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ラウシェンバーグと

若い時は圧倒的にジャスパー・ジョーンズが好きだった。60才を過ぎて自分の作品を見てみると、ラウシェンバーグのに似てきていることに気付いた。自分はインスタレーションの形式で作品を作っているつもりだった。後期のステラ、レリーフになってから興味がなくなったのに、後期のステラにも似ている。どうせなら、好きな作家のを真似すればいいのに、無意識のうちに、あまり好きでもない作家のとスタイルが似ていることに気付いた。この事実に私の作品制作に対する「自然さ」を改めて感じ、作品は信用して良いものだとは思う。ラウシェンバーグも後期ステラも、作品のコンセプトは美術の領域の絵画=平面,彫刻=立体の区別を無効にするということかなと

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