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「界」をより楽しめる本が出版されました
5月2日は『手わざの日本旅』の発売日でした!
旅ジャーナリストの「のかたあきこ」さんが、温泉旅館「界」で楽しめる伝統工芸やその道のプロフェッショナルな方々、ご当地部屋やご当地楽ほか「界」の魅力をたっぷりと紹介された本です。
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きれいな風景だけでなく体験の様子などの写真もあり、ページをめくる度に旅をしているような、すぐにでも旅に出たくなるような、ワクワクした気持ちになりました。写真を眺めるだけでも楽しい本。
もちろん、読むとさらに「界」への興味が増します!
コラムには、気になっていた”制服”のことも書かれていました。
先月の星野旅は「界 別府」と「界 雲仙」との連泊だったので、制服のデザインが少し違っていることに気づいたのですが、気になりながらもスタッフさんに聞かずじまい…。
でも、この本のおかげで解決しました!
「界」の制服の胸元や袖口にあしらわれているデザインは、ご当地独自のモチーフなのだそうです(写真は撮っていません)。
「界 霧島」は、”薩摩切子”と”天孫降臨の山々と太陽”。
自称「薩摩切子を愛するガイド」としては、制服を撮らせてもらわなかったのが悔やまれます(^^;
「界 別府」は、”別府石”と”柿渋色”。
柿渋色は別府温泉の血の池地獄から着想を得た色で、ご当地部屋の壁にも使われています。
「界 雲仙」は、”カラフルなステンドグラス”。
ご当地部屋のパーテーションやルームキーホルダーもステンドグラスでした。
さらに、それぞれの「界」で異なるアメニティーの風呂敷。
色違いの同じデザインですが、それぞれモチーフが違うようです。
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ちなみに、玉が連なるデザインには「お客様と界とのご縁がつながりますように」との思いが込められているそうです。
旅行かばんの中身を整理するのにも、お宿でちょっとした小物を持ち運ぶのにも便利なので、旅のお供に”「界」の風呂敷”。これからも増える予定です。
次は、この夏に行く「界 長門」。この本も一緒に。