歌ってきた♬
今週初めに、久しぶりに小学校の読み聞かせに行ってきました
このご時世ですのでね、ずっとお休みしていて、春からいろいろと規制がありつつも、なんとか再開された…
と思いきや、ボランティアのお母さんたちがひととおり巡ったころで、世間の風が冷たく吹きまして・・・・また学校側から「様子見」と…
そんな中、学習室だけは先月から毎週決まった時間に「読み聞かせ」をと、依頼されておりまして、わたしの順番が巡ってきた…というわけなのです
学習室は学年が入り混じっておりますので、学年に関係なく皆それぞれに「好きな絵本」を持って読み聞かせに伺っておりますが、通常の朝読みとは違い時間制限がないので、皆さん短いお話を2~3冊持って行っているようです
実はわたしは、時間が許されるのなら、どうしても読み聞かせたい本がありまして…
それは上記で語っております『泣いた赤鬼』なのですがね…
実は、
わたしこれを持ってまして・・・・ ↓ ↓ ↓
浦沢直樹/画
どうしてもあきらめきれない『泣いた赤鬼』なんですが、学習室で読むにはちとお話が長いということで、もうひとつ…
なん年前のことだったか、NHKの『おはなしのくに』で、川平慈英さんの語りを観たときからこちらもいつかやりたかった一冊。学校の図書室にあるかどうかは賭けでしたが、入り口付近に、最近購入したらしい真新しい本が立て掛けてありまして、もうこれは「読め」と言われているようなもので…手に取って教室に向かったというわけです
絵本を開いた限りでは、そんな想像もつかないのですが、あの時TVで観た川平さんのように節をつけて、太鼓を叩いて目的地に向かう道中を「ランパンパーン」と歌うところがありまして、記憶の中にある限りのそれを披露してきました。思惑通り、生徒も途中から一緒に歌ってくれまして、当日は楽しい気分で帰ってきたのでした
思えば『おはなしのくに』は幼少の頃よりお世話になっており、初めて『あらしのよるに』を知ったのも、こちらの番組でした。それを観てわたしは、改めて「こんな読み聞かせがやりたい」と思ったものでした
一度、小さな図書館で語りのチャンスがあり『あらしのよるに』を披露するつもりで暗記して、その日を迎えるまでとなりましたが、怖気づいて結局やらず終いにしてしまったことがあります。当時はまだ20代で、度胸がなかった、苦い思い出です
歳を重ね、子どもが小学校高学年になった頃、縁あってまた「読み聞かせ」をやらせてもらえる機会をいただき今に至りますが、まだまだ度胸がついたとは言い切れません。精進、精進、につきますね