初めて半年でも金称号を取る方法〜俺と甜花と金称号〜
先日開催されたPカップ、自分は大崎甜花ちゃんで走りました。初のPカップながら目標は金称号!と思って走った結果、紆余曲折や数々の苦しみがありながらも無事に金称号を取ることができました。
で、今回走ってみて思ったのが、金称号を狙うぐらいならPカップもそんなに恐れるほどでもないな、ということです。
自分も以前はPカップに対して寝る間を惜しんで走り続ける地獄のようなイベントだというイメージを持っていましたが、実際走ってみてプラチナを狙うわけでも無ければ日中少し頑張るぐらいでも大丈夫で、正直思っていたほどでもありませんでした。
多分、プラチナを目指した人のブログとかをみて『Pカップってこんなにやばいんだ…』って思った人がその感想を広めたりして、結果『Pカップはやばい』というイメージが先行してしまったのではないかと思っています。
そこで、今回は実際に走ってみた感想を、つい最近シャニマスを初めた人やこれから始める人向けに、次回の3.5周年Pカップに金称号を取るための解説と交えてしようと思います。
この記事を読んでPカップは怖いものじゃないと思ってくれる人がいたら嬉しいです。
前提として、この解説は今回の自分と同じようにまだ初めて一年未満、かつ無課金か微課金の人を対象にしています。よって、過去の限定や凸数が多いssrは使いません。
準備
初心者がPカップで金称号を取るために必要なのは主に時間、PS、EXスキルの3つです。
まずは時間ですが、これはそれほど考慮する必要はありません。というのも、今回期間中に自分は約60時間ほどシャニマスをプレイしていましたが、これは逆に言えば一日に10時間未満のプレイでも大丈夫だということです。お休み時間の6時間を睡眠に当て、それと学校以外の全ての時間をシャニマスに当てれば中学、高校生でも十分に金称号を狙えると思います。
次にEXスキルですが、滞在率アップを狙いましょう。出来れば金、最低でも銀スキルを3つ集めれば、マスタリースキルが発動しやすいためS1、S2での育成がしやすくなります。これは、普段から歌姫周回をすることで集めましょう。PSも鍛えられて一石二鳥、選択肢もこの時に覚えて一石三鳥です。
PSは第二段階のパーフェクトを外さない程度があればまあ大丈夫です。出来れば線でも決められるのが望ましいですが、ミスってbadを出したらほぼ負け確なので自信がある人以外は狙わない方がいいです。
また、選択肢は全部覚えてください。ブラウザ版の人は283パス取るのもまあアリ。
営業でファンを集めるのも重要なので、当日までに担当のサポート3枚と差し入れを1500以上は用意しておきましょう。自分は1200ほど持っていましたが中盤に無くなりました。
Pカップの仕様を把握することも重要です。Pカップには一日6時間ファン数を稼げないリフレと呼ばれる時間があり、睡眠は主にそこに当てることになります。しかし、最終日はリフレが無いため翌日シャニマスが出来ない人はそこだけは徹夜しても良いかもしれません。
編成
自分はこの編成で走りました。
まず、歌姫の一位スピア夏葉が強すぎるため属性はダンスかビジュアルです。属性一致で3万出せるのならボーカルでも可。
Pアイドルはアイドルロードがおすすめ。強い金バフや3.5倍アピールがあるため他によっぽど強いものがなければこれが一番だと思います。
↑EXスキルはこんな感じです。メンタルはできれば30欲しかったですが、手に入らなかったため断念。朝コミュは一回思い出0でS3までいったことがあったので、それ防止のため。
バフはPでどうにかなるためサポートはマスタリー重視。歌姫ではメンタルが重要になるためラジオでビジュアルを上げられる【ハロー、私の「いつも通り」】三峰やメンタルがさらに上がる【UNTITLED】樋口、逆にビジュアルレッスンでメンタルを上げられる【SIDE:K】こがたんらはかなり強いので、どれか一つは入れておいた方がいいでしょう。
(【SIDE:K】こがたんはイベント限定のため持っていなければ【prince×princess】咲耶などで代用可能ですが、最近はイベント限定の復刻が来てるので、次のPカップの時にはプレセレチケの方にあるかもしれません)
また、オデではこがたんの3倍と2凸樋口の2.8倍が重要だったので、サポートの基礎ステやアピール倍率も考慮した方が良いです。
所持していない場合の代わりとしては【Cherry Jelly】甘奈や【ふれんど日和】凛世などが上げられます。
階段灯織はオーディションで一位を取ればSPが9増えるため必須。
EXスキルは三峰、樋口、灯織はラジオ滞在率アップ、まみみ、こがたんはビジュアルレッスン滞在率アップを付けました。
実戦
持ち込みアイテムはビジュアル応用知識本とタオルがおすすめ。タオルは樋口のエクセレントブーストを活かすためなので、樋口が無ければ付箋や雑誌でも良いかも。
ステータスはS1S2でのみ上げます。Sアイドルの配置が悪い場合は休ませたりオーディションに行かせたりするのが良いですが、甜花ちゃんの場合は約束でお休みが多いため、ギリギリまで仕事させましょう。体感30%までは通りますが、トラブルが2回かカタストロフが起きたらリセットで良いです。
約束はS1S2でのみ守りましょう。体感としては思い出1と2と3でだいぶ違うので、上げられるなら上げた方が良いです。好感度急上昇は期間中3回しか来なかったので期待しない方が良いです。
ステータスはS2終了時でビジュアル、メンタル共に最低でも300必要です。特にメンタルはこれ以降50ほどしか上がらないため、届かなかったらリセ。また、取材はここまでなら受けても良いです。
線でも決められるのならメンタルは少なくても大丈夫ですが、少なすぎると歌姫でメン死するので注意!
↑S2終了時のステータス SPはこの状態で0でも良いです。メンタルキュアを残したのは誤爆を防ぐため。
S3では4万人オデが一位ボーカルの場合ステータスによっては負けかねないので二位殴り。5万人オデは流行に関わらず一位殴りでS3終了時までに40万人に届かせます。一回でもミスって落ちたら30万人に切り替えましょう。
S4は基本ビジュアルを殴ります。ビジュアル3位の時は2位殴りですが、一位がボーカルの時はthe legend、ダンスの時は色彩に行くのがいいと思います。ボーカル一位の時に色彩に行くと樹里にTAを取られますが、基礎ステが高い場合は行っても良いかと思います。
プラチナならともかく金称号ぐらいなら準決負けしなくても大丈夫です。逆に優勝した方がEXスキルが良くなるのでそちらの方が良いまであります。
スキルはまず3.5倍アピールを取りにいき、その後金バフを取りに行ってから甜花の15%バフをとります。ただし、S3終了時にビジュアルが400を超えていた場合は上限を先に取った方が歌姫での火力負けが少なくなって良いです。余った場合は樋口のを取りましょう。
手札は基本的に甜花を優先して樋口→こがたんと切りましょう。
歌姫での立ち回り
ビジュアル一位の場合
ビジュアル殴りで夏葉に勝てば勝利。線以外は全てパーフェクトを出さないと負けます。思い出はLAを取るより夏葉に負けないための保険として打った方がいいです。
ビジュアル二位の場合
三位スピア真乃か凛世にLAを取られないように祈るゲーム。一位のLAは夏葉が取ってくれるので、二位か三位のどちらかを取らせなければOKです。
ビジュアル三位の場合
諦めて他のオデに行った方が良いです。思い出5の二位殴りでも普通に負けます。
↑最終ステ 流行の問題で2回色彩に行ったので210万
反省点 その1
ここまで長々と偉そうに語って来ましたが、これ実はPカップ中に思ったことなんですよね。走り始めた時は試走が少なかったため十分に編成や立ち回りが練られず、周回に手間取っていました。
↑前半の編成 樋口じゃなくて甘奈を使用
この前半の編成には三つ欠陥があります。
一つ目は、甘奈の火力不足です。【Cherry Jelly】甘奈は1凸で2.7倍アピールを打てるのですが、基礎ステが191と低く、これによって歌姫で火力負けすることが多くありました。
二つ目は甘奈の体力回復と甜花の約束が噛み合わない事です。甘奈とまみみが共にビジュアルレッスンにいれば体力を大きく回復することが出来るのですが、甜花の約束はお休みが多いため体力回復があまり必要じゃないんですよね。まみみだけで良いと思います。
三つ目は、甘奈のスキルです。
これを見れば分かる通り、【Cherry Jelly】甘奈は約束リカバーを持っています。このスキルは約束を破る機会が多い歌姫周回においては割と使えるスキルなので普通に使っても良いのですが、問題はこのスキルを持っているのが甘奈だということです。
Pカップ中はS3S4に来た約束は全て破らなければなりません。そこで約束リカバーが使えるのですが、甜花ちゃんで走っている時に甘奈にリカバーされると罪悪感で死にたくなってきます。特に甜花ちゃんがたまにやる気を出してレッスンをお願いする時にこれが起こると、まあ心が折れそうになります。
自分が甜花ちゃんに惹かれたのはgradが大きくて、出来ないなりに頑張ろうとする彼女の姿が眩しく見えたことがきっかけなのですが、その頑張ろうとするチャンスを自分が潰しているという事実に自己嫌悪が止まらなくなる上、そのフォローを甜花ちゃんのことが大好きな甘奈にさせていることの情けなさに吐きそうになってきます。
皆さんも担当で走る時は担当のユニットのメンバーを出来るだけ入れないようにしましょう。
反省点 その2
1番のネックは充電でした。自分はスマホのアプリ版でシャニマスを遊んでいるのですが、充電がものすごい勢いで減っていきます。リフレと合わせて一日に2回の充電は必要でしたので、食事や入浴に合わせるなどの調整をしたほかこまめな充電を心がけましたが、その時間は大きな時間ロスとなってしまっていました。
ペース的には基本的に一日6〜9時間程度で、230万は安定しませんでしたが、最終日前日には獲得ファン数が2億に届きランキングも50番代に着くことが出来ました。しかし、そこで油断して少しサボったので夜の間に抜かれ、起きた時には100位を下回っていました。翌朝慌てて取り返したのですが、結局100位の人とは400万人差しかなく1、2時間程度で抜かれる値だったので、そこが一番大きな反省点です。
走法
牛沢さんのゲーム実況を主に見ていました。他には時々音楽を聞いたりニコニコの音MADを見たりして気を紛らわせていましたが、笑うと目押しがずれるためそこは割と注意点です。
↑牛沢さんのYoutubeチャンネルです。Pカップ中は喧嘩番長とか侍道とか見てました。
後書き
今回Pカップで何よりのモチベになったのは、やはり担当である甜花ちゃんの存在です。最初はなんとなく金称号を担当で取りたいなーって思って走り出し、途中飽きが来て辛かった時も3周年衣装の可愛さに励まされ、最終的には強迫観念で走っていました。
Pカップって『プロデューサーズカップ』じゃないですか。だからこれはアイドルのためじゃなくて自分のために走るイベントで、どんなに走っても結局得られるのは自己満足です。
その自己満足のために甜花ちゃんの数々の約束を破り、まともにステをあげてたら勝てたはずのwingに負け、ひたすらにファン数を稼いだのだからもう金称号を得られなければその全てが無駄になるという強迫観念が最終的には自分を動かしていました。
それだけに、金称号を得たときはすごく嬉しくてすごく楽しかったし、終わった後は甜花ちゃんのことがいつもよりも可愛く見えました。
なんだか長い割にグダグダした記事になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
Pカップはシャニマスの魅力を再確認させてくれる、素晴らしいイベントだと思っています。皆さんも、次回はぜひ気軽に走ってみてはいかがでしょうか。