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新日本プロレス 1989/2/9

新春黄金シリーズ 札幌中島体育センター。
公式観客動員数 4130人。1989/2/18放送。
実況 藤井 暁。辻 義就。解説 山本 小鉄。

G・高野 & S・S・マシン vs リップ・モーガン & イタリアン・スタリオン
 TV未放送だが、NJPW WORLDで視聴可能。タッグ戦線に名乗りを上げた高野・マシン組が中堅外国人組と対戦。リップ・モーガンのパワーファイト、イタリアン・スタリオンのレスリングテクニックは見ごたえがある。高野のニールキックとマシンのラリアットのサンドイッチ攻撃から、マシンがスタリオンを首固めで丸めこんで勝利。なかなかの好試合。

IWGPタッグ選手権試合 長州 & マサ vs 藤原 & 木村
 維新師弟コンビの王者組にどう考えても相性の悪そうな藤原喜明と木村健悟のタッグが挑戦。木村健悟は白のタイツで登場。健悟の稲妻レッグラリアート、藤原は掟破りのサソリ固めなどを見せたが、王座を獲るチームとは思えず。最後は王者組のサンドイッチラリアットからマサ斎藤のバックドロップで健悟がフォール負け!週プロには藤原が全く精彩なしと酷評されてしまう。また当時流行のサンドイッチ攻撃だが、タイミングが合わずイマイチの印象だった。

ビッグバン・ベイダー vs 藤波 辰巳 (ノンタイトル戦)
 飛龍革命以来、打倒ベイダーをテーマにしていたIWGP王者藤波が「この一戦に負けたら王座返上」の覚悟でベイダーと対戦!フライング・ドラゴンエルボーやバックドロップなどを繰り出すもベイダーのパワーに圧倒され、最後はベイダーラリアットで撃沈。メインも猪木に奪われるなど、王者藤波の苦悩は続く・・・

アントニオ 猪木 vs クラッシャー・バンバン・ビガロ
 藤波・長州とベイダー・ビガロの抗争にシフトチェンジしたかに思えた新日本プロレスだが、シリーズ最終TV放送のメインは猪木が締める結果に。序盤から延髄斬りを繰り出すなどノリノリの猪木は腕攻めでビガロを圧倒。最後はアンドレを仕留めた腕固めでギブアップ勝ち!試合後には乱入してきたベイダーともども鉄拳制裁!!平成に入ってもまだまだ猪木健在をアピールするのであった。時期シリーズからは伝説のあの軍団が来襲する⁉


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