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夜更けのラブレター


夜更けに書いた手紙は
あまりに感情的過ぎて
翌日読み返してみると
破り捨てたくなるのは何故だろう

孤独だからだろうか
感傷的に陥りやすいのは
暗闇でひとり、悶々とするのは
なんだか悪いことをしているようで落ち着かない


夜更けにふと思いついて書き留める
その瞬間は、ものすごくいいことのように思える
あとあと、冷静になって読み返すと
なにが言いたかったのかまるで思い出せないのは何故だろう

書き留めるほどの思いは
いったい誰の為なのか・・・・
夢うつつの中、手探りするのは
もしかしたら遠い記憶のかけらなのかもしれない


夜更けに見る夢は現実に起こるという
だが、それをそうだと認識できるのは
偶然、またはこじつけか・・・・
いつまでも思い続けてしまうのは何故だろう

夢を夢と諦めきれない
そんな風に心を揺さぶられるのは
なにも若さばかりではない
かといって、奇跡もそうそうやってはこないのだ



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たゆ・たうひと
いつもお読みいただきありがとうございます とにかく今は、やり遂げることを目標にしています ご意見、ご感想などいただけましたら幸いです