葉だけではイメージが湧きませんが、部屋の窓から見えるビルもデザインの一部のようで不思議です。
お茶の間ラウンジ
各階には「お茶の間ラウンジ」というスペースがあり、お茶やお菓子が用意してあって宿泊者が自由に過ごせます。
日本酒と伝統芸能
夕食前にはアクティビティに参加。
日本酒を飲みながら江戸の伝統芸能を楽しみました。
お正月などにテレビで見たことがある傘まわし。
演者さんの演技を見た後に、参加者も舞台に上がって体験することができました。夫も挑戦しましたが、なかなかうまく回せていました。
歴史を感じるダイニング
そしてダイニングでの夕食。
ここで知ったのが、「星のや東京」は大名屋敷跡に建っているということ。
料理を出してくれたスタッフさんにお聞きしました。
どの大名の屋敷だったのか気になって調べてみたら、「庄内藩酒井家神田橋上屋敷跡」と出てくるではありませんか!
酒井家は、大河ドラマ「どうする家康」で大森南朋さんが演じた酒井忠次を初代とする徳川家ゆかりの大名家。庄内藩は、幕末の戊辰戦争で新政府軍に敗北後、薩摩とも深い関わりを持った藩なので、鹿児島生まれ鹿児島育ちの私は親近感を感じてしまいました。今更ですが・・・。
食事は完全個室で静かにゆったりと楽しむことができ、美味しい料理と贅沢な時間に大満足。
食事の後は温泉へ。
ここには意外にも地下から湧く天然温泉があり、最上階の露天風呂で空を見た記憶があります。東京のど真ん中で温泉に浸かりながら夜空を見上げるとは思ってもいませんでした。
あさめし前の剣術修行!?
翌朝は剣術を取り入れたアクティビティに参加。
ストレッチのような体操をしてから・・・まるでチャンバラごっこ(^^;
アクティビティの後は朝食前に付近を散策する予定だったので、おにぎりとお味噌汁の軽食をいただきました。
小腹を満たして江戸城跡や東京駅周辺の散策へ。
江戸城には初めて行きましたが、石垣の大きさに驚きました。ひとつひとつの石も大きい!さすが、将軍家の居城は規模が違いますね。
部屋での朝食
散策後は部屋で朝食。
和食か洋食か選べましたが、両方見てみたかったので両方頼んでみました。
かくして、初めての星野リゾート体験はとても満足したものでした。
私の印象に残ったのは、スタッフの皆さんが私たちと話す時の程よい距離感。おもてなしのプロ、というのでしょうか。手本にしたいと思った接客でした。
これからも楽しみます
星のや東京に行ったのは2018年春。
この年は大河ドラマ「西郷どん」が放映され、ロケ地になった私の勤務先も多くの観光客で賑わい、その勢いは翌年まで続き忙しい日々を過ごしました。どこかに旅行に行ったかしら・・・あまり覚えていません。
その後、2020年は観光地である勤務先も何度か休園する事態になり、県外への旅行なんて難しくなりました。
そして地元で観光する「マイクロツーリズム」が推奨されていた2021年春、その年の1月に開業した「界 霧島」に、2022年春には仕事で訪れた京都で「OMO5京都三条」、そして今年10月には「星のや京都」、11月に「OMO5熊本」。
「星のや京都」は書きましたが、それ以外の滞在記録は機会があればいつかまた。
トップの写真は、星野リゾートの施設でお部屋に置いてある「施設のご案内」です。初めて手にしたもの(103年)と最新のもの(109年)。
最新のものには付箋を貼っています。黄色は宿泊したことのある施設、緑・青・ピンクはそれぞれ気になっている星のや・界・OMO。
少しずつ黄色い付箋を増やしていこうと思います。
今後の滞在記にお付き合いくださる方も少しずつ増えますように。
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