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瞳を閉じて
先日なにかの番組で、美容院のシャンプーの際、目は「閉じてますか?」「開けてますか?」というような質問があったらしく、わたしも美容師さんに聞かれました
たゆさんは「閉じる派ですか」「開ける派ですか」・・・・と
わたしは、
開けてます👀
なんだったら、ガーゼの下で瞬きをしていたずらさえ試みています笑
そこでひとつ思い出したことがあるのですが、これって歯医者さんにも同じことが言えますよね?
わたしが歯医者さんに通うようになったのは成人してからですが、当時はなんの疑いもなく目をかっぴらいて施術を受けておりました。先生もなにも言いませんでしたし、みんなそうなんだろうな…と勝手に思っていたからなのですが、もっとず~っと大人になって久しぶりに歯医者さんに通うようになった際、当然のように目をかっぴらいておりましたら「目、閉じててくださいね」と言われたのです
え? なんで?
それまでそんなこと言われたことがなかったので、わたしは家族や友人に聞いてみました
「歯医者さんで治療を受けている時、目開けてる?」って
そう「閉じてる?」ではなく「目開けてる?」と聞きました。だってわたしはいつも開いていたから、当然のことのようにそう聞いたのでした
が、
たいていのひとが「閉じている」と答えたのです
「怖いから閉じている」という意見もあり、へぇ~みんな「閉じてる」のかぁ…「怖い? なるほど~」と、そこで気づいたのです
歯医者さんは目を閉じる
が、常識なんだと!
なんだったら、点滴を受けるときや、献血の際にも「目を閉じる」と言ったひともいました
「え? 注射も?」と思いましたが、そこまで突っ込んで聞くのはやめました
でも、歯医者さんは「目を閉じるのね」
いや、それが常識かどうかということは定かではないのですが、聞くひと聞くひとだいたいが「目を閉じる」と答えるので、そういうものなのかぁと納得したのです
まぁ確かに、がっつり顔を見られていたらやりづらいかもしれない。でもそんなこと考えたこともなかった。仮に自分が歯医者さんだったなら、やっぱりがっつり目をあけられていたら「いやだなぁ」と思う
そりゃそうだよね (。-`ω-)
話を戻します
美容室その他は、だいたいがあおむけでシャンプーをする。最近では座ったままでできるところもあるが、多分だいたいが上半身があおむけの状態で、ガーゼやタオルなんかで目を塞がれる。稀に塞ぐものがないこともあるが、経験上95%の割合でガーゼかタオルが目の上にのせられる。それは顔に水がはじいたりした時のためということが大前提なのだろうが、目だけを隠すところもあるにはある
ひとというのは、目を塞がれるとたいてい目を閉じる?
面白い
別に「見るな」と言われているわけでもないのに、塞がれていると「見てはいけない」と判断するか、もしくは自発的に「目を閉じる」行動に出る。実に不思議な現象だ
逆に、マッサージや整体などを受ける際は、目を塞がれるわけでもないのに自主的に目を閉じる。これもまた面白い傾向。まぁ「リラックス」とか「体を預ける」という意味で、動物特有の「わたしに敵意はありません」状態を本能的に表明しているのかもしれないが、この違いはなんだろう?
だれかに躰を預ける・・・・
髪を切ってもらう、マッサージをしてもらう、歯の治療をしてもらう…その他なにがあるか解らないが、無防備に他人に躰を預けるとき、ひとは目を閉じるものなのかもしれない
いや、今さらそんなことを論じたところでなんなんだ…となるかもしれないけれど、改めて考えるとひとの行動というのは面白いなぁと思いました
と、いうおはなし
さて皆さん、みなさんはそういう環境に自分の身を置いた時、目は閉じていますか? それとも「閉じる」「開ける」以外なにかあるのでしょうか
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