作品のない展示室 世田谷美術館 7/4〜8/27
「作品のない展示室」という通り、作品は何も展示されていない。
庭園美術館は別として、こんなに美術館内をマジマジと見たことはなかった。
高い天井、大きな窓。部屋が3つ。
何も置かれてないと、こんなにも簡素な造りだったのか。
僕は何度かこの美術館に来ている。
だからこそわかる。作品の記憶。ざわめきを感じる。
いつもは必ず立体作品が置かれている場所を歩いてみる。
作品はこんな景色をいつも見ていたんだな。
真っ白い絵を見た後のような気持ちになった。「何もない」ということはどういうことなのか。
何もない美術館を一生に一度は味わってみるのもいいと思う。
コレクション展はふつうにやっている。
企画展がなかった分いつもより、ちゃんと観た。
植松奎二
廣江友和
グッときた。
ぜひどうぞ。
コレクション展は撮影不可なので下記より引用
Nomart Store
http://nomartstore.shop-pro.jp/?pid=106084888
世田谷美術館
https://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/collection/detail.php?id=col00106