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【幕張前に自分用メモ】ボブ入り青鉄拳

初めまして、げすと申します。
特にどこかのショップバトルで優勝したとかそういう実績はありませんがユニオンアリーナを始めて半年ぐらいになりました。
カードゲームを本格的にやりこむのは初めての経験ですが思ったよりも良いもので、周囲の環境に恵まれていることもあり充実しています。
関東Bに出る前に思考の整理をするためにNoteを書いたほうが良い、と知人に勧められたのでボブ入りの青鉄拳についてNoteを書こうと思います。
自分なりに環境のデッキに立ち向かえるように工夫を重ねたものなので、誰かの目に留まって何かしらの役に立つことを願います。


デッキコンセプト

最強デッキを見据える

まず間違いなく、現環境のNo1強デッキは「青宿儺」です。
青宿儺と一言に言ってもいくつかの型がありますが、その強さを支えているカードはなんでしょうか?まず間違いなくこのカードですね。

間違いなく最強のカードの一枚

青宿儺のトリガーはスペシャル8枚、というのはよく言ったもので4000をトリガー効果でAPを消費せずに出しながら、相手のレイドしたカードをバウンスによって除去するムーブは強力です。
青宿儺のデッキは型の違いは大小あれど、このカードを利用して相手の盤面を除去しながらライフを奪っていくことを基軸としていると考えています。

青鉄拳はそれに比べてどうか?

実は青鉄拳のコンセプトは青宿儺と似通っているように考えています。
レイドキング、アーマーキングによるレスト効果、そして3エナで撃てるスペシャル。これらの効果は除去こそできませんが、相手の盤面をこじ開けてライフを奪う力はレイド虎杖を有する青宿儺を上回っていると考えています。
3APでスペシャル>アーマーキング>レイドキングのコンボによって唐突に3面をこじ開けてリーサルを獲る、といったプレイングを理想としていますが、除去ではない都合上早期にゲームを畳むことが出来なければそのまま負けてしまう潔さも兼ね備えた漢のデッキです。
そうした特性を理解していたからこそ、このデッキはアグロ気味に仕上げるのが最善だと『考えていました』。

アグロではない理由

結論から語ると、青宿儺の劣化になる可能性が高いと考えたからです。
盤面をこじ開ける力は間違いなく青鉄拳は優れている。しかし、そこに必ずしも防御力は備わらない。しかし、それが青宿儺には備わっている。

なんでフリーズにしたんだ

実質レイドキングみたいなカードがレイド虎杖と一緒にデッキに入っており、レイド元は共有。そしてアーマーキングよりも優秀なレスト機能と、当然ながら4000打点。同じムーブをしようとするとどうしてもパワーの差を感じてしまいます。
また、2エナ発生五条を有するアグロ宿儺も環境に存在しており、そちらも強力。同じ路線では張り合えないと考えました。

せっかくなのでアグロプランのデッキも供養。弱くはないと思うけども……。

より早く、より強く

これらの要素を加味した上で青宿儺に勝利するにはどうすれば良いか。
その案の一つとして「より多くの4000で殴る」という結論に至りました。
しかし、それではおそらくレイドトリガーが豊富でありかつ除去も兼ね備えている紫BLEACHを握ったほうが強いでしょう。紫アンティーカでもいいかもしれませんね。
これらのデッキと差別化するためにはさらに条件が加わります。つまるところ「相手よりもより早くより多くの」4000で殴ることが必要になります。しかもバウンスされてもなるべくテンポロスしない形で。4000で相手よりも多い回数を殴り、かつレスト等を利用することで相手に小物でのチャンプブロックを許さない。ライフを守るために同じく4000のカードを犠牲にすることを強いる。そんな立ち回りが出来れば理想です。しかしそんな都合の良いカードがあるわけが……。

なんだこのデブ!?

ありました。5エナを要求するわがままボディですが、盤面を減らさずにアクティブで出てくるのがこのデブボブです。
召喚条件として必要になるのも、前述のアグロプランで無理なく使用することのできるBP-1000なのもグッド。
レイド虎杖にバウンスされても、次のターンに素早く戻ってもう一点殴れる。
突き詰めていえば、このデッキはこいつを出すことで相手よりも多く早く有効打点を叩き出して、勝利する。実にシンプルな目標設定をしたデッキです。

デッキリスト

苦心した末の構築。本当に強いのかは誰も分からない。

採用カード

0エナ

4枚

レオのレイド元となるカード。当然ボブの召喚にはレイドレオを必要とするので4枚投入。

3枚

0エナのBP2000にして、アクティブトリガー持ちの便利カード。プロレス最強の名称条件をクリアする側面もあり、とても偉い。

3枚

ラースのレイド元。レイドラースについては後述するが、とにかく偉いカードである。紫アンティーカを見据えるともう少し安定してレイドするために数を増やしたいが、泣く泣く3枚採用。

1エナ


4枚

このデッキの仕掛人。キングのレイド元。単体では非力だが、登場時効果によってボブを召喚する。アクティブトリガーなのも実に偉い。

3枚

レオのレイド元にして、サーチカード。この一枚でレイドレオ、レイドキング、各種2エナ発生、ボブにアクセスすることが出来る。このカードで捲れた4枚から、以降の動きを組み立ててどう殴るかを決める。
本当は4枚採用したいが泣く泣く3枚。めくったカードが全部イベントでも泣いてはいけない。

2エナ

2枚

2エナの3000と実に優秀。山上を2枚見る効果も優秀で、これによって1エナレオではサーチすることが出来ないラースを調べてドローすることが出来る。基本的には使用後に前出しをして、アタッカーとして扱う。
枠が許せばもっと入れたいが、ぐっとこらえて2枚投入。

4枚

トップを当てるとフロントラインを1体レストにする。2エナ発生カードでありカラートリガーでもある。文句なしの4枚投入。

3エナ

4枚

ドロートリガーを持った2エナ発生。
起動メインの効果は終盤の詰め(または悪あがき)によく使う。
ポンポン使うと痛い目を見るが、打点を出しながらアーマーキングを使用したい場合に使おう。
安定して5エナを発生させたいため4枚投入。

2枚

2回ブロック3500でアクティブトリガーとめちゃくちゃ優秀なカード。
松下村塾を乗せた白夜叉相手には是が非でも出したいが、環境的にすごい多いわけではないと信じているので2枚。

4枚

ファイナルトリガー。レイドレオで引いたカードを消費するために当然必要なカード。初手で1枚はある状態で可能であればスタートしたい。
当然の4枚投入。

4枚

スペシャルトリガー。名称が違うカードが4枚あれば山上を2枚チェックすることが出来る。
相手のエナジーが埋まっているのであれば、相手のデッキの非レイド元カードを2000であってもバシバシ送って上を見てドローの質を良くしよう。
レイドキングと合わせて2枚同時に使えるのであればそれも是非とも狙いたい。

4エナ

4枚

このデッキの大黒柱。トップのカードのエナジーを言い当てることが出来れば2ドロー+山上固定ができる。効果によってカードを下に送ることはできないので要注意。
ハンドリソースを補うことのできる強力カードにして、ボブの召喚条件のBPマイナス効果を放つことが出来る。
マイナス効果はフロントラインにないとできないためこれも注意が必要。

4枚

対紫アンティーカ決戦兵器。レイド時はBPをマイナスする効果を受けないため、紫アンティーカ相手には是非ともレイドしたい。
素出しをしてもインパクト無効のついた4000と強力。複数枚手元にあるのなら、気軽に素出ししてよいと考えている。

5エナ

3枚

これがウチのレイド虎杖です。
登場時にプロレス最強とほぼ同じ効果を持つ。打点を出しながら盤面をこじ開ける優秀なカード。4エナ要求だったらもっと良かったが、高望みはするまい。全体的なバランスを鑑みて3枚投入。

2枚

このデッキの核。トリガーがゲットであればもう少し枚数を増やしたが、トリガー無しのため無念の2枚投入。
投入枚数を増やしても良いが、下手に増やすとハンドでダブつくワガママ爆弾。
3~4ターン目に出すことが出来れば最高。

おおよそのプレイ指針

1~2ターン

黙ってエナを貯めます。レイド元を準備しながら2エナ発生のカードを出し、レイドトリガーの受け体制ができると良い。
1エナのレオがハンドにあるのであればさっさと出して2エナ発生カードやレイドレオを探しに行く。

3ターン

4000を2枚以上並べることが最低条件。うち1打点は必ず通すことを目標としています。
ファイナルを絡めればレイドレオ+ボブの2打点で殴ることも可能ですが、エナを切らさないようにしながら後ろでレイド受け体制を整えることが前提。
レイドキングが出たときに乗れない体制はなるべくつくらないように構えます。

以降のターン

プロレス最強、アーマーキングを多用して面をこじ開けながら4000のカードを投下して可能な限り殴り続けます。リーサルが近ければ、レイドラースによるインパクトで詰めること。
4000で殴れるのであれば、たいていのカードはブロックされても破壊できるため、価値の低いカードをどかしていく。プロレス最強およびレスト対象の筆頭候補はこいつ。

許さんぞこの若造

チャンプブロックをすることで、場のほかのカードをBP+1000して5000でブロックすることが出来る最強の防御カード。
一枚で実質2点を防げるため、こいつのチャンプブロックだけは許してはいけない。

攻撃順について

対宿儺に勝手に限った話として、殴る際の優先順は以下の通りとしています。残りのカラートリガーの枚数やスペシャルの枚数と相談する必要はあるが、概ねこんな感じで。
レイドラース>レイドレオ>3000以下の攻撃が通るキャラ>レイドキング>ボブ
警戒しているのはレイド虎杖によるバウンス。
レイドラース、レイドレオは除去されるのかなりテンポロスなので、スペシャルもレイド虎杖も可能な限り食らいたくはありません。
しかし、レイドキングはバウンスを受けると登場時の優秀な除去効果を使いまわせる可能性があるため、優先順位はひとつ落ちます。
ボブに至っては、バウンスされても次のターンにアクティブで舞い戻ってくる可能性すらあるため、この中では被害が最小限と言えるでしょう。

対その他デッキ

紫BLEACH

当初のプラン通り、4000をなるべく出すのが大事。レイドラースはレイド一護で除去することはできませんが、月牙天衝で問題なく除去できるため、是が非でも優先してレイドはしなくても良い。
盤面を広く、4000を並べることを重視したい。

紫アンティーカ

是が非でもラースにレイドしたい。前に4000以下を出す場合は、せめて3000以上を出すようにすること。風間仁はアイドルに弱いので。
相手の山札はこまめにチェックしたい。
ドロー+エクストラドロー+1ディス1ドロー系のカード1枚+レイド摩美々によるアタックで20枚に到達することのできる、25枚が一つのボーダーラインではないかと考えています。

白夜叉

松下村塾を擁するアグロ型のデッキであれば、3500のラースの出番だがサーチできる手段は限られているため、祈禱力が試される。
2AP神威のいるデッキが最近のトレンドと一部では噂だが対戦経験がないため分からない。とりあえずプロレス技をかけて何とかしよう。

ゼロカレン

紅蓮に焼かれないように、3000のキングを出す際は覚悟したい。
このデッキも同様に3500のラースや、レイドラースを引けていると序盤のライフを守ることが出来る。
特にガウェインのBPマイナス効果をラースは受けないため、うまく利用してライフを守りたい。
継戦能力ではこちらに分があるので、惜しみなく序盤にプロレス最強を使ってライフを守りながら盤面を固めて殴りたい。

ランスロット

青鉄拳がただの有利マッチアップではなくド有利マッチアップと言われている。僕もそう思います。
8エナが必要なエアキャバルリィが着地しないように、グロースター等のカードをどしどしエナジーに送り付けて殴り倒そう。
このデッキに対しては時間をかければひっくり返される可能性があるので、迅速にライフを取るため小物の前出しは比較的多めに行う。

学園

4000以上にブロックされないインパクトは、ラースでは防げないので注意する。対戦経験があまりないため、4000以上にブロックされない奴っています?とことあるごとに相手に聞いている。聞くは一時の恥。

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございました。特にこのデッキで何か実績があるわけではないので、話半分程度に認識してください。
ただ、ボブを採用することで対宿儺に対して盤面で有利を取る機会が前よりも増えた気がします。それが気のせいかどうかを、関東Bで試してみたいと考えています。

ユニオンアリーナの記事を書くのはこれが初めてで、自分の思考を整理するために、確かに有意義な試みだったと思います。改めて考えるとこんな風に出力されるとは思っていなかった。
気が向けば、また何か使用人口が少なめだけど面白いデッキで、何か一筆取りたいものです。

それでは。

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