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キスリング展 東京都庭園美術館 4/20〜7/7終了
庭園美術館で絵画展ってあまり馴染みがなかったし、自転車で散歩したかったので行ってみました、キスリング展。
キスリングはピカソらと同じ時代を生きた画家だけあって、どこかキュビズム的な雰囲気が感じられます。
彼のどの時代の作品群かはわからなかったですが、全体に急激な作風の変化はない気がしました。珍しいですね。
原色が多いんですが、そんなにくどさがないのは不思議です。
特に気になったのは「花」「裸婦」「風景」の3つ。
題材によって描き方を変えているのがよくわかります。
花は花びら1枚1枚を油絵の具を盛って立体的に描いていて迫力があります。
裸婦の絵は背景は単純化されているのに体はきれいなグラデーションで描かれていてギャップがとてもいいです。
あと、女性の顔が全部似ているなと思いましたが、キスリング本人に似ている気も、、
新館にあった「マルセイユ」の風景画はキュビズム的な単純さと繊細な風景画がせめぎ合っていて引き込まれます。
アールデコ様式の建物とキスリングは相性よかったですね。
やっぱり同時代のもの同士は合うんでしょうか。
今まであまり気にしなかったですが、庭園美術館は庭でピクニックもできるみたいです。入場料200円也。穴場かも。