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最近の日記

会社のモニターの先には窓がある。
建物と建物の距離は近く、窓を開ければ身を乗り出さずとも隣の小学校に手が届く。これぞ東京都心。
仕事をしているとそんな窓の淵に一羽の雀がやってきた。首を素早く回し、餌なのか仲間なのか、次に飛んで行く場所なのかを探している。キョロキョロキョロキョロまるで俺みたいだなと思ったからここ最近のことを日記に書くことにした。

外に出れば35度がざらだった長い夏が終わった。特に夜が苦しかった。冷房をつけて寝る習慣がないから、不自然な風にずっと慣れないままだった。寝苦しすぎる。東京都民を5年ほどやっている幸坂も夏の夜はなれないらしい。そりゃそうかと安心した。

九月の上旬に帰省した。着いた翌日に北見に墓参りに行った。これと言って書くことはない。親父にあった。
親が死んだらどう子どもは動かなければいけないのだろう。社会人になってからなんとなく考えていた。身内への連絡、葬式の手配、兄弟との連携、休みの申請、お金のすべて。感情は今は考えない。話さなければいけなかった。いつ死んでもおかしくないから。
今回のメイン自分の中ではそれだった。詰めた話はしなかったしできなかったけど、現実味を帯びた話をしたと思う。

今月は椋が研修で東京・品川にいる。荻窪の二郎へ行き、帰りの車の中で今の俺にどうすれば彼女ができるかという話をした。
ここ3年ほどで大きめの惚れた腫れたがあった。それを反芻して、自分なりに収まるところに正しく収められた。冒頭の雀のいうところのキョロキョロしていた状態から目的地を定められた状態になった。あとは飛び立つだけなのだ。

この前の土日に田澤がライブで東京でやってきた。下北沢で結構お気に入りのチャイナシャツとキーンのスニーカーを手に入れた。
翌日、田澤、椋、成、幸坂でバスケやサッカーをした。中華にも行った。いつもは俺と成と幸坂だからずっと「人多いな」と思っていた。
帰りの田澤を車で成田空港へ送った。成田空港へ車で行くのは楽しいことだ。高速道路から見える都心にまだ興奮できた。

昨日、中学の友達田村くんを家に泊めた。田村くんは普通に目黒に彼女と住んでいて稼いでいる。理由は彼女の友達が家に来るから一時的に追い出されたらしい。
荻窪二郎のあとに美しの湯に行った。泊まり、朝、ミスドに行き渋谷で解散した。

そろそろちゃんとしなければいけないけど、少し時間が欲しい。もう少しのんびりさせてくれないか。


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